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双子は一人のときと産休&育休の制度が違うって本当!?覚えておくべき基本とは?

   

自然妊娠で双子を授かる確率は、0.3~1%といわれています。ですが近年は、不妊治療を行う夫婦も増えており、結果として双子を授かることも多くなっているようです。

働く女性が双子を妊娠することも珍しくなく、将来を考えて産休や育休をとって、職場復帰を目指すひとが増えています。とはいえ、通常の妊娠と双子の妊娠では、母体にかかる負担の大きさがまるで違います。

そのため、受けられる制度にも若干の違いがあるのです。そこで今回は、双子の産休&育休制度について、お話ししたいと思います。

双子妊娠の場合の産休について

日本では、産前産後休業が法律で認められています。通常の場合は、出産予定日から6週前からの産前休業と、出産日の翌日からの8週間の産後休業が取れることになっています。

産前休業は本人の申請が必要ですが、産後休業は本人の意思に関わらず、取得を義務付けられています。ただし、医師の許可がおりる場合に限り、産後6週から仕事に復帰することが可能です。

双子を妊娠した場合は、産前休業は出産予定日の14週前から取得することができます。これは、双子に限らず多胎妊娠の場合、早産の可能性が高まるため、管理入院するケースが多いことも配慮されてのことのようです。産後休業に関しては、1人の場合と同じ産後8週間となっています。

社会保険に加入しているママの場合、「出産手当金」が支給されます。産前は最大42日間、産後は最大で56日間、社会保険の標準報酬日額の2/3が支給されます。出産日が出産予定日より遅れた場合に限り、産前の子宮日数が加算されます。これは、社会保険に加入している、妊娠中のすべての女性に適用になります。

双子出産後の育休について

日本では、産後休業の翌日から、生まれた赤ちゃんが1歳になるまでの期間は、ママだけでなくパパも育児休業を取得できる制度があります。また、パパとママが同時に、あるいは交代で育休を取得する場合は、パパママ育休プラス制度が適用され、お子さんの年齢が1歳2カ月まで延長することができます。この育休は、育児休業が始まる1カ月前までに会社に請求しておく必要があります。

1年以上会社に雇用され、子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用される予定で、子どもの2歳の誕生日の2日前までに労働契約が満了になり契約更新なされないことが明らかな場合を除いて、パートや期間限定社員でも、育休を取ることができます。

さらに、1歳の誕生日の以前に認可保育所に入所できない場合は、子どもが1歳6か月になるまで、育児休業を取得することができます。育休の期間は、子どもが1人であっても、双子であっても変わりません。

また、育児休業給付金も子どもの人数によって変わることはなく、雇用保険から月収の50%を、1年間受け取れます。また、認可保育所に入所できずに育休が延長になった場合は、その期間も育児休業給付金が支給されます。

双子出産の制度に関するメリットとデメリットとは?

まず制度的には、双子出産のメリットとデメリットと言えるものはありませんが、双子妊娠の場合、安定期がないといわれるほど子宮が大きくなるスピードが、通常の妊娠よりも早くなり、妊娠後期には切迫早産から管理入院になるケースも少なくないため、双子妊娠の場合、産前休暇を取るタイミングが早くなります。また、双子出産では、出産手当金が2人分出ることになります。

双子を帝王切開で出産するケースも多く、その場合は手術扱いなので健康保険が適用され、出産費用を抑えられます。さらに、帝王切開手術を受けた場合には、妊娠前に加入しておくことで、医療保険の給付を受けられることもあります。

その一方では、双子を同時に認可保育所に入所させるのは至難の業で、子どもが2人いても育休期間の延長はありません。産休に配慮はあるものの、育休は子どもが1人でも2人でも変わりませんので、職場復帰を考えているなら、保活も含めて早くから対策を立てておきましょう。

行政によるサポートも積極的に利用しよう!

双子を授かったママが、産休や育休をとって職場に復帰するにあたっては、事前の準備がとても大切です。入所できる認可保育所を探すのが難しいのはもちろん、双子を預けるときにかかる保育料もバカになりません。

双子が3歳未満だと、1カ月の保育料が100,000円を超えることもあるのです。キャリアや仕事を手放さないためにも、家計の問題もクリアにしておく必要があります。

また、双子を抱えての仕事と家庭の両立は、想像以上に大変なことが多いです。パパとママ双方の実家に協力を仰いだり、行政による子育て支援事業の中にある「双子家庭育児支援事業」のサポートを受けるなどして、子育ての大変な期間を乗り切っていきましょう。

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