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妊娠高血圧症候群の症状や原因は?予防や対策を知ってならないように気をつけよう

   

妊娠高血圧症候群と妊娠中毒症の違いや、なりやすいタイプなどを理解しよう

“妊娠中毒症”が、時代の変化と共に“妊娠高血圧症候群”と呼ばれる様になった…。という程度の知識であれば、おそらく多くのプレママが持っているはず。

しかし、「じゃあ、何が変わったの?」というポイントまでをご存知の方は少ないかもしれません。

妊娠高血圧症候群ってどんな病気?妊娠中毒症との違いは?

そもそも妊娠中毒症とは、妊娠中期以降におこる以下の様な症状をさしていました。

  • 高血圧
  • 蛋白尿
  • むくみ、一週間に500gを超える体重増加

これらの症状は昔からママや赤ちゃんに様々な障害を引きおこす原因で、妊娠中はとくに注意するべき異常であると考えられていたのです。

妊娠中毒が“妊娠高血圧症候群”と呼ばれる様になったのは、ママや赤ちゃんに異常をきたす原因がこの症状のうち「高血圧」であることが判明したため。たとえ蛋白尿やむくみがおこっていたとしても、それが健康を脅かす原因であるとは限らないということが認められたのです。

現在、妊娠高血圧症候群の症状は以下のように考えられています。

症状 高血圧、または高血圧を伴う蛋白尿、頭痛、めまい、倦怠感、むくみ など
時期 妊娠20週から分娩後12週
ママへの影響 子癇、高血圧脳症
赤ちゃんへの影響 低出生体重児、常位胎盤早期剥離、死産

なりやすいタイプがある!?妊娠高血圧症候群の原因は…

妊娠高血圧症候群は、時にママや赤ちゃんの命まで脅かすとても恐ろしい病気。加えて発症例も20分の1と高く、お腹の中で新しい命を育むママにとっては最も予防するべき症状であるといっても過言ではありません。ところが、残念なことに未だ原因が判明していないのです。

妊娠高血圧症候群になりやすいタイプ(傾向)があるので、ご自身の状態と照らし合わせ、当てはまる場合は注意深く健康状態を観察しましょう。また、努力や工夫で避けられる傾向は避け、健やかな生活を心がけてください。

妊娠高血圧症候群になりやすいタイプ

  • 太り過ぎ
  • 初産
  • 高齢出産
  • これまでの妊娠で妊娠高血圧症候群を経験した
  • もともとの血圧が高い
  • 多胎妊娠
  • ストレスを抱え込むタイプ

妊娠高血圧症候群の予防法・治療法について

原因が定かではないため、防ぐ方法もはっきりしない妊娠高血圧症候群。プレママができる予防策には以下の様なものがあります。

妊娠高血圧症候群の予防策

  • 塩分の取りすぎに気をつける
  • 程よい運動習慣を身につける
  • 規則的で十分な睡眠時間を確保する
  • ストレスを溜め込まない生活を心がける

上記で紹介した“なりやすいタイプ”の中には、自分では改善しようのないものも見られます。体重管理やストレス発散などは本人の工夫次第で改善されますが、初産や多胎妊娠、高齢出産を改善することは不可能です。いくら健康管理に気をつけていても、発症してしまうケースは十分に考えられるのです。

妊娠高血圧症候群が発症してしまった場合、治療方法は基本的に食事療法。高血圧を招く塩分を制限したり、カロリーを制限することで行う体重のコントロールです。

もしもママが妊娠高血圧症候群の可能性があると言われたり、妊娠高血圧症候群だと診断されてしまったら、ママだけでなくパパも一緒に食生活や日常生活を見直しましょう。パパも一緒に行い励ましてあげることによりママの不安な気持ちも和らぐはずです。

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それでも改善が見られなければ薬物療法が行われますが、最終的に最も効果がある治療法は妊娠の中止だと言われています。症状が重ければ重いほど、治療に伴う赤ちゃんへの負担は大きくなるのです。

妊娠高血圧症候群の原因が定かでない以上、発症のリスクはどなたでも考えられます。予防するために生活習慣を正すことはもちろん、それでも食い止められなかった時には早期発見がとても重要。そのためには定期検診を必ず受けて、体の些細な変化も見逃さない様に注意しましょう。

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