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ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

卵黄嚢って妊娠初期に見られる?その実態や確認できる時期は?

   

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皆さんは卵黄嚢という存在をご存知でしょうか?お腹の赤ちゃんは、最初から「胎児」と呼ばれるわけではありません。受精卵が子宮に着床し「胎嚢」「卵黄嚢」を経て、妊娠9週目までは「胎芽」といわれます。

妊婦健診でエコー検査を行い、子宮内の状態を確認していきます。ですが、胎嚢は聞いたことがあっても、卵黄嚢を知らないママが少なくないようです。

そこで今回は、赤ちゃんの成長に欠かせない卵黄嚢とは何か、いつごろ確認できるのかなどについて、お話しします。

卵黄嚢とは?どんな役割を担っているの?

妊娠は、精子と卵子が受精し、子宮内膜に着床することで成立します。卵管采で出会い結合した受精卵は、細胞分裂をくり返しながら、子宮内膜に進んでいきます。

この細胞分裂の過程で、赤ちゃんの元になる細胞卵黄嚢に分かれます。卵黄嚢とは、赤ちゃんが成長するために必要な栄養を送るための袋のことです。

受精卵が子宮内に着床しても、胎盤ができるまでは、ママから赤ちゃんに栄養を送ることはできません。その期間は、卵黄嚢が赤ちゃんに栄養を与える役割を担っているのです。

卵黄嚢があるから、妊娠初期にママのつわりが重くて思うように栄養がとれなくても、赤ちゃんにはしっかり栄養が届きます。

もしかしてつわり?つわりの主な症状とは?

実際に卵黄嚢を確認するとき、妊婦健診のエコー検査では胎嚢の中に見られる白いリング状のものが卵黄嚢になります。多少見えづらいですが、下記のエコー写真の赤く囲ってある部分の中に映っている、白い円状になったものが卵黄嚢です。

この状態ではまだ胎盤が作られていないため、胎芽(赤ちゃんが初期の状態である名称)はこの白い卵黄嚢から栄養を吸収しています。

卵黄嚢が確認できる時期とは?見えないと流産になるの?

妊婦健診のエコー検査で、胎嚢を確認して安心するママが多いですが、卵黄嚢も同じように確認できるのでしょうか。実は卵黄嚢も、妊娠5週の後半には確認できることが多く、妊娠6週には目視できるのが一般的です。

もし妊娠6週目を過ぎた頃になっても卵黄嚢が確認できない場合には流産の可能性が考えられます。しかし卵黄嚢の大きさやエコー検査の角度などの問題で、見えないこともあります。

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また妊娠初期は胎嚢事態も小さいさめ、卵黄嚢が確認できないことも考えられます。ですので卵黄嚢が小さくて見えないことに問題はないと言えるでしょう。

卵黄嚢は妊娠8~9週で最大の大きさになり、その時期が一番確認しやすいでしょう。

とはいえ卵黄嚢の大きさにより、お腹の赤ちゃんの異常を知ることもあります

通常、卵黄嚢は小さいことが正常な状態であるとされています。しかし卵黄嚢が大きい場合には、赤ちゃんが十分に栄養を摂れずに流産したり、ダウン症児の可能性が高いという説があることも事実です。

高齢出産になればなるほど発症率が高くなる21トリソミー(ダウン症)とは?

大きさに問題があるとされる理由として、大きい状態というのは栄養が溜まっていることが原因となっており、その結果赤ちゃんに栄養が行き届いていない状態と言えるでしょう。

もしも心配な場合には、お医者さまに相談しましょう。

卵黄嚢の大きさは、赤ちゃんの成長に関係するの?

卵黄嚢は赤ちゃんに栄養を送る大切なものだと知ったことで、大きくなければ問題があるのではないかと、考えるママもいそうです。

ですが前述した通り、実際には卵黄嚢が大きいまま残っているのは、十分に赤ちゃんに栄養を送れていない可能性があるのです。また何か特定の原因があって、卵黄嚢が大きくなることもありません。

また卵黄嚢の大きさには個人差があるので「このくらいの大きさであるとリスクが高い」と言った基準は設けられていません。卵黄嚢が大きくて心配していた赤ちゃんが、障害がなく生まれているケースはたくさんあります。

妊娠初期は女性ホルモンの分泌が大きく変化し、つわりを感じるママも多く、情緒不安定になりがちです。

そういった点から過度に不安を感じるママも多いようですが、きちんと妊婦健診を受けていれば早めに対処ができるので、心配なことはお医者さまに何でも聞いてみましょう。

卵黄嚢が確認できても、安定期に入るまでは注意が必要!

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卵黄嚢が確認できたということは、無事に着床できたということですから、まずは喜ぶべきでしょう。ですが、妊娠15週以下の妊娠初期は、心身ともに不安定な時期なので、様々な症状が出るだけでなく、流産の危険性が最も高い時でもあります
参考:妊娠初期症状

そして、お腹の赤ちゃんは猛烈な勢いで細胞分裂を行っていますので、母体を健康な状態に維持することが大切です。

厚生労働省が摂取を奨励する葉酸サプリを飲む、栄養のバランスに気を付ける、疲労や寝不足を避けるなど、生活習慣の見直しが必要です。安定期に入るまでは、無理しないように心がけましょう。


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