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小児ネフローゼ症候群って一体どんな病気?食事療法や看病するうえでの気をつけたい点とは?

   

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“小児ネフローゼ”小さな子供をお持ちのご両親であれば、耳にした事がある言葉かもしれません。2歳~6歳くらいの子供に見られる病気の一種です。

子供の3歳児検診などの尿検査等で引っかかり、小児ネフローゼと診断されることもしばしばあるようです。発症率でいえば10万人中5人程度といわれています。女の子よりも男の子に多い疾患と言われています。

多くはステロイドによる治療で寛解し予後は良好な病気であると言われています。

小児ネフローゼ症候群ってどんな病気なの?

小児ネフローゼとは、何らかの理由によって尿を作る腎臓に病変がおこり、尿中にタンパク質が大量に出てしまう病気です。

小児の場合血尿は無い、もしくはあっても少量なので、尿だけをみてもわかりにくいことが多いようです。なので、乳幼児定期検診の尿検査などで発見されることが多いようです。

尿中に血液中のタンパク質が出てしまうため、血液中のタンパク質が減り、低タンパク血症を招いてしまい、症状としてむくみや浮腫などが現れます

小児の場合治療によって症状は寛解(良くなる)し、予後は良好と言われていますが、約7割が寛解後に再発するという報告もあります

どんな子供が発症しやすいの?原因はなに?

小児ネフローゼの多くは3歳~6歳の子供に多く発症し、男女の割合でいうと男の子は女の子の約2倍、発症率が高いと言われています。

昔から『男の子は女の子より身体が弱い』と言われていますよね。ただの都市伝説じゃなく、医学的にも根拠があるそうです。女性は染色体レベルで強いことが科学的に証明されているそうですよ。

とはいえ、小児ネフローゼの発症原因ははっきりとは解明されていません。薬剤による変化、細菌感染、先天性の理由、様々な理由が考えられています。多くが突発性のもので、原因の診断は難しいと言われています。

小児の場合は免疫力が弱いというのも発症理由の一つであるようです。大人も発症する病気ですが、小児の場合『微小変化型ネフローゼ症候群』と呼ばれるようです。

血尿が少なく、大量のタンパク尿があり、予後が良好である点が、多くの小児ネフローゼにみられる微小変化型ネフローゼ症候群の特徴です。

どんな症状があらわれるの?

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小児ネフローゼの症状

  • タンパク尿
  • 血尿(多くは微量、もしくは現れないことが多い)
  • 低タンパク血症
  • むくみや浮腫(まぶたにみられることが多いが、ひどくなれば全身のむくみ)
  • 胸やおなかに水が溜まって呼吸困難や多呼吸など呼吸器系の症状が現れる
  • 下痢、食欲不振
  • 尿量が極端に減る
  • タンパク尿によって尿が濁る
  • 身体に水が溜まる事によって、短期間で急に体重が増加する
  • 朝おきた時など、起立した際低血圧による立ちくらみふらつき
  • 尿中に栄養素が出てしまうため、髪が抜けたり、爪がもろく白くなることもある

顕著な症状としてこのような症状がみられます。

他にも、体内の栄養素が減る事によって、免疫力がさがり、風邪を引きやすくなったり、日和見感染症(健康な人にとって平気な細菌によって引きおこされてしまう感染症)になったりといったこともしばしばおこりえます。

治療方法は?気をつけておきたい食事方法や看病の仕方は?

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初めて小児ネフローゼが発症した場合は基本的に入院治療になります。再発の場合は通院治療となることもあるようです。

治療の柱は、薬物療法と食事療法、そして安静が治療の要となります。薬物療法としてはステロイド薬による治療が基本的なようです。特に小児の場合ステロイドが効きやすいという特徴もあるようです。

しかし、ステロイドは効果が現れやすい一方で副作用や再発の心配もあります。また、ステロイドの影響で骨がもろくなってしまうこともあるので、骨折などに注意が必要です。

特に発症率が高いと言われる男の子の場合、2歳~6歳のやんちゃ盛りな子供にとっては、安静にしていることは辛いことかもしれませんね。

食事療法としては、基本的に水分、塩分、タンパクの制限が求められます。しかし、むくんでいる時期、ステロイド治療期間以外は水分や塩分の制限は必要ないといわれています。入院中は管理栄養士さんがついているので安心ですね。

自宅療養期間は腎臓に負担をかけないように、薄味のものを心がけてあげればいいでしょう。

こまめに子供の変化に気づいていきましょう

多くが突発的に発症する小児ネフローゼ。血尿もない、もしくは少量、ぽっちゃりなお子さんならむくみにも気づきにくいかもしれません。

でも毎日接する我が子のことです。いつもよりなんだかむくんで見える?とか、おむつ変えが少ない、トイレが少ない、など小さな変化を良くみてあげるように心がけてみてください。早期にみつければ予後も安心と言われている病気です

お子様とコミュニケーションをしっかりとって些細な変化に気を配ってあげることが大切ですね。

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