ハグー!

ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

子どもの不登校が解消した例もある!全国に広がる子ども食堂のこと

   

近頃、子どもの貧困について話題にのぼることが多いですが、みなさんはそれを身近な問題として受け止めていますか?いまや日本の子どもの貧困率は15.7%にのぼり、約6人に1人が貧困といわれています。

日本における貧困は「相対的貧困率」で、その地域や社会で普通とされる生活が享受できない状態を指します。

お腹いっぱい食べることも、塾や習い事には通えない、高校や大学への進学ができない子どもがたくさんいて、それが不登校につながるケースもあります。

そこで今回は、そうした子どもたちのセーフティネットとして活動を続けている、「子ども食堂」について、お話しします。

子ども食堂って何?どんな活動をしているの?

「子ども食堂」とは、家庭で十分に食事ができない地域の子ども立ちを対象に、無料あるいは安価で食事を提供する場所のことをいいます。

運営するのはNPO法人や民間団体、地域住民の有志、個人などさまざまですが、全国で300以上の子ども食堂が設置されています。

子ども食堂の開催頻度は運営団体によって異なりますが、月2~3回のところから週5日以上のところまで、平日の夜に食事を提供することが多いようです。

料金は、お手伝いをすることを条件に無料にしているところもあれば、50~500円の範囲で有料としているところもあります。場所によっては、子どもより高額の料金を払って、大人も利用することができます。

これは、貧困家庭や孤食の子どもたちに食事を提供する場所として始まりましたが、現在では自宅以外で過ごす場所として利用する子どもたちが増えているようです。また、子ども食堂の取り組みにより、不登校が改善されるケースも報告されています。

子どもが不登校になる原因とは?

現在、日本の不登校は小学校から大学まで、増加傾向にあります。そして、不登校になるきっかけは、ひとによって異なります。

不登校のきっかけで最も多いのが、学校生活でのトラブルです。いじめにあう、集団生活になじめない、教師と合わないなどがきっかけで、学校に行かなくなってしまうのです。

次に、無気力です。受験勉強をがんばりすぎた結果、燃え尽きてしまったり、始まった学校生活が自分の理想と違う、親の期待に応えようとがんばりすぎた結果、疲れてしまうことなどが理由です。

そして、非行や遊びです。家庭内に問題があり、居場所がなくなった結果、悪い友人とつきあうようになる、親の干渉が厳しすぎた反動、親の自分に対する無関心を察し意識を向けさせるためなど、非行に走る理由はさまざまです。

学業不振も、不登校のきっかけになります。塾に通えない貧困家庭の子どもは、勉強しても思うように成績が伸びなかったり、授業が難しくてついていけないことが原因で、学校から足が遠のくことがあります。

このように、子どもたちが不登校になるきっかけは、日常生活のいたるところにあるのです。

子ども食堂が不登校解消に役立った理由は?

では、なぜ子ども食堂が不登校の解消に役立つケースが報告されるようになったのでしょうか。そこには、子ども食堂で新たな取り組みが行われたことによります。

例えば、子ども食堂で「宿題をしよう会」を始めたケースがあります。かつて塾講師として勤めていたひとや大学生が、ボランティアで小学生から高校生までの勉強を指導するという取り組みです。

貧困家庭の子どもは、塾に通える余裕がなく、勉強につまずいている子も少なくありません

きちんと指導を受けることで学業成績が上がれば、学校の授業も前向きに取り組めるようになります。これは、子どもたちに「自分もできる」という自信を持たせる意味でも、意義のある取り組みといえるでしょう。

子どもたちの居場所をつくってあげよう!

子ども食堂は現在、食べることに困っている子どもたちのセーフティネットとしてだけでなく、そこに通い、自分の居場所を見つけること、自分を認めてくれる大人と出会うことで安心感を得ることができる場所としても機能しています。

そこで勉強の遅れを取り戻したり、好きなことに出会えれば、自分に自信をもてるようになります。そして、子ども食堂が学校と連携することで、不登校解消にもつながるのです。

こうした取り組みを行う子ども食堂が増えることで、孤独な子どもたちの居場所ができるのは、とてもよいことだと思います。

  関連記事

子どもの交通事故は7歳男児が多い!その理由と未然に防ぐ方法は?

子どもが小学校に入学すると、乳幼児の時期とは違って、それなりに分別もついていると …

処分してしまうはもったいない!用途を終えたランドセルはリメイクできる?その他の活用法とは?

子どもが小学校に入学する際のマストアイテムとして、ランドセルがあります。でもラン …

果物アレルギーと花粉症の関係とは?発症食べ物って?

果物を食べて、口の中がピリピリするなどの違和感がある場合は、果物によるアレルギー …

思春期の子どもとの向き合い方とは?親子喧嘩したときの対処法とは?

思春期とは、第二次性徴があらわれる11~18歳くらいまでの時期を指します。身体が …

勉強嫌いな子供…将来に影響はあるの?勉強が好きになる親の対応とは

勉強が嫌いという子供、勉強に取り組まない子供…親としては何とかして勉強をしてほし …

新小学1年生!はじめて子供だけで過ごす放課後は何してる?友達付き合いの事情とは?

春の暖かい季節を感じる頃になると意識するのが、入学式です。新しく小学校へ入学する …

ほんとうに必要?子どもへのお小遣いについて

お小遣いは子どもに正しいお金の使い方を学ばせる絶好のチャンスです。子供にお小遣い …

新たな団らんの場、子ども食堂ってどんなところ?

私が「子ども食堂」という言葉を聞いたのは、夕方のテレビのニュースでした。家事をし …

何歳まで一緒に入る?パパと入る娘のお風呂タイム

子育てに協力的なイクメンのパパが増えていますし、お風呂はパパがいる日はお願いする …

小学生におこる中間反抗期とは?その対処法は?

子どもの成長の過程には、必ず反抗期がおこります。第一次反抗期といえば、魔のイヤイ …