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絨毛膜下血腫は妊娠初期におこりやすいって本当?お腹の赤ちゃんへの影響は?

   

安定期に入る前の妊娠初期に出血がみられると、赤ちゃんに何かあるのではないかと、心配になるママが多いと思います。ですが、妊娠初期の出血イコール流産というわけではないので、原因と対処法を理解しておくことが大事です。

「絨毛膜下血腫」も、そうした妊娠初期にみられる出血の一つです。妊娠初期症状についてはあわせてこちらもご覧ください。

【保存版】妊娠初期症状と妊娠5~15週の体調の変化、赤ちゃんの様子を時系列順にまとめました

そこで今回は、絨毛膜下血腫とは何か、その原因と症状、お腹の赤ちゃんへの影響、治療方法について、お話しします。

正しい知識を持ち、冷静に対処できるよう準備しておきましょう。

絨毛膜下血腫って何?その原因は?

まず、妊娠のしくみについて、説明しておきましょう。卵管采で受精した精子と卵子は、受精卵の状態で卵管を進み、子宮に着床することで妊娠が成立します。

その際、ママから血液を取り入れて栄養や酸素を取り入れられるように、細胞分裂をくり返すと同時に、絨毛を子宮内膜に張り巡らせます。やがて胎盤が完成すると、臍帯から栄養と酸素を補給するようになるのです。

絨毛膜化出血とは、絨毛を子宮内膜に張り巡らせる過程で、毛細血管を破ってしまうことで微量の出血がおこり、それが体外に排出されることでみられる出血のことをいいます

通常は、絨毛膜化出血は体内に吸収されるのですが、出血量が多いと子宮内で血が固まって血腫ができることがあります。この血の塊のことを、絨毛膜下血腫というのです。

絨毛膜下血腫は妊娠初期に多くみられるので、確率として示されらデータはありませんが、誰でもなる可能性があります

絨毛膜下血腫の症状は?お腹の赤ちゃんには影響する?

絨毛膜下血腫が子宮の入り口付近にできてしまうと、血がおりものに混ざって排出されることがあります。妊娠初期に茶色やピンクの出血がある場合は、絨毛膜下血腫の可能性があります。

そして、絨毛膜下血腫が大きくなると、出血量が増えたり、腹痛やお腹の張りがあらわれることがあります

では、絨毛膜下血腫ができて、お腹の赤ちゃんに影響はないのでしょうか。絨毛膜下血腫ができたからといって、すぐに流産につながるわけではありません。

ですが、絨毛膜下血腫が大きくなると、切迫流産や流産を誘発することがあり、流産する確率が18%といわれています

絨毛膜下血腫とお腹の赤ちゃんの大きさ、出血量など、いろいろな要素が重なることで流産がおこるので、予測は難しいといえます。

絨毛膜下血腫の治療方法は?

絨毛膜下血腫は、妊婦健診のエコー検査で発見されることが多いです。ですが、痛みや出血がみられないケースもあり、その場合は次のエコー検査で消失することが多いようです。

絨毛膜下血腫には、根本的な治療方法がありません。そのため、絨毛膜下血腫が見つかると、お医者さまに安静に過ごすように指示されるのが一般的です。

絨毛膜下血腫がそれほど大きくなければ、日常生活を行うことに支障はありませんが、大きい場合は管理入院をすることもあります

絨毛膜下血腫は確立された治療方法がなく、安静にして経過観察をするので費用は特にかかりません。管理入院する場合は入院費が必要ですが、かかる費用は日数や病院によって異なりますので、かかりつけの病院に問い合わせてみましょう。

絨毛膜下血腫が流産にはつながらなくても、子宮内に血腫が残ったままだと細菌感染するリスクが高くなるので、注意が必要です。

絨毛膜下血腫が見つかったら、それを大きくしないこと、早く消失させることを目指して、安静に過ごします

絨毛膜下血腫といわれたら、とにかく安静に過ごそう!

絨毛膜下血腫の治療に一番有効なのは、安静にすることです。絨毛膜下血腫の場合、自宅安静を指示されるママも多いです。自宅安静とは、食事とトイレなど必要最小限のこと以外は、1日中横になった状態で過ごすことです

入浴については、細菌感染が心配な場合は、シャワー浴に限定されることもあります。家事もパパや双方の実家のサポートを受けるなどして、お願いするのが基本です。

元気な赤ちゃんを出産するためにも、お医者さまのOKが出るまでは安静に過ごしましょう。

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