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子どもがいる夫婦は必見!親子断絶防止案について

   

日本では、3組のうち1組が離婚していることを知っていますか?

現在の日本の離婚率は世界第26位となっており、子どもがいても離婚に踏み切る女性が増えています。中でも若年層の離婚率が高く、19歳以下の女性の約60%、20代前半の女性の約40%が離婚しているそうです。

両親の離婚によっておこりがちなトラブルに、養育費の未払いと子どもと面会ができないことがあげられます。そこで現在、「親子断絶防止案」が検討されているのです。

そこで今回は、親子断絶防止案とは何か、そのメリットとリスクについて、一緒に考えてみたいと思います。

親子断絶防止案って何?

親子断絶防止案とは、児童の権利条約に則り、離婚しても子どもの最善に利益に資すること、両親がその実現のために責任を持つことを徹底するためのものです。

例えば、離婚時に面会交流や養育費の分担について書面の取り交わしをしたり、定期的に面会交流を促すための法律で、現在国会への提出の準備が進められています。

親子断絶防止案の法案整備を進める背景には、離婚後の養育のあり方について、子どもに不利益を与えないようにルールを規定すべきという考え方があります。

日本では、離婚の際に子どもの親権をもてるのは、パパかママ、どちらか一人になります。

そして、養育費の額や面会交流の頻度について、夫婦間で争い、裁判に発展するケースも多々あります。その結果、子どもの権利が邪魔されることを改善することが、目的なのです。

親子断絶防止案のメリットとは?

では、親子断絶防止案のメリットには、どんなものがあるのでしょうか。

まず、お子さん自身はパパもママも大好きで、離れて暮らしたくないと思っている場合、親子断絶防止案によって面会交流権が守られれば、どちらとも頻繁に会えるようになります。

というのも、離婚で親権をもった親が、別れた配偶者に子どもを会わせたくないと考え、子どもとの面会を拒否するケースがよく見られるからです。

親の感情で、子どもが分かれた親に会えないのは、子どもの権利を侵害しているといえるからです。

また、子どもの親権は、子どもを監護する側の親に与えられるのが一般的です。そのため、親権を得るのに有利になるように、子どもを連れ去る親も少なくありません。

そうしたトラブルを避ける意味では、親子断絶防止案にはメリットがあります。

親子断絶防止案のリスクとは?

一方で、親子断絶防止案にはリスクがあると指摘するひとも多くいます。

それは、両親の離婚の原因が虐待やDVである場合です。親が子どもを虐待する、あるいは配偶者からDVを受けている家庭の場合、離婚する前に命を守るために子どもを連れて逃げ出すケースが少なくありません。

そうした事情があるにも関わらず、親子断絶防止案で面会交流権が行使されると、子どもや親権をもった方の親が、危険にさらされることになりかねないのです。

また、養育費の負担をしない親が、好きなときに自由に子どもと会うことに対し、納得できないという声も多く聞かれています。

法律で養育費の支払いを義務付けても、経済的な基盤や本人の意識の問題で、実現不可能なことも多く、課題は山積しています。

今後の動きに着目しよう!

母子家庭の平均年収は、通常の家庭の2分の1とも、3分の1とも言われています。そして、養育費の支払いは、離婚する夫婦間で取り決められることが多く、公正証書を残さないことで、それを実行せずに貧困にあえぐ母子家庭もたくさんあります。

そうした意味では、子どもの権利を守るために親子断絶防止案を制定するのは意味がありそうですが、リスクをどう回避するのかの議論が十分とはいえません。

今後、親子断絶防止案の法案成立までに、どのような改善がみられるのか、注目していきましょう。

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