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会陰切開のリスクを下げたいなら膣ピチュ!やり方や効果をチェック

   

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妊娠中に行う「膣ピチュ」というものをご存知でしょうか。これは、オイルをしみこませたコットンを膣内に入れることにより産道を柔らかくする目的で行われます。

妊娠をしたのは嬉しいけれど、会陰切開が怖くて仕方がないという方もいるはず。膣ピチュを行っておくことにより、会陰切開の予防にもつながります。

会陰切開を予防するために行う行為としては会陰マッサージが有名ではありますが、膣ピチュも行い、さらに会陰切開の予防率を高めましょう。

膣ピチュの効果

膣ピチュを行うことにより、膣内をやわらかくするだけでなく、会陰部が伸びやすい状態を作ることができます。

これは、オイルが皮膚に吸収された際に弾力を高める働きがあるためです。そのため、会陰裂傷や会陰切開の予防に繋がるわけですね。

膣ピチュをしたからといって必ずしも会陰裂傷や会陰切開を予防できるとは限らないのですが、仮に会陰切開をすることになったとしても会陰切開箇所が少しで済む可能性が高くなります。

一般的にあまり会陰部が伸びない方の場合、最低でも2cmは切開しなければ赤ちゃんが出てくることはできません。それに対し、膣ピチュを行って会陰部が伸びやすい状態を作っておけばほんの5mm程度の切開で済ませることも不可能ではないのです。

切開の範囲が狭くて済むということは、それだけ傷口が治るのも早いということ。出産を終えた後の体力の回復も早いのでしっかり膣ピチュを行っておきましょう。

膣ピチュのやり方

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やり方はとても簡単です。用意するのは100%純正の植物油とコットンのみ。会陰マッサージを行うためのオイルがあるということであれば、同じもので大丈夫です。

また、膣ピチュで使うコットンは直接膣内に入れるということもあり、気になる方は通常の化粧用のコットンではなくオーガニックコットンを選択しましょう。

まず、コットンをオイルに浸します。ここで使うコットンは大きいとなかなか膣に入らないので小さいものが理想的なのですが、大きいコットンをハサミでカットして使うと毛羽立ったコットンの一部が膣内に残る可能性があるため、切るのではなく、折りたたんで使うのがおすすめです。

大きいサイズのコットンを使うと折りたたんでもあまり小さくならないので、小さいものを選択しましょう。

コットンにオイルを染み込ませたらそれを膣内に入れます。このとき、それほど深く入れる必要はなく、2~3センチほどで十分です。あまり深く入れすぎると取り出せない状態になるリスクもあるので注意してくださいね。怖い場合にはもっと浅い位置でも問題ありません。

あとはこの状態で30分以上放置しましょう。その間にコットンからオイルがしたたり下着を汚してしまうので、おりもの用のナプキンを使ったり、大きめのサイズのコットンを当ててからショーツを履くのがおすすめです。

長時間放置したり、入れたままの状態にするのは衛生的にもよくありません。必ず取り除くようにしましょう。

膣ピチュはいつ行えば良い?

膣ピチュを行うべき時期は臨月からとなります。ただし、お腹が張っていたり、早産が疑われる場合には避けておいたほうが安全です。毎日行う必要はなく、週に2回~3回ほど行いましょう。

タイミングについてですが、これはお風呂に入る30分前に行うのがおすすめです。コットンを取り出してからお風呂に入って体を温めることによりさらに高い効果が得られます。

慣れるまではコットンを入れた後に違和感がひどかったり、痛みを感じることもありますが、継続していくうちに徐々にそういったものを感じなくなるので、根気強く続けましょう。

膣ピチュに使うマッサージオイルの使い方

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膣ピチュを行う目的は膣内をやわらかくしたり会陰部が伸びやすい状態を作ることにあるため、その効果が高いオイルを選択するのがおすすめです。中でも効果的なのは皮膚をやわらかくする効果を持ったビタミンEが豊富に含まれているセサミオイルとされています。

セサミオイルとは茶色ではなく少し黄色く透明感のあるごま油のことで、「太白ごま油」いう名前でたくさんの商品が販売されています。

このほかにも純正の植物油であれば問題ありません。代表的なものだとホホバオイル、スイートアーモンドオイル、ココナッツオイル、グレープシードオイルなどがあげられます。

注意しなければならないこととして、セサミオイルは値段が安くてたくさん使ってもコスパが良いということで人気は高いのですが、生搾りのセサミオイル(太白ごま油など)を使う場合、酸化を抑えるための加熱処理「キュアリング」というものを行わなければなりません。

キュアリングのやり方

鍋に太白ごま油を入れて火にかけたら弱火で温めます。続いて調理用温度計を使って100度になるまで温めるのですが、 90度を超えてから100度になるまではあっという間なので、温度が90℃を超えたのを確認したら火から降ろしたほうが失敗が少ないです。

火にかけてから1分ほどで90度になります。90度になったのを確認したら濡れふきんの上におきましょう。この間にも徐々に温度は上がり、100度になります。そのまま自然に冷まし、十分に冷めたことを確認したら煮沸消毒した瓶に入れて完了です。使う分は遮光瓶に入れて冷暗所で保存しておきましょう。

キュアリングをすることにより油独特のベタベタ感が少なくなり、使いやすくなるのも魅力です。

膣ピチュの注意点

自分に合うオイルを探すために必ずパッチテストを行いましょう。パッチテストのやり方はとても簡単で、二の腕の内側にオイルを塗ったらそのまま24時間から48時間ほど放置します。

この間に赤みや痒みが現れた場合には肌に合わないという証拠なので、すぐに流水と石鹸で洗い流しましょう。二の腕の内側の皮膚はとても敏感です。ここに塗って様子を見て問題がなければ他の部位に使っても大丈夫とされています。

膣ピチュに加えて会陰マッサージを行うことにより会陰裂傷や会陰切開の予防はさらに高まるので、ぜひどちらも実践してみてくださいね。

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