ハグー!

ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

おっぱいが出過ぎて止まらない!母乳過多症のこと

   

赤ちゃんが産まれると母乳育児する人も多いでしょう。母乳が出なくて悩んでいる人、逆に母乳が出過ぎて困っている人、ミルクと併用しようか迷っている人などいます。

母乳の出過ぎはママだけでなく、赤ちゃんにも負担がかかります。あまり母乳が出ない方からすれば、母乳がいっぱい出るなんて羨ましいと思われがちですが、ママも赤ちゃんも辛い症状なので、悩まず助産師さんなどに相談しましょう。

今回はおっぱいが出すぎて止まらなくなってしまう、そんな母乳過多症についてお話ししていきます。

母乳過多症って?

母乳過多症とは、赤ちゃんが飲む量よりもはるかに多い母乳が作られ、乳房に母乳が余っている状態の事を言います。

新生児の頃は赤ちゃんの飲む量も少なく、母乳が余りがちです。しかし、普通3ヶ月頃にもなると赤ちゃんも慣れてきて、上手に飲めるようになり飲む量と作られる量がちょうど良くなっていきます。

母乳過多症は、この頃になっても赤ちゃんの飲み残しがあります。

一つの目安として、母乳パットを1時間に1回変えなくてはいけない人は、母乳過多症と言えるでしょう

また、おっぱいに母乳が残っていると乳腺が詰まり、乳腺炎になる事があります。乳腺炎を繰り返す人も、母乳過多症になっている可能性があります

なぜ母乳が出過ぎるの?

母乳が出過ぎる原因はいくつかあります。

ママの乳腺が発達し過ぎている

母乳がよく出る人、ほとんど出ない人、その差はママの乳腺の発達具合によるものです。乳腺が発達しているとよく母乳が出ます。これはママの体質によるものなので仕方がないと言えるでしょう。

搾乳をし過ぎる

母乳が余っていると、つい搾乳をしてしまいたくなります。しかし母乳は出た分作られるようになっています。搾乳をし過ぎてしまうとその分また母乳が作られてしまい、悪循環になってしまいます。

オキシトシン反射が強い

赤ちゃんがおっぱいを吸うと、オキシトシンというホルモンが分泌され、母乳がたくさん出てきます。これを催乳反射とも呼びます。

この反射が強いと、赤ちゃんは急にいっぱい出てきた母乳に飲むのが追いつかず、むせてしまって飲むのをやめ、飲み残してしまいます。

プロクラチンの量が多い

子宮の収縮や母乳の分泌を促進させるホルモンがプロラクチンです。このプロラクチンの、血中濃度が高くなる事を高プロラクチンと言います。この症状には、脳の下垂体に腫瘍が出来ている事もあるので注意が必要です。

母乳が出過ぎるとどんなことがおきるの?

母乳が出過ぎるとママにも赤ちゃんにも負担がかかります。

ママが乳腺炎になりやすい

赤ちゃんの飲み残しなどで母乳がおっぱいに溜まっていると、乳腺が詰まりおっぱいが張り、痛くなります。発熱を伴う事があり、あまりに酷いと病院で切開しなければならなくなります。

少しでもおっぱいに違和感があれば助産師さんに相談してみてください

乳首に負担がかかる

たくさんの母乳が出てくると、その勢いで赤ちゃんが苦しくなり上手く乳首に吸付けなくなります。また深い位置からではなく、浅く吸いつきママの乳首に負担がかかり、傷が付いたり切れたりしてしまいます

赤ちゃんの体重が増えなくなる

母乳が出ているのに、赤ちゃんの体重が増えないなんてありえないと思われるかもしれませんが、母乳はミルクとは違い、成分が一定ではありません。母乳の出始めは水分が多く、終わりは脂肪分が多い母乳になります。

まだ胃の小さい赤ちゃんは母乳がいっぱい出てくると、最初の方ですぐにお腹いっぱいになってしまい、脂肪分の多い母乳を飲めなくなってしまいます。そうするとカロリーが十分に取れないので、赤ちゃんの体重が増えにくくなります。

赤ちゃんの乳糖過負荷

水分の多い低脂肪の母乳は、赤ちゃんの胃の中で滞在している時間が短くなります。そうすると小腸に多量の乳糖が流れ込み、乳糖を消化しきれなくなります。症状としては、緑がかった便や泡立った便、豪快なおならをしたりします。

母乳の分泌を抑える方法は?

母乳の分泌を抑えるには家で出来ることがたくさんありますので、ぜひ試してみてください。

授乳後は絞り過ぎない

授乳後、赤ちゃんが飲み残しをしていても、痛みが取れるくらいの絞り方をして、決して出し切らないようにしましょう。乳首を刺激しても母乳が作られる原因になるので、乳輪の縁を親指と人差し指で押さえて絞ると良いです。

授乳の間隔をあけない

たくさん寝てくれる赤ちゃんだと、授乳の間隔が開き過ぎることがあります。寝かせといてあげたいですが、母乳過多症の方は昼は4時間夜は5時間以上は開けないように気をつけましょう。

おっぱいを冷やす

おっぱいは温めると母乳がよく作られ、逆に冷やすと母乳の生産が抑制されます。しかし急激に冷やし過ぎると張り返しの症状が出る事もありますので、キャベツシップや保冷剤をタオルに包んで優しく冷やしてあげましょう。

ハーブティーを取り入れる

ハーブティーにはカモミールやペパーミントなど、母乳の出を抑える成分が入っているものがあります。飲み方としては温かいと体が温まり母乳が作られやすくなってしまうので、出来れば冷やして飲むのがオススメです。

決して贅沢な悩みではない

母乳が出る事は赤ちゃんにもママにも嬉しい事ですが、母乳過多症の場合はたくさんの母乳が出る事により様々な症状が出てきます。決して贅沢な悩みではありません。

もし母乳過多症だと思った時や母乳が出過ぎて辛い時は、助産師さんに相談しましょう。母乳の出が多いだけで病院なんて、と思わなくて大丈夫です。

ただでさえ大変な育児ですから、母乳育児がストレスにならないように、肩の力を抜いて育児を楽しみたいですね。赤ちゃんにはママの笑顔が1番です。

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