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悩んでいる人も多い愛着障害になる原因は?幼少期の接し方に注意

   

人間が抱える精神的なトラブルというのはいろいろあるのですが、その中の一つに「愛着障害」というものがあります。これは子どもの頃に親から十分な愛情がそそがれなかったために対人面で何らかの問題がおきてしまうものです。

人と接するのが苦手になったり、反対に誰に対しても馴れ馴れしく接するなどの特徴が見られます。

愛着障害に悩んでいる大人も多いのですが、ここでは4歳~6歳くらいの子どもにみられる愛着障害についてご紹介しましょう。

愛着障害とは?

愛着障害はアタッチメント障害とも呼ばれ、人に対して関わろうとしない、親に対しても甘えないなどの傾向が見られる「反応性愛着障害」と、知らない人に抱きつく、自分に目を向けて欲しいという理由から乱暴になるといった傾向が見られる「脱抑制型愛着障害」に分けられ、発症するのは5歳以前とされています。

小さな赤ちゃんでも生後3ヶ月頃過ぎると母親や父親を認識するようになりますよね。これは普段たくさん自分の世話をしてくれる存在であることを理解するからです。

そういった方に対し、愛着を感じるのは当然のことともいえるでしょう。しかし、小さい時期に親が子どもを虐待したり、世話をせずに放置すると愛着障害に繋がる可能性があります。

小学生くらいから愛着障害の兆候が見られるようになるのですが、大人になってもなかなか治らず、人に依存したり必要以上に他人に避けることがあるのです。

ただ、近年は共働きの夫婦も増えており、子どもと一緒に過ごしている時間よりも保育園に預けている時間の方が長いという方もいるのではないでしょうか。

そういった場合に「もしかしたらうちの子も愛着障害になってしまうのでは…」と不安を抱えている方もいます。

愛着障害になる原因とは

愛着障害というのは小さい頃に親からの愛情を受けられなかった場合に発生する障害だとご紹介しましたが、具体的には次のようなものがあげられます。

  • 小さい頃に親と死別した
  • 親が放任主義で全く構ってもらえなかった
  • 虐待された
  • 親が厳しく、何事も否定された
  • 他の兄弟を優先され、自分のことはすべて後回しにされた
  • 可愛がられなかった

などです。こういった原因の中には親が無意識に行っているものもあるので気をつけましょう。

例えば、2番目の子どもを可愛がりすぎたあまりに1番目の子どもが愛着障害に陥るようなケースもあります。

親からすれば「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから我慢してくれるはず」と思っていたとしても、それまで親の愛情を一身に受けていた1番目の子どもからすると大きな精神的なストレスに繋がる場合もあるのです。

愛着障害になってしまうのではと心配している方は子どもとどのように向き合っているのか考えてみましょう。

愛着障害を防ぐための接し方

とにかく長時間一緒にいれば良いというわけではありません。逆に言えば保育園に預けている時間が長く、一緒にいる時間が短いという方でも接し方に注意するだけで愛着障害を防ぐことは十分に可能なのです。

何よりも大切なのは一緒にいる時間に親子のスキンシップをしっかりとり、子どもから信頼される親になるということ。

特に子どもが不安に感じていたり悩みがあった時にしっかり支えられる環境を整えておきましょう。

子どもから見て「自分は愛されている、何かあった時に助けてもらえる」と認識されているのであれば愛着障害になる危険性はほとんどないといえます。

このようにご紹介すると物心がついてからの接し方に注意すれば良いのだと思うかもしれませんが、愛着障害を防ぐためには生後2年目までに十分な愛着関係を築き上げることが大切とされています。

赤ちゃんが小さいうちは大変なことも多いですが、愛情を持って優しく接しましょう。

愛着障害を疑ったら医師に相談を

もしかしたら愛着障害かもしれないと疑うような行動があるのならば一度小児科の医師に相談してみましょう。

カウンセリングを受ける中で愛着障害ではないと証明される場合もありますし、仮に愛着障害だったとしても具体的にどのように向き合っていけば良いのかアドバイスがもらえます。

特に子どもとの接し方がわからずに悩んでいるとどんどん精神的に追い込まれることもあるため、専門的な知識を持ってアドバイスしてくれる医師に相談してみてくださいね。

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