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淋病ってどんな病気?お腹の赤ちゃんに感染するの?

   

妊婦健診では、母子感染を避けるために、様々な項目の血液検査を行います。ですが、性感染症の一つである淋病も母子感染の可能性があるにも関わらず、検査項目に含まれていません。

とはいえ、妊婦健診の検査項目に含まれているHIVやB・C型肝炎、梅毒、成人T細胞白血病よりも、淋病の方が感染者が多いことが予想されます。淋病とはどんな病気なのか、その原因や症状、妊娠中のママが感染した場合の赤ちゃんへの影響などを紹介します。

淋病って、どんな病気なの?症状は?

出典:www.urodoc.jp

 
淋病は、淋菌に感染することでおこる性感染症です。感染率は約30%と高めで、女性より男性の方が感染者が多く、性行為やそれに類する行為でうつります。淋病の潜伏期間は数時間から数日で、女性の場合は膣から子宮にかけて炎症をおこします。

おりものが増えたり、悪臭になるという変化がある女性もいますが、約80%は自覚症状がないといわれています。そのため、自分で性病の検査を受けない限り、気づかないまま妊娠してしまう可能性があります。

また、感染が体内に広がることで、子宮外妊娠や不妊症の原因になることもあります。男性の場合は、淋菌に感染すると尿道炎による排尿痛があるので、発見が早いことが多いです。身体に異変を感じたら、すぐに検査すべきでしょう。

妊娠中に淋病に感染したら、お腹の赤ちゃんにどう影響する?

妊娠中のママが淋病に感染すると、流産や早産の原因になったり、出産時に母子感染するリスクが高まります。淋菌は卵管や子宮内膜の炎症を引きおこしますので、それが流産や早産につながってしまうのです。

また、感染に気付かずに出産してしまった場合、赤ちゃんが淋病に感染する確率は約30%といわれています。淋病に感染した赤ちゃんは、敗血症や関節炎、髄膜炎、鼻炎、尿道炎などにかかる可能性があります。

また、最も赤ちゃんに発現する症状に、新生児結膜炎があります。両目に影響が出て、最悪のケースだと失明することもあります。そうしたリスクを避けるためには、自己負担でも淋病の検査を受けるしかありません。早期発見できれば、早く治療を始められるので、母子感染のリスクを減らせます。

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淋病の治療と再発防止の方法は?

淋病の治療は、抗生物質を服用することで、治療期間も数日から2週間程度です。ただし、お医者さまに指定された期間、用法・容量を守って服用しないと、完治はしません。妊娠中のママに処方される薬は以下のようなものです。

  • セフトリアキソン(ロセフィン)
  • セフォジジム(ケニセフ、ノイセフ)
  • スペクチノマイシン(トロビシン)

また、産道感染が疑われる新生児には、エリスロマイシンやテトラサイクリンを点眼することがあります。最近では、薬剤耐性淋菌も増えており、その場合は完治までに時間がかかることがあります。

淋病は、性器への感染より喉頭のケースの方が完治しにくいといわれています。完治するまで、きちんと服薬し検査を続けるようにしましょう。

妊娠がわかったら淋病の検査を受けておこう!

淋病は、女性が感染しても気づきにくい性感染症です。ですが、妊娠中のママが感染者の場合、早く治療を始めなければ、流産や早産のリスクがあるほか、出産時に赤ちゃんに感染させてしまう可能性もあります。

治療しないまま放置すると、卵管炎や骨盤内炎など、様々な症状を引きおこし、不妊症の原因になることもあります。

早期発見・早期治療が基本の病気ですから、妊娠がわかった時点で検査を受けておくようにしましょう。その際、パパも一緒に検査を行い、感染が確認されたら同時に治療を行っておくようにしてください。それが、赤ちゃんを守ることにもつながります。 

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