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妊娠中にMRI検査を受けても大丈夫って本当?時期によっても違う?

   

近年は働く女性が増えていることもあり、産休に入るまで仕事を続けるママも多いです。すると、会社で健康診断を受ける機会があり、項目の中にレントゲン検査MRI検査が入っていることがあります。

被ばくのリスクがあるといわれるレントゲン撮影と同じように、MRI検査にも何かリスクがあるのではないかと、心配になるママも多いはずです。そこで今回は、妊娠中にMRI検査を受けて大丈夫なのか、妊娠時期によって異なるのかについて、お話しします。

MRI検査って何?

MRI検査は、正式には「磁気共鳴画像診断」のことをいいます。挙緑な磁場と電波を使って、人間の体内を様々な角度から撮影し、その断面像を得て、診断に役立てる方法です。検査を受ける人は、身体の姿勢を変えることなく、あらゆる角度の段画像を撮影してもらうことができます。

レントゲンやCT検査とは異なり、放射線を使用しないので、被ばくの心配がありません。そのため、子どもや妊娠中のママにも、適した検査方法だといわれています。

横断や縦断など、様々な角度での画像化ができ、病原部と正常組織を見分けやすいというメリットがあります。反面、検査に30分から1時間が必要で、機器の形状によっては、閉所恐怖症の人には向いていないというデメリットもあります。

妊娠超初期から妊娠初期のMRI検査は?

MRI検査は、脳梗塞や脳腫瘍といった、脳の検査に使われるものだと勘違いしている人も多いようです。ですが実際には、様々な疾患の診断のために用いられています。具体例をあげてみると、肝臓がんやすい臓がん、前立腺がん、椎間板ヘルニア、靭帯断裂などです。そして、卵巣がんや子宮筋腫の診断のために、MRI検査が使われることがあります。

かつては、MRI検査もレントゲン検査やCT検査のように、妊娠初期は避けた方がよいといわれていました。ですが最近、妊娠3カ月でMRI検査を受けた妊婦さん1700人を対象に、出産直後から4歳になるまで追跡調査を行ったところ、胎児の成長や発生異常、成長異常、がんの発生率が、MRI検査を受けていない妊婦さんと比較して、大きな差異がなかったという論文が、アメリカ医師会雑誌に掲載されたのです。

カナダのトロントにある聖ミカエル病院が、「AssociationbetweenMRIexposureduringpregnancyandfetalandchildhoodoutcomes(妊娠中のMRI検査の胎児期及び幼年期への影響)」という論文を発表したことで、妊娠超初期から妊娠初期にMRI検査を受けても、お腹の赤ちゃんには影響しないと考えてよいと思います。

妊娠中期から妊娠後期のMRI検査は?

細胞分裂が盛んで、薬などの外的な影響を受けやすい、妊娠超初期から妊娠初期でも受けられるMRI検査は、妊娠中期から妊娠後期にかけて受けても、問題はありません。むしろ、妊娠中にMRI検査を勧められた時には、婦人科疾患が疑われるなど、何か理由があるものです。

妊婦健診でエコー検査を行いますが、それですべての病状が確認できるわけではありません。そのため、子宮や卵巣の疾患が疑われる時には、MRI検査が行われることがあります。ウイルス感染が原因で発症する子宮頸がんをはじめ、卵胞ホルモンであるエストロゲンの影響で発症する子宮体がん、子宮筋腫、卵巣がんなどです。

もし、がんが発見された場合には、妊娠の継続、出産、がん治療などについて、一刻も早く検討する必要があります。

お医者さまに説明を聞き、納得してからMRI検査を受けよう

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MRI検査の安全性は証明されつつありますが、必要もないのに受けることはありません。通常は、定期的に妊婦健診を受けていれば、何かトラブルが発生しても発見しやすく、早々に対処ができるものです。

ですが、子宮や卵巣に異常が認められ、がんの可能性を否定できない時には、お医者さまにMRI検査を勧められることになります。MRI検査を受ける前に、お腹の赤ちゃんへの影響をきちんと説明してもらい、自分も家族も納得した上で、受けるようにしましょう。

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