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愛着障害のまま大人になると危険?治療法や症状を知っておこう!

   

愛着障害という障害をご存知ですか?中にはテレビなどで耳にされた事がある人もいるかもしれません。

長期間に渡り、親が子供へ十分な愛情を与えないことでおこると言われる愛着障害

この障害を持ったまま大人になると、生活面で色々な困難にぶつかるともいわれています。

一体どのような症状があらわれるのでしょうか?治すことは可能なのでしょうか?ここでは、愛着障害について詳しく紹介していきたいと思います。

育児放棄や過保護が原因?愛着障害って何?

母親を始めとする養育者から与えられるべき愛情を与えられなかったことでおこる障害で、子どもの情緒対人関係に問題が生じてきます。

原因は、親の虐待ネグレクト、家庭の事情により親と一緒に暮らせない事や、離婚など理由は様々ですが、これらのようなはっきりした原因だけでなく、両親が揃っていて特に問題なく育てられたようにみえる場合でも、愛情を損なうことがあります。

例えば、再婚により親の愛情他の存在に奪われたり、忙しさのあまり親にかまってもらえなかったり、逆に親の期待都合ばかりを押し付けられたりする場合もその原因となってしまいます。

愛着障害の愛着というのは、主に乳幼児期の子ども母親養育者との間に築かれる心理的な結びつきアタッチメントともいいます。

母親や養育者と子どもが愛着を築き、子どもが母親やその養育者と関わっていく中で、人への信頼感が芽生えたり自己表現コミュニケーション能力を高めたりします。

また、子供は愛着を築いた母親や養育者を安全基地と見なし、不安や危機を感じたときに、それらの人の側へ戻ったり存在を目で確認するなどして、再び心の安心を取り戻したりします。

このように、築かれた愛着を土台にして子どもは成長していくため、子どもの発達おいて『愛着』は欠かせないものなのです。

愛着障害はどんな症状?2つのタイプに分類される?

子どもに愛着障害がある場合、症状として大きく分けて2つのパターンが見られます。

脱抑制型愛着障害

警戒することなく誰にでも親しみを示し、初対面の大人に対しても昔から知っている様に抱きついたり、慰めを求めたりと馴れ馴れしい態度を振る舞います。

また逆に自分に目を向けて欲しいがために、不注意や乱暴な行為に走ることもあります。

反応性愛着障害

誰にも愛情を示さず、猜疑的警戒心が強く相手が母親や養育者であっても極端に距離を取ろうとします

また、人を信じることが出来ないため、優しくされたときに怒ったり泣いたりすることがあります。また、不安があっても母親や養育者へ抱きついたり慰めを求めたりする事がなかったり、笑顔が見られず無表情だったりする事が多いです。

どちらにもみられる症状

上記の両方に見られる反応として、強情意地っ張りわがままといった態度があげられます。

母親や養育者との愛着がしっかり築かれず不安定であることによりおこるので、母親や養育者を頼ったり甘えたりすることが苦手です。

その為、意地っ張りになっったり極度にわがままになったりする事があります。

また、子どもが母親や養育者を安全な場所としてみなしていないため、抱っこされていても全然関係ない方向を見つめていたり、母親や養育者と別れたり再開したときに、その人達を見ずに近づいたりするため、子どもの視線や行動に違和感を感じることもあります。

愛着障害の治療法や予防法とは?

愛着障害は、後天的な環境などが原因となっているため、投薬などを利用した治療というものがありません。

では、愛着障害になった場合はどうすればよいのでしょうか?また、愛着障害にならないためには、何に気をつけると良いのでしょうか。

子どもが愛着障害だとわかった場合、まず行うことは、母親や養育者がその子にとって安心できる『安全基地』になることです。

愛着障害の子どもに必要なのは、何があってもありのままの自分を受け止めてくれる存在です。

子どもに安全基地と認めてもらえるように、その二人だけでなく周りの人々も支援していくことが必要です。そうした中で、安全基地の形成が足がかりとなり、人と関わりを持つことへの安心感や信頼感を生み他人との接し方や距離感も改善していきます。

他にも、大まかでいいのでスケジュールを作り規則正しい生活を送るように心がけましょう。

規則正しい生活は、安定感安心感につながります。

また、愛着障害の場合、自分がどのように感じ何を必要としているか、どんな風に助けを求めればいいのかわからない時があります。なので、自由に感情を表現させ、その喜びや怒り、悲しみなどの感情しっかり受け止めましょう

子どもが愛着障害にならないためには、愛着関係を築くことが重要不可欠です。

愛着関係を築くために、スキンシップを図ったり、目と目を合わせ声をかけたり、たっぷりの愛情をかけることが大切なのです。

愛着障害が治らないまま大人になると様々な問題が…

幼少期の愛着が築かれなかったことによりおこる愛着障害。

その障害を抱えたまま大人になった時、どのような症状が現れるのでしょうか。

愛着障害を抱えたまま大人になると、大人へと成長していく上での人格形成心の持ちよう等において大きく影響を与えることがあります。

愛情を感じない『回避型愛着障害』や誰にでも愛着を示す『不安型愛着障害』として現れます。

回避型愛着障害では、大人になってからの恋愛や結婚に大きな支障をきたすと言われていて、人と親しくしたいけど、実際に親しくなると煩わしく感じたり、相手に頼られると怒ったりします。そのため関係がだんだん悪化してしまい関係が続かないことが多いようです。

不安定型愛着障害では、誰にでも愛着を示し親しく振る舞うため、一見問題ないよに見えますが、だれにでも愛着を示すということは、特定の愛着が無いため、結局誰にも愛着していないということなのです。

また、このタイプの人は他人に心を開けない自分に自信が持てない過度にマイナス思考になってしまうことが多いようです。

この他にも、どちらのタイプも見られるのが、相手との適度な距離感がわからず人間関係が長続きしない症状です。

また、愛着障害によってうつ病心身症不安障害等を発症する原因になってしまうこともあります。

ママがしっかりと子供に安心感を与えてあげよう

このように放って置くと、大人になってからでも生活する上で様々な困りごとがおこるだけでなく、人間関係を築く上で壁として立ちはだかったり、二次的に他の疾患を引きおこすこともある愛着障害。

子どもや自分に愛着障害があると知ったら、どうしていいのかと心配になってしまうかもしれません。しかし、愛着障害だと分かった後からでも時間はかかりますが安全基地として子どもに安心感や安定感を与えたり、心の傷を癒やす事で治すことが出来ます。

時には専門家に相談し、焦らずじっくり愛情をかけ、自分やお子さんにあった治療法を見つけてくださいね。

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