ハグー!

ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

それは本当に偏食?感覚過敏って言葉を知っていますか?

   

子育てをしていると「うちの子どうしてこんなことをするの?」と疑問に感じることがあるものです。ほとんどのこどもの言動は、個性であることに起因していますが、こどもの成長にともない解釈しようがない事も出てきます。

例えば、こどもの食育には個々の嗜好が顕著に現れてくるのですが、行き過ぎた好き嫌いや食べず嫌いの変色に頭を悩ませているママも多いのではないでしょうか。

偏食傾向があると思い込んでいると、実は疾患が隠れている場合もあります。とりこし苦労をしないように見識をつけておきましょう。

給食が食べられない…

子供が給食を食べてくれない事由はいろいろあるものです。入学直後のなれない環境ではその内に慣れていくだろうと考えられます。しかし、いつまでも理由の分からない偏食には以下のような様子がみうけらます。

  • お料理の材料に嫌いなものが入っていると、敏感に気がついて口から出している。
  • 食感のあるものや極度に柔らかい食感のものを嫌う。

一見して嫌いなものが多いのかな?という偏食に当てはめることも多いでしょう。しかしいつまでも克服できないのなら他の原因が考えられるかもしれません。ただの好き嫌いではなく、疾患であると気がついたときに子供に対する取るべき対応もみえてくるはずです。

感覚過敏って?

聞きなれない人も多いと思いますが、感覚過敏という症状は感覚統合障害のうちの一つを指します。症状は人の五感である聴覚、視覚、臭覚、味覚、触覚などの反応が過敏に見受けられるようなります。また、身体感覚である深部感覚の過敏などもあるようです。

以上の五感が敏感に反応することによって、物事に対するこだわりが強くなることや、周囲との行動に差が生まれてくることで日常生活が上手くいかないなどの支障がおこります。

これらの感覚過敏の症状は、アスペルガー症候群や自閉症の症状の一つとして認知されています。

体の各部位にある感覚神経から認知される脳に障がいがあることにより、各感覚に過敏症を生じるようになります。成長することで改善されることもあるといいますが、過敏症保持者は日常生活に支障をきたすことが大きい症状とされています。

どういう症状があるの?

感覚過敏には、個々の子供ごとに各器官に症状があるものと、ある程度、感覚過敏に共通した症状があります。各感覚器官にごとに、症状をまとめてみます。

視覚過敏

一般(定型)よりも日光が眩しく感じてしまい、眩しさの対策のために遮光した部屋で過ごすと安心できる。定型から見て、暗すぎると感じる部屋の照度でも、ちょうど良く感じる。

臭覚過敏

お料理の中で嫌いなものの臭いを瞬時に嗅ぎ分けたりすることがある。

聴覚神経

大きな音が苦手であったり、食器が重なる金属音が苦手であったりする。遠方の声も聞きとることができるが、周囲の喧騒が全て聞こえてくるので目の前の友人の話し声が聞こえないこともある。

触覚過敏

肌に身につけるものは心地よい素材が限られている。人に触れられることを苦手とし、抱っこされることに抵抗を示す。

このような症状にほかにも個々の子供によって様々なものが見受けられます。

治す方法はあるの?

社会生活に支障をきたすことが多いとされている感覚過敏ですが、治療方法は確率されていないとされています。

しかし成長とともに脳で情報の整理(感覚統合)が行われるようになると、自然に快方するとも言われています。また、幾つかの対応策はある事が知られていますね。ではどのようなものがあるのでしょうか。

視覚過敏に対する対応

日光過敏症のように眩しく感じる場合には、サングラスや遮光カーテン、部屋の移動などであらかじめ防衛対策をとっておきます。

臭覚過敏に対する対応

科学物質過敏症や公共施設にトイレが使用できないなどの支障もありますが、マスクの着用で乗りきることもできます。

聴覚過敏に対する対応

慣れる、理解する他、騒音を避ける、耳栓を用いるなどの対応ができます。

味覚過敏に対する対応

多くの味覚過敏に人は苦手な食材を避けていることで回避しています。

触覚過敏に対する対応

スキンシップが苦手な大人の場合には家族や恋人には理解を示してもらいます。

脳の機能が統合されるまで回避、防衛の方法はいくらかあるのもです。諦めずに社会生活を送る方法を考えることが大切です。

周囲の理解が必要

感覚過敏の症状は一見して個性とも見間違えられます。しかし、わがままでもなく、この病気は脳機能障害のうちの一つであることがわかっています。それゆえに当事者に理解を示してあげる事が大切なことですね。

発達障がいについての著書は多く、私達誰もが理解をする機会が与えられているのです。もしも、我が子に感覚過敏の症状が見受けられるなら、放置せずに一度医師に相談したうえで、ママもともに感覚過敏について学び、こどもの理解者になれるといいですね。

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