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不安障害で登校拒否…その症状と対処法とは?

   

生活する上で、誰でも一度は感じたことがある不安。人は不安を感じると、ドキドキしたり冷や汗をかいたりします。通常は、脅威やストレスに対する正常な反応である不安が、以上に高まってしまい生活に様々な支障をきたすようになる病気を【不安障害】といいます。

はっきりした理由のあるなしに関わらず、漠然とした不安を感じたり強い不安により発作などもおこすこともあるこの不安障害。一体どのような病気なのでしょうか。

今回は不安障害について説明していきます。(最近では『不安症』と呼ばれることが多いようですが、ここでは統一して不安障害と書いていきます)

心の病、「不安障害」って何?原因は?

不安障害とは、過剰な不安や恐怖によって、時には呼吸困難になったりめまいやイライラなどの不安発作(パニック発作)をおこすことがあります。そういった症状によって生活に支障が出てしまう疾患の総称を不安障害といいます。

本来、危険な状況を回避したり、困難に取り組む意欲が湧いたりするための大切な機能である不安。なぜ、過剰に不安を感じ不安障害を発症してしまうのでしょうか?原因は一つではなく、幾つもの要素が重なり発症すると考えられています。性格によって人より不安を感じやすかったり、事故や天災などにより与えられた脅威がその出来事の何ヶ月、何年後も不安を感じる原因になっていることもあります。また、結婚や引っ越し、転職や妊娠など人生の転機において、生活が大きく変化することが不安の原因になることもあるのです。

不安障害にも様々なパターンが!その種類別の症状とは

不安障害というのは大きな概念で、その中には幾つかの疾患が含まれています。代表的な疾患としては『パニック障害・社交不安障害・強迫性障害・全般性不安障害・心的外傷後ストレス障害』があります。

パニック障害
身体的には原因がないにも関わらず、突然、急激にめまいや呼吸苦、動悸、発汗、このまま死んでしまうのではないかという恐怖等といった自律神経症状が生じます。これをパニック発作と言います。「また発作がおきたらどうしよう」という恐怖から生活に必要な活動ができなくなったり、一切外出ができなくなってしまうこともあります。

社交不安障害
自分が注目されるかもしれない社会生活状況(人前での発表や会食等)で、恥をかいてしまうのではないかという恐怖感や緊張感を持ち動悸や赤面、手の震え、こわばりなどの症状が出ます。このような症状が強くなると、仕事などの社会活動に参加できなくなったり、人と会うことが怖くて外出できなくなってしまうこともあります。

強迫性障害
頭から離れない考え(強迫観念)と強迫観念を振り払うための脅迫行為が結びつき、特定のある行動を繰り返さないと物事を進められず、本人も不合理だと理解しているのに、不安や恐怖が強くなってしまうことにより、行き過ぎた行動を繰り返してしまうのが特徴です。

全般性不安障害
特別はっきりした原因がないのに、あらゆるものが漠然と不安に感じてしまいます。症状は慢性的に続き、数ヶ月以上持続します。単なる心配性とは異なり、それらの不安によって仕事ができなくなったり、不眠症になったりと、生活に様々な支障が出てきます。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)
交通事故や天災など命の危険を感じるような強い刺激を経験したり、強烈的な精神的ショックを経験することで、それがトラウマとなり時間が経ってからも、同じような恐怖を感じつつけ、心身に様々な症状を引きおこします。

不安障害になりやすい性格や時期ってあるの?

不安障害は、不安が過剰になってしまっていることが問題です。そのため、不安を大きく感じやすい傾向にある人は不安障害を発症しやすい印象にあります。具体的には人間関係に敏感で感受性が高い、自分に自信がなく劣等感を持ちやすい、真面目、完璧主義、こだわりが強いなどです。

これらの性格は決して悪いものではありませんが、上手くストレスを受け流すことが出来ず、真剣にそのストレスについて考えてしまいます。このような傾向にある人は、一般的にさほど不安に感じないことでも、深刻な不安として捉えてしまいがちです。また、発症にはストレスも影響しているため、大きなストレスを受けたり、慢性的にストレスを受け続けてしまうと、些細な事でも感情的になってしまったり、不安を感じやすくなったりします。

不安障害が発症しやすいと言われている時期として全体的にには、小児期から思春期にかけての若い年代が多く見られるそうです。これは、若い年代の人々の感覚が敏感であることが影響していると思われます。

不安障害の子供に取るべき正しい対応は?

小児期から思春期の多感な時期に発症しやすい不安症。子どもが不安性を発症した場合、大事なのは『共感し認め甘えさせる』という事です。不安性を抱えた子どもは、初期段階では笑顔が見られなくなったり過剰に甘えてきたりします。

そのうち頭痛や腹痛、不登校になったりもします。そんな時、「どうしてそういうこと言うの?」「なんで学校に行かないの?」と言葉で責めたり否定したりすると余計に不安を煽り自信喪失にも繋がります。まずは、不安でつらい気持ちを知り共感し、子どもにかける眼差しや言葉を優しく、ゆっくり話を聞く態勢を作りましょう。そうすることで、子どもが安心できる場所を認識することが出来ます。子どもの辛い思いを親が聞き、肯定するだけでも子どもの心を救うことが出来ます。

ですが、もしも症状がひどかったり、子どもの不安障害により親自身が不安定になったりするようなら、家族だけで解決しようとせず、心療内科や精神科、神経科を受診するようにしましょう。

子供の不安な気持ちと向き合って!

いかがだったでしょうか?様々な症状により、多くの場合生活に支障をきたしてしまう不安症。一見ごく一部の人だけがなる病気に思いますが、日々様々なストレスを受け続けている私たちは、誰もが不安症になる可能性を秘めてます。

そしてそれは、大人だけでなく子ども達にも発症することがあるのです。なるべくストレスや不安をを溜め込まない様に気をつけたいですが、それを避けようと意識しすぎるとかえって不安に対し敏感になってしまうようです。現在は、医療技術や実績も高まり、細かな診察で対応してくれるようです。もし気になる症状がある人は、一人で背負い込まず、病院で診察を受け家族全員で対処する方法を考えていきましょう。

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