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もはや時代遅れ?三角食べのメリット・デメリットとは?

   

昔は家庭でも学校の給食のときでも「三角食べをしなさい」とよく言われたものですね。三角食べをすることでバランス良く、残さず食べられる…というイメージもありました。

でも最近では、学校でも「三角食べ」をするようにとは言われていないことはご存知でしたか?もはや三角食べは、時代遅れだという意見もあります。

そこで今回は、ある程度の年齢の方なら馴染みのある「三角食べ」のメリットとデメリットについてまとめてみました。

三角食べって?

三角食べというのは、その名前の通り、和食の「ご飯・味噌汁・おかず」を順序よく、かつ均等に食べ進めていく方法です。その三つを順番に食べていく形から、三角食べと言われるようになりました。

これはそもそも1970年代、一部の学校(主に東日本)において、給食時に指導されるようになってから広まって行ったものです。

ちなみに、こういう食べ方をするのは日本人だけで、コース料理のように一品ずつ食べる習慣のある欧米では、三角食べという言葉・食べ方は存在しません。

あくまでも「和食を美味しくいただける食べ方」であるという観点からの、食事方法からスタートしたと言うことですね。

ばっかり食べってなに?

三角食べと逆に「ばっかり食べ」という食べ方がありますね。

これは、たとえばご飯を全て食べつくしてからおかずを食べ、おかずも全て食べてから汁物を飲む…というように、「一品ばっかり」を食べるという食べ方で、「片付け食い」や「一丁食い」と言ったりもします。

そしてこのばっかり食べ、和食ではマナー違反とされています

和食ではご飯やおかずなどを口で混ぜて食べる「口中調理」という食文化があるため、ばっかり食べをしてしまうと本来の和食を味わうことができないのです。

ちなみに、2007年に福井大学が小中学生を対象に行った実験では、4人に1人は「ご飯とおかずをかわるがわる食べない」つまり、ばっかり食べをしているという結果が出ているそうです。

以前は「日本人に特徴的な食べ方」として推奨されていた三角食べですが、最近では学校でもあえて指導していないというところが多いようです

三角食べのメリット・デメリット

三角食べは和食のマナーであるというだけでなく、様々なメリットがあります。まずは順番に少しずつ食べていくことで、バランス良く食べることができるということ。

ばっかり食べをしていると、ついつい好きなものを先に食べてしまい、その結果お腹いっぱいになってしまい、他のものを残す…ということがありえます。でも三角食べをしていれば、多少残してしまっても栄養バランスはしっかり取れるというわけです。

また、前述の「口中調理」が出来るようになるというメリットもあります。口中調理というのは様々な味わいを感じることができ、またご飯の量でおかずの濃さを調節するなど、繊細な味覚を育てることができるのです。

一方デメリットとしては、「噛むことがおろそかになりがち」だということです。三角食べをしていると、どうしても汁物でご飯などを流し込んでしまうということがありえます。特に小さい子供だとその傾向が強いでしょう。

噛まずに食べると消化にも影響してきますし、食べ過ぎてしまい太りやすくなる、顎が弱くなるなどのデメリットがあります。

どういう風に食事を摂ったら良いの?

三角食べのメリット・デメリットはわかったけれど、それではどういう風に食事を摂るのが正しいのでしょうか。

まず、食事において、栄養バランスの取れたメニューであれば、きちんと全て食べることが最も重要なこと。ですので、ばっかり食べをしていたとしても、完食できているのであれば気にする必要はないでしょう。

ばっかり食べをする子供は、先程述べたような「口中調理」にどうしても馴染まない子なのかもしれません。

また、特に小さい子供は色々な味を口の中で混ぜるということが難しい場合もありますし、見慣れない食材自体には拒否反応を示してしまうこともあります。

無理に三角食べをさせたり苦手な食材を強制すると、食べること自体が嫌になってしまう場合もあるので、注意が必要です

子供が小さいうちは、楽しく食べるということを大事にし、焦らず少しずつ食べられるものを増やしていく、食べる順番には拘らないという姿勢でいるくらいがちょうど良いでしょう。

好き嫌いせずに食べることが大切

「三角食べ」のメリットとデメリットについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

最近は、家庭でも学校給食でも和食に限らず洋食など様々なメニューが出るようになっていますので、和食の食べ方である「三角食べ」というのに固執する必要はないのかもしれませんね。

いずれにしても、食事は「好き嫌いせずに栄養バランスよく食べる」ということが一番大事です。子供が自然に食事に関心を持ち、楽しい食事時間になるように親としても気をつけたいものですね。

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