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子どもの自発性を尊重する、サドベリースクールとは?その特徴は?

   

現代の教育現場には、オランダ式やインド式、フィンランド式など、さまざまな教育方針が取り入れられています。そして現在、もっとも注目を集めているものに「サドベリースクール」があります。

子どもがやりたいことだけをやらせるという、新しい教育スタイルに、いま関心が集まっているのです。そこで今回は、サドベリースクールとは何か、その特徴と教育方針、日本でもサドベリースクールで学ぶことができるのかについて、お話しします。

サドベリースクールって何?どんな特徴があるの?

サドベリースクールとは、授業も時間割もテストもない、個性を重視し、生徒たちが自ら率先して自由に学べる学校のことをいいます。

1960年代にアメリカ・ボストンにできた「サドベリー・バレー・スクール(Sudbury Valley School)」の教育理念を受け継ぐ学校の総称でもあります。

サドベリースクールの特徴は、いくつかあります。まず、異年齢の子どもと一緒に過ごすことです。そして個々の好奇心や自主性を尊重し、何をするか、しないかを子ども自身が自ら決めることができます。

何か問題が発生したときは、話し合いによって解決することを目指し、学校の運営にも生徒が関わります。その際には、生徒にも大人と同等の権利が付与されます。また、学校で合議で決めたルールは、絶対に守らなければいけません。

サドベリースクールの教育方針は?

サドベリースクールの教育方針は、「ひとは本当にやりたい、あるいは必要だと感じたときに一番学ぶ」という考えを第一にしています。

生徒一人ひとりにその瞬間がくると信頼して、その日に何をするのか、しないのかを、生徒自身の選択に任せることにあります。

人間には生まれながらに好奇心があり、子どもであっても、大好きなことを自分が満足するまで追求する自由があると考えているからです。

そのため、サドベリースクールのスタッフや保護者は、生徒の世界を邪魔したり、成長を急かさない環境を整えています。

子どもたちも誰にも指示を受けることなく、自らやりたいことを見つけ、さまざまな経験を積んでいきます。そうした環境が、自分で取捨選択できる、自主性を育むことにつながっているのです。

また、自由には責任が伴います。選択が自分でできる反面、何かがおこったときには徹底的に話し合い、決められたルールに基づいて学校生活を送ることが求められます。

日本にもサドベリースクールがあるの?1日の流れはどんな感じ?

サドベリースクールの1日の流れは、生徒一人ひとりで違います。大まかな過ごし方としては、10:00~11:00に登校し、11:15に朝のミーティングに参加します。そして思い思いに過ごし、15:05になると帰りの準備を始めます。

15:05~15:20に全員参加で掃除をして、15:20に夕方ミーティングに参加し、16:00に完全下校となっていることが多いです。

昼食は、自分の予定やお腹の空き具合によって、いつでも食べることができます。お弁当をもってくるだけでなく、サドベリースクール内にあるキッチンで調理したり、外に食べに行く生徒もいるようです。

日本にも、何校かサドベリースクールがあります。

東京都世田谷区に開校した「東京サドベリースクール」をはじめ、神奈川県茅ケ崎市にある「湘南サドベリースクール」、表技研西宮市にある「西宮サドベリースクール」、愛知県岡崎市にある「三河サドベリースクール」などです。

数は多くないので、気になる場合はインターネットで検索してみましょう。

メリットとデメリットを考慮して決めよう!

サドベリースクールは在校中の勉強内容も、卒業時期も、自分で決めることができます。

子どもが自分のペースで学べる、自主性が育まれるというメリットがある反面、サドベリースクール自体は学校法人として認められていないので、義務教育の卒業資格が取れません。

地元の公立校に学籍を置かなければ義務教育の卒業資格を得ることができず、公立校の校長先生との話し合いが必要になるというデメリットもあります。

お子さんの性格なども考慮して、サドベリースクールに通わせるかどうかを検討することをおすすめします。

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