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夫といると不調になる「夫源病」とは?その原因と気になる対処法とは?

   

夫の態度や言動が原因で、めまい、動悸、不眠など更年期障害のような辛い症状に悩まされてしまう「夫源病」。

大阪樟蔭女子大学教授である石蔵文信さんが発見・命名したもので、医学的な病気として指定されてはいないものの、今まで「更年期障害」とされてきた診断の中にも、夫源病が原因だったものがあるのではないか、と言われている、注目度の高い病気です。

この病気は夫に対する不満や本音を言えずに溜め込んでしまい、そのストレスがダメージとなって不調につながる、と言われています。もし、夫源病になってしまったら、どのように治療していけばいいのでしょう

夫源病には、特効薬のような治療法はない!?

残念ながら、夫源病は精神的なものが原因であるため、「これをすれば一瞬で不調が回復する!」という薬のようなものはありません。勿論、頭痛や不眠に対し、一定の効果を発揮する薬を処方されることはあるかもしれませんが、根本的な原因を解決しない限り、一時しのぎにしかなりません

では、その根本的な原因を解決するには、どうしたらいいのでしょう。そもそも原因は「夫に対する不満」なので、目指すところは、夫の言動や態度が改善され、不満が解消されることです。では、実際に不満を解消するために、どう行動すれば治療につながるのでしょうか。

夫源病の治療は段階別に行おう

「もう我慢できない!実家に帰ります!」…ある日いきなり妻の感情が爆発して、家を出てしまったら…。女性側としては「気持ちはわかる!」となるかもしれませんが、夫・男性側は「いきなり何!?」としか思えません。

「そんなに不満があったなんて、ごめんね」「何が悪かったのか教えて?」とは決してなりません。男性はほぼ間違いなく「不満があるなら、まず言えばいいのに。いきなり出ていくなんて意味が分からない」と感じます。

まずは「プチ喧嘩」から

そのため、「私は夫源病になっているかもしれない」と感じたら、まずは不満を伝えることから始めましょう。これは、発見者である石蔵文信先生がおすすめしている「プチ喧嘩」です。

波風を立てることを恐れず、きちんと思ったことを伝える勇気が必要です。それでも、いきなり「あの時は…!」など怒りモードで話してしまうのは却って伝わりません。

「不満だ!」と感じたその瞬間に、冷静な態度で「今の言動のどういったことが不満で、どうしてほしいか」ということを伝えていくように心がけましょう。時間がかかることもあるかもしれませんが、一気に不満をぶつけるのではなく、都度都度、今おきていることに対する本音だけを伝えるのが大事です。

不満を言い慣れていない妻からすると、「勇気を出して不満を伝えたのになかなか改善されない」ということが更に不満になるかもしれません。しかし、夫からすれば、「いきなり言われて、いきなり変化しろと言われても」と戸惑ってしまうもの。ある程度は時間がかかるものと割り切って、改善のために少しずつ不満を伝えていきましょう。

それでもだめなら「プチ別居」

それでも、いつまでたっても夫の態度が改善されなかったり、そもそも不満を真面目に取り合ってもらえなかったり、聞いてもらえない、という時には、次の段階に進みましょう。これも、石蔵先生のすすめである「プチ別居」です。

まずは夜に一人で外出してみることから始め、その後3~4日ほど旅行などで家を出てしまうのです。こうすることで妻は夫から離れるので症状が改善しますし、夫は妻の存在に対してのありがたみを感じたり、「妻がいない時はこう過ごそう」と自分や妻との向き合い方を見つめ直したり、といういい機会になります。

プチ別居の目的は、あくまで夫源病の改善です。夫源病はコミュニケーション不足でありながら、夫婦が依存してしまっていることで必要以上に相手の言動に振り回される、という状態でもあるので、夫と妻がほどよい距離感をとる練習だと思って、お互いに一人の時間をうまく過ごせるよう、ペースを作っていくようにしましょう。そのためにも、喧嘩腰に家を出るのではなく、きちんと説明した上で時間をとれるといいですね。

ちょっとした息抜きも大切に

家事や子育てに追われていると、なかなか時間もとれないかもしれませんが、たまには自分だけの時間を作ってストレスを発散することも大事です。普段の生活に余裕がなさすぎて、夫へ必要以上にストレスを感じてしまうこともあるからです。また、不満やイライラをうまくぶつけられずにためてしまったときなどは、解消する方法を見つけておくことも大切かもしれません。

大声で叫ぶ、泣く、誰かに愚痴を聞いてもらうなど、感情をさらけ出す方法や、こっそり秘密の買い物をする、ちょっとしたぜいたくをするなど、気持ちを落ち着ける方法をとるのがおすすめ。夫源病の症状はつらいものですが、少しでも気がまぎれることがあれば、積極的に行ってみましょう

夫源病の治療は、医師ではなく自分たちで行っていくものが基本です。その分大変なこともありますが、夫源病が治ることはすなわち夫婦関係が良好になることです。まずは、夫と気持ちを共有できるようになり、最終的にはお互いのペースを尊重し合って、つかず離れずのよい距離感で過ごせるようになるといいですね。

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