ハグー!

ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

リスクの高い低置胎盤になる原因は?なった場合の対処法は?

   

b24ad6f6e521b030d26cf6bc127c9096_s

晩婚化が進む日本では、初産が高齢出産になるママも増えています。帝王切開での出産も多く、そのうちの1%が低置胎盤と診断されているようです。

低置胎盤という言葉はよく見聞きすると思いますが、何が原因でおこり、どんなリスクがあるのか、理解しているママばかりではないようです。

そこで今回は、低置胎盤の原因と状態、対処法、診断が下りた場合のリスクについて、お話しします。自分もなる可能性があるのですから、きちんと知識を持っておきましょう。

低置胎盤とは何か。どういう状態なのか

通常、胎盤は子宮の天井部分にできるものです。ですが、その胎盤が子宮口に近い、低い部分にできてしまうことを、「低置胎盤」といいます。

妊娠初期や中期に胎盤が下の方にあることは、実はそれほど問題ではありません。というのも、赤ちゃんが大きくなるにしたがって、子宮の下の部分が伸びていくので、胎盤がついている場所が上部に離れていくものだからです。

ですが人によっては、その位置が低いままのことがあるのです。「前置胎盤」と間違われることが多いのですが、低置胎盤は前置胎盤と違い、癒着した部分は子宮口にはかかっていません。

低置胎盤と診断される基準は、子宮口から胎盤の端までの距離が2cm以内かどうかです。早ければ妊娠24週くらいで、お医者さまに低置胎盤と診断されますが、それが確定するのは妊娠31週以降です。

低置胎盤になる原因は?

3dbef69b14d7afb9624d27d7792c2c38_s

低置胎盤の原因は、現代の医学では解明されていません。現在、予想されている原因としては、ママの身体が冷えていることです。特に妊娠4ヵ月あたりのママの体温が低すぎると、低置胎盤になりやすいといわれています。

また、高齢出産や不妊治療による妊娠が増えたことが、低置胎盤の頻度が増えたことにつながっていると考える、研究者も多いようです。そして、子宮内膜症や子宮筋腫を患っているママは、低置胎盤が発症しやすいといわれています。

多胎妊娠も、狭い子宮に二つ以上の胎盤がつくられることから、片方が低置胎盤になりやすいとされています。最後は、ママに喫煙習慣があることです。喫煙は血流を阻害しますので、受精卵の正常な着床を妨げます。そのため、喫煙していないママの1.5倍の頻度で、低置胎盤が出現しています。

低置胎盤と診断された場合のリスクと対処法は?

では、ママが低置胎盤になることで、どんなリスクがあるのかを紹介しましょう。まず、自然分娩の際に赤ちゃんが出にくく、時間がかかることです。

次に、分娩時の出血量が多くなりがちだということです。子宮口と胎盤の端が近いので、通常の出産より1.5倍の出血量があるともいわれています。

そのため、低置胎盤だと診断されたママは、帝王切開を勧められることが多いです。自然分娩も可能ではありますが、母子の安全を考えると、帝王切開の方が対処しやすいことが理由です。

もし、低置胎盤と診断されたら、早産や出血を避ける意味でも、お腹が張らないように注意する必要があります。そのため、低置胎盤と診断された時点で、自宅安静することを勧められます。

妊娠後期には子宮収縮が増えますが、低置胎盤の場合は出血につながりやすいので、無理は禁物なのです。いざという時のために、入院の準備をしておくことをおすすめします。

低置胎盤と診断されたら、出産日まで無理せずに過ごそう

cd035621f33520eb5b1cad97efc7aefa_s

もし、低置胎盤のママが正産期前に出血してしまったら、量によっては緊急帝王切開手術が行われることがあります。そのため、自分の体力を過信せず、安静に過ごすことが大切なのです。

妊娠中期に低置胎盤と言われた場合は、妊娠週数が進むことで、後期には正常な位置になることもあります。とはいえ、治療方法が確立されているわけではないので、無事に出産の日を迎えられるよう、ママが万全を期すしかないのです。お腹の赤ちゃんを元気に出産するためにも、無理のない妊婦生活を心がけましょう。

  関連記事

もしかして育児ノイローゼ?自己診断チェックリスト

10ヵ月間お腹の中で一緒に過ごした赤ちゃんが生まれ、とても愛しくて可愛い反面育児 …

出産後は胃痛や関節痛になりやすい?授乳でも太田胃散など市販の薬を服用しても大丈夫なの?

産後に胃痛が多くおこる原因はまだはっきりとはしていません。しかし、そこには「出産 …

出産予定日とは?その導き出し方や逆算方法はある?

妊娠がわかったその日から、ママとパパは赤ちゃんの誕生を心待ちにしています。「いつ …

バースプランって何?バースプランの書き方や注意した方がいいこととは?

出産を控えているママは「バースプラン」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませ …

産後の体調不良は甲状腺異常が原因かも!その原因と治療方法は?

産後は、出産の疲れや女性ホルモンのバランスの変化により、体調不良がおこりやすいも …

妊婦健診で横位と言われた!逆子とは違うの?出産はどうなるの?

妊婦健診ではエコー検査が行われるのが一般的で、妊娠後期に入ると、赤ちゃんの向きも …

出産後の体重は元に戻るのか不安な方は読んでみて!自然に戻るケースがほとんどです

妊娠中は赤ちゃんの体重や羊水など様々な要素からママの体重は増えることが知られてい …

退院後の不安をなくそう!産後の家事はこんな工夫で乗り切れる

可愛い赤ちゃんが生まれ、後陣痛や傷の痛みに耐えながらもゆっくり過ごせた入院期間。 …

産後ガードルはいつからいつまで着けるべき?使用上の注意点は?

妊娠・出産によって、女性の骨盤は歪んでしまうものです。その骨盤の歪みを放置すると …

鉗子分娩にリスクはある!?判断の基準について詳しく教えて!

妊娠期間がどれだけ順調でも、確実に安産できる保証はありません。お産が順調に進まず …