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前駆陣痛と本陣痛の違いは何?自分で分かるの?見極め方を知り焦らず対処

   

出産する時の痛みは、経験した人にしか分かりません。様々な表現があり、痛みに対して大きな不安を持ってしまう人も多くいます。出産時の痛みは一般的に陣痛と呼ばれるものですが、正式名称としては「分娩陣痛」と言います。

これに対して前駆陣痛と呼ばれるものがあり、双方の違いについて分からない人もいるようです。やはり経験が一番になりますが、こちらでは双方の違いを分かりやすくご説明します。

本陣痛(分娩陣痛)とは?

ものすごい痛みで骨盤が割れるこの世の痛みじゃないなど、さまざまな表現がされている分娩陣痛。本陣痛と言われる事もありますが、分娩陣痛は赤ちゃんが生まれて来るときに子宮が収縮をおこすため、現れる痛みです。

本陣痛の痛みは徐々に強くなり、痛みの波が来る感覚は短くなります。痛みの感覚としては一時間おきくらいの段階で気がつく人もいますが、その後30分おきになると、多くの人が陣痛だと自覚するようです。

出産までの間に20分おき、10分おき…と痛みが生じます。しかし、子宮口が全開になって赤ちゃんを押し出す力が最も強くなった時は、1分おきになり休む間もなく強い痛みがやってきます。

まだまだお産は始まったばかり!10分間隔の陣痛ってどんな痛み?

多くの病院で陣痛が10分おきになったら連絡をしてくださいと指導していますが、中には20分おきの時点で連絡をするように指導する病院もあるようです。

前駆陣痛とは?

それでは、冒頭でも取り上げた前駆陣痛についてご紹介していきましょう。

前駆陣痛は早い人で出産の1ヶ月前くらいから始まる事もあります。痛みの強さや感覚が不規則で、本陣痛のような規則性がありません。

ですので、前駆陣痛は臨月に入ってからお産の数時間前まで、いつでもおこり得ます。また、本陣痛と異なり次第に痛みが弱くなってしまうというのも特徴です。

そして、この前駆陣痛に関して痛みを感じなかったという人や、多少の痛みは感じたけど日常と変わらずに過ごしていたという人もいます。

痛みを感じて病院に行ったら前駆陣痛と言われて自宅に帰されたという人も少なくありません。このため、前駆陣痛は本陣痛とは全くの別物になります。

前駆陣痛の働きとして、本陣痛がおこる前に子宮や産道を柔らかくするため生じていると言われています。おこるタイミングも、本陣痛の1ヶ月前~直前と様々です。

何度も痛みや張りを感じる形でおきるケースや、本陣痛の数日前に一度だけ痛みが出るケースなど、個人差があります。そのため、前駆陣痛は急いで病院に行く必要は無く、痛みの感覚が規則的かどうかを見極めましょう。

もしも痛みの間隔が不規則なようであれば本陣痛ではありませんので、横になってリラックスしながら過ごす事で、痛みや張りが緩和されます。

前駆陣痛の段階で注意しておきたいこと

ただし前駆陣痛と思える場合でも、何日も継続してお腹が強く張っている時には病院に連絡してください。前置胎盤などによって張りや痛みがおきている可能性があるからです。

前置胎盤は帝王切開での分娩になってしまう!対処法はないの?

前駆陣痛と本陣痛を見分けるポイントは?

「もうこれは、本陣痛でしょ!」というほどの痛みを数日間経験する方もいれば、全く痛みを感じずにそのまま本陣痛に入ってしまう方も存在します。

ですが、痛みの大小に関わらず前駆陣痛であればお産に挑む事はできませんそのため、痛みが“前駆陣痛”なのか“本陣痛”なのかを見極める方法をきちんとおさえておきましょう。

陣痛は大きく分けて見ると、“前駆陣痛(偽陣痛)”と“本陣痛(有効陣痛)”の二つに分かれます。どちらも陣痛なのですが、前駆陣痛のうちに赤ちゃんが生まれてしまう事はありません。平たく言えば、本陣痛が始まる前におこる予行演習のようなものだと考えておきましょう。

そこで前駆陣痛と本陣痛を見極めるポイントとして重要なのは、規則性です。前駆陣痛は不規則に繰り返すという特徴を持っているので、まずは慌てずに陣痛の間隔を計ってみましょう

陣痛間隔の測り方のポイント!最近はアプリを使う人も多くなっている?

