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ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

因果応報?子どもを叩くと自分に返ってくるって本当?

   

子どもを叩くなんて良くないと思いつつ、つい手が出てしまったことはあるでしょうか。インターネットでの調査では19.5%の親が、子どもを叩いたことがあると回答したデータもあります。

叩く強さや状況は様々ですが、多くの親は叩いた後に後悔し、無邪気な寝顔に心を締め付けられる思いをしています。そのように思うことがわかっていながら、その瞬間は我慢ができないケースが多いようです。

では、叩くことが子どもにどのような影響を与えるのでしょうか。そして叩かないためにはどうすれば良いのでしょうか。親子が傷つけあわずに済む育児について、お話したいと思います。

子どもを叩いてしまう親の心理って?

子どもを叩いてしまう時とは、どのような状況でしょう?よく聞く叩いてしまう状況は、以下のようなものがあげられます。

  • 理由がわからず子どもがぐずっている時にイライラして。
  • 子どもが言うとおりに動かず、予定通りに進まない時に。
  • 何度言い聞かせてもイタズラをやめない時に。
  • お友達や物を叩いた時に痛みをわからせるために。
  • 道路に飛び出すなど、命の危険があった時に。

元々育児にストレスを感じたり、他の原因があり親がイライラしていると、子どもの言動が切っ掛けとなり爆発しやすくなってしまいます。また、叩いても子どもが言うことをきかずにぐずってしまい、さらにエスカレートして叩いてしまうこともあります。

言い聞かせることができれば良いのですが、自由奔放に振る舞う子どもを相手に、言葉では通じないと思い、叩くという行為に出てしまうのです。

叩かれてしまった子どもの気持ちは?

子どもも叩かれることに慣れてしまうと、少し怒鳴られたり、軽く叩かれただけではイタズラを止めなくなります。そのため、親自身も、もっと強く叩かなければわからないと思い、エスカレートしてしまう場合もあります。

しかし、子どもが泣くまで叩かないと気がすまないというのは、しつけではなく虐待の一種です。子どもにとっては大好きなパパやママですから、怒られても甘えたりふざけてしまうこともあります。でも叩かれれば、肉体的にも精神的にも痛く、ショックなのです。

また、叩くことで言うことを聞いても、それは子どもが怒られた理由を理解したからではありません。もう痛くしないで欲しいから、叩かれることが怖いから一時的に従っているに過ぎないのです。

なぜ怒られたのかを理解していなければ、また同じ事を繰り返しますし、そうなればもっと激しく怒られ叩かれることにも繋がります。

繰り返し叩かれれば、叩かれないように親の機嫌を見てオドオドしたり、自分はダメな子どもだと思いこみ、自己肯定感の低い子どもになってしまいます。

自己肯定感が低くなってしまうと、「どうせ自分はダメ」という意識が常につきまとい、素直な感情表現ができなくなり、何かにチャレンジすることができないなど、今後の人生に大きな影響を及ぼしてしまいます。

また、子どもが他のお友達を叩くことに躊躇しなくなってしまうこともあります。

暴力的な子に育ってしまうの?

子どもの成長には親だけではなく、祖父母や先生、友達など様々な人間関係が関わります。また、もって生まれた性質もあります。ですから一概に親に叩かれたことがあると、すぐ暴力的な子どもになるとは言えません。

他の部分で子どもが叩くことはいけないと学習していれば、暴力的な子どもにはならないかもしれません。それでも生まれてから毎日共に生きている親の影響は大きいでしょう。

幼いうちは、親のマネをすることが大好きです。話すようになると、ママの口癖を言ったりして驚くものですが、行動も同じです。親がやることを間近で見ていますから、親が叩けばその子も怒った時に、お友達を叩いてしまう可能性はあります。

まだ多くの経験がない子どもは、親のやることが全てで正しいと思ってしまうため、親が自分を叩けば「人を叩いても良い」と思ってしまうのです。もしも叩いてしまった時は、子どもを抱きしめて「嫌いで叩いたのではない」と愛情をしっかり伝えましょう。

また、「本当は暴力はいけなことなのに何故叩いてしまったのか」という理由をしっかりと話して、子どもに言い聞かせることが大事です。

しかし、逆に親が叩いたことがなくても、子どもが他の子どもを叩いてしまうということもあります。特にまだ言葉がうまく出ない月齢では、言葉で訴えることができずに、感情がすぐに行動として出てしまいがちなのです。

親の影響で如何に関わらず子どもが叩くという行為に及んだ時は、子どもの気持ちに寄り添いながら、叩いたら痛いこと、叩くという行為以外の感情のコントロール方法を教えてあげましょう。

子どもを叩くことをやめるにはどうしたら良い?

子どもを叩いてしまう時、親に気持ちの余裕がないことが多いものです。時間に追われて「早くしなさい!」という時、時間のかかることを見越して、もっと余裕をもっておけば良かったなど事前に配慮できた場合もあります。

キッチンに入られて危ない時は、そもそも入れないようにしておけば怒らないで済みます。食べ物で遊んでも、その手触りを楽しんでいると好意的に思い、新聞紙などをひいておけば片付けも簡単です。

まずは子どもの行動を予測して、子どもの安全と自分がイライラしないために準備をしておくだけで、だいぶ違います。命の危険がある時は、叩くよりも羽交い絞めにすることが安全です。子どもに対しては、「切りかえ言葉」も言い聞かせに利用することができます。

「お外に行こう」「お歌を歌おう」と気持ちを切りかえる言葉や、「残念だね」「仕方がないよ」という諦めと、「またね」「今度やろうね」という未来への希望など、子ども自身に気持ちの区切りをつけさせる言葉があります。

これらの言葉がけにより、親自身も一時の怒りから覚め落ち着くことができます。

それでも言うことをきいてくれずに、叩きたくなることもあります。そんな感情が沸き上がってきたら、まずは深呼吸をしてみましょう。

ダッシュで子どもから離れ、別室やトイレで子どもではなくクッションやトイレットペーパーに八つ当たりしてみることも効果的です。怒りの沸点は6秒間という研究があります。手が出るような瞬発的な怒りは、6秒程度間を置くだけで治まるはずです。

また、一人で子育てをしていませんか?子どもの行動だけでなく他の原因もあり普段からイライラしているようであれば、一人で抱え込まないようにしましょう。

自宅などで子どもと二人きりで長時間過ごしていると、注意することも増えストレスが溜まりやすくなります。そのような時は、なるべく外に出るようにしましょう。

そうすると、子どもも広々とした場所で遊べ、親も気分転換になります。保育園などの一時保育や、ファミリーサポートシステムを利用して、自分だけの時間をもつことも決して悪いことではありません。

利用できるサービスは利用しリフレッシュすることで、子どもにも落ち着いて向き合うことができます。

親も子も、痛い思いをする

叩かれて育った子どもは、自分の子どもも叩くようになることが多いといいます。自分の親から、叩くことがしつけであると学んでしまったのでしょう。叩くことで、親子どちらにもメリットはなく、将来にわたりデメリットばかりです。

しかも、それが受け継がれていくかもしれません。叩かずにゆったりとした気持ちで育児ができれば、親も子どもも後悔したり痛い思いをせずに、毎日楽しい気持ちで過ごすことができます。

カッとして叩きそうになった時は、深呼吸をすることから始めてみてはいかがでしょう。

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