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スウェーデンの教育って日本とどう違うの?その特徴とは?

   

教育制度は、国によって異なるものです。そして近年、スウェーデンの教育が注目を集めています。

実は、1998年にスウェーデンの教育は大きな改革を行いました。その背景には、専業主婦世帯の減少と働くママの増加という、現在の日本と同じ状況と教育現場に求められるニーズがあったのです。

そこで今回は、スウェーデンの教育とはどんなものかについて、お話しします。

教育の目的も含めて、日本とは違いがあるので、知識として覚えておいてくださいね。

スウェーデンの義務教育は9年ある

スウェーデンは、福祉大国として知られています。そのため、教育面でも「機会均等の精神」に基づいた制度が設けられています。

スウェーデンの教育の一番の特徴は、義務教育が9年間あることです。

そして、義務教育を始める前に、幼稚園や保育園をプレスクール(就学前学校)として一体化しています。ここでは、子どもの保育を行うだけでなく、幼児教育も実践されています。

そしてこのプレスクールは、文部省の管轄となっています。それは、スウェーデンの教育では、人間は1歳になってから生涯学び続けるという基盤が確立されているからです。大人になってからの生涯学習も含めて、文部省の管轄となっているのです。

小学校への入学は6歳あるいは7歳かを選択でき、中学校までの9年間が義務教育となります。

学校教育は地方分権制

スウェーデンの教育では、義務教育終了後、入学試験なしで希望者全員が高校(3年)に進学することができます

そして高校には、普通コースと職業コースが用意されています。

普通コースを選択した子どもは、入学試験と高校の成績による審査を経て、大学(3年)に進学できます。

そしてスウェーデンの教育は、文部省の管轄下にありますが、学校の地方分権が徹底されています。

必須科目の学習時間数は決まっているものの、どの学年で何を学ぶのか、何時間設定するのかは、地域や学校ごとに教育委員会と学校長、教員の協議で決めています。

そのため、スウェーデンの学校教育は多様性があります。

そして、スウェーデンの義務教育では、子どものペースに合わせて学ぶ環境が整っています

入学後の1年は集団生活に慣れることを重視しているので、勉強がほとんど行われないこともあるようです。

子どもが学ぶプロセスを大切にする教育

スウェーデンの教育の最大の特徴は、学習の進め方が日本よりゆっくりしていることです。

学校は二期制で、8月中旬から12月のクリスマス休暇までは秋学期、1~6月上旬までが春学期となっています。

6月上旬から8月中旬までは夏休みになっており、2月には1週間のスポーツ休暇もあります。

さらに4月には1週間のイースター休暇、11月には1週間の秋休暇、12月にはクリスマス休暇が2週間あるので、年間の登校日数は178日と、日本より1カ月も短いのです。

そしてスウェーデンの学校では、夏休みには宿題を出しません。これは、知識を詰め込むことより、子ども一人ひとりが自ら考えながら学んでいくプロセスを重視する教育を行っているからです。

授業スタイルも、先生が教壇に立って一斉授業をするよりも、グループ学習や個人での自習をすることが多いそうです。

学ぶ機会を均等に与える社会の実現を目指す

グローバル化が浸透した現代、文化・背景の違う人たちと協働しながら仕事をすることが、当たり前になっています。

そこで大事なのは、与えられた仕事をマニュアル通りに進めるのではなく、自ら企画・運営し、それに対して周囲のコンセンサスを得られる力が必要となります。

スウェーデンの教育で、学ぶ機会を均等に与える社会の実現を目指しているのも、仕事を始めてから学びなおしをしたいと考えたり、必要なスキルが変化することにも、柔軟に対応できるからといえそうです。

日本とは違うスウェーデンの教育を知ることで、我が子に役立てられる要素があれば、家庭の中で実践してみるのもよいかもしれません。

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