また、前駆陣痛は全くなかった人もいるので、必ずおきるわけではありません。仮に予定日が近くなって前駆陣痛としてお腹の痛みを感じなくても、心配することは無いので安心しましょう。

出産予定日が近づくとお腹が張りやすくなったり痛みを感じたり…というふうに、出産に直接結びつかない陣痛のような症状がおこるようになります。

ですので、しっかりと本陣痛なのか前駆陣痛なのか見極めておくことが大切でしょう。

前駆陣通から本陣痛が開始されるお産までの流れとは?

それでは、前駆陣通を終えて本陣痛がいよいよ始まるとき、分娩を行う際の流れを紹介していこうと思います。

この分娩においては、三段階に時期が分かれています。また、時期によっても痛みの度合いが異なりますので、時期別にどのようなことが行われるのか紹介していきましょう。

第一期(開口期)

分娩が始まり、子宮口が全開になるまでの期間を一期と呼びます。分娩一期の平均的な所要時間としては、初産で10時間~12時間、経産婦で4~6時間されています。また、第一期の状態が末期に達すると破水がおこると言われています。

第二期(娩出期)

第二期は子宮口が全開になり、胎児が産道を通るまでの段階を示します。分娩第二期の所要時間は初産で1~2時間、経産婦で30分~1時間とされています。

子宮が全開になり、赤ちゃんが生まれるまでを第二期、胎盤を排出させるための収縮が第三期となっています。この第二期は一番痛みが強くなる時期です。

第三期

赤ちゃんが生まれ、胎盤が出てくるまでの流れを第三期といいます。分娩の最終段階に入るので、出産を終えてへその緒を切るまでを示しています。

臨月の子宮口の開き具合を無事に出産するために知っておきたい!

上記でも説明した通り、一番辛いのは第二期となっていて、あまりの痛みで冷静さを欠いてしまうケースがあるので呼吸法などを意識して乗り越えましょう。

10分おきの頃であれば痛みも月経痛と変わらない程度なので、家事やシャワーなども行うことが可能です。

しかし、痛みの感覚が短くなるにつれて、身動きを取るのが難しくなります。5分おきから1分おき、出産にかけてからは非常に強い痛みとなるので、会話をする余裕も無くなってきます。

痛みに耐える際には、少しでも痛みを逃すために座ったり、横向きになるなど、一番楽な姿勢で乗り切りましょう

5分間隔の陣痛は結構痛いけど、できるだけリラックスして過ごそう!

本陣痛や前駆陣痛の規則性をしっかりと抑えておこう

上記でもご紹介した通り、本陣痛と前駆陣痛には痛みの規則性が異なります。ですので、しっかりと痛みの間隔を計ったうえで、陣痛の判断を行いましょう。

前駆陣痛が数日間続いてしまう時には、足元や腰を温めてみると緩和されることがあります。

また胎動によって前駆陣痛のような痛みを覚えることもあるので、赤ちゃんの動きを意識した上で前駆陣痛と胎動、そして規則性で本陣痛との違いを判断すると良いでしょう。

もしも臨月を迎える際に、お腹の痛みや張りが強くて前駆陣痛かな?と思っても、「何か異常があったのかもしれない」などの不安な気持ちがあればいつでも病院に確認しましょう。

前駆陣痛と本陣痛は明確に別物だと分かるので、本陣痛が来た時には落ち着いた行動を心がけて下さいね。

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