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フリースクールってどんなところ?費用やシステムについて知りたい!

   

世の中にはいじめや心の病気など、様々な理由で学校に行くことが出来なくなってしまった子どもがいます。

辛いなら無理に行かなくても良いと思う一方で、親としてはそうとばかり言っていられないのも本音です。「このまま社会復帰できなくなってしまったら・・・」と不安が頭をよぎることもあるでしょう。

そんなときはフリースクールの入学を検討してみませんか?今回はフリースクールについて、気になるメリット・デメリットや費用について調べました。

フリースクールってどんなところ?

フリースクールとは、なんらかの理由で学校に行くことの出来ない子どもを対象とした民間の教育機関のことです。もともとの発祥はアメリカであり、日本に比べて世間の認知度も高く、フリースクール=公教育の代替という認識が根付いています。

日本でも、不登校児童が増えたとされる1980年頃からフリースクールの需要は増え続けています。最近では義務教育中のフリースクール出席日数を、正規の小中学校の出席日数としてカウントしてくれるケースもあるようです。

こうして着実に社会へ浸透しつつあるフリースクールですが、その特徴は通常の学校にはない自由度です。決まったカリキュラムに沿ってみんなが同じ勉強をするというより、その子にあった分野の勉強を好きなだけ出来るので、子どもの個性を伸ばす教育方針になっています。

どんな子どもが利用している?入学条件は?

フリースクールは基本的に入学条件がありません。利用しているのは、不登校やひきこもり等、様々な理由で学校に通えない子どもたちです。中には発達障害・知的障害などの事情を抱える子どももいます。

またフリースクールによっては15~20歳など多少の年齢制限を設けているところもありますが、反対に全く設けていないスクールもあり、年齢層の幅が広いのも魅力の一つです。

フリースクールの選び方は?サポート校とは違うの?

近年、不登校児童の増加により全国各地にフリースクールが誕生しています。しかし同じフリースクールと銘打っていても、学校によってカラーが異なります。

フリースクールによっては学校復帰に力を入れる学習の要素が強い所もあれば、とにかく生徒が楽しむことを重視した芸術や朗読などユニークな授業を行っている学校もあります。

学習スタイルも様々で、スクーリング(通学)か、在宅での通信教育、更には全寮制のフリースクールまで。子どものタイプに合わせて一緒に考えてみましょう。

 
選び方として、まずは周辺のフリースクールを調べ、資料請求するします。これは、NPO法人フリースクール全国ネットワークのホームページでも調べられます。

そして次に、実際に見学してみみましょう。可能であればお子さんと一緒に見学するのがおすすめです。そして、フリースクールの経験者の話も聞いてみましょう。見学の際に希望すれば紹介してくれるケースもあります。

最も恐れるべきなのが、親が一方的に決めてしまうこと。通い出して「また合わなかった・・・」となっては、子どもは今度こそ自信を喪失してしまいます。

サポート校との違い

最近、フリースクールと並んで耳にするのが「サポート校」という教育機関です。同じだと思われがちなこの二つですが、実は目的が大きく異なります。正しく理解して、子どもが必要とする場所を提供してあげましょう。

まずフリースクールは生徒の精神面・生活面のサポートに重きを置いています。子どもはフリースクールを通じて社会との接点を持つことで社会性を身に付け、自信を取り戻し、将来的な社会復帰のためのトレーニングの場と言って良いでしょう。

反対にサポート校は主に学習支援に力を入れています。予備校や学習塾などが運営団体であることも多く、そのため入学資格に中学卒業見込者、通信制高校在籍者などの条件があることが一般的です。

フリースクールのメリット・デメリットは?

次にフリースクールを利用する上でのメリット・デメリットについてです。

メリット

以下のようなメリットが考えられます。

  • 個性を尊重する豊かな授業内容で、子どもの得意分野を伸ばせる
  • 家庭以外の居場所として疎外感を排除できる
  • 少人数制の授業が多く、手厚い指導を受けられる
  • 指導員との距離が近く、対等な立場で接してもらえる

フリースクールの利点は、やはりフラットな校風と、個性を尊重してくれるところでしょう。しかしデメリットも存在します。

デメリット

以下のようなデメリットも考えられます。

  • 正規の学校ではない(学生扱いにならない)
  • 通っているだけでは高等学校卒業資格は取れない
  • 費用がかかる

スクールとついているので混合しがちですが、フリースクールは正規の学校ではありません。民間の教育機関なので、どちらかと言えば「習い事」の延長線上のような存在であり、学生でありながら学生ではないというジレンマが存在します。

わかりやすい例だと、通学定期などの学生割引などが受けられないなどがあげられます。

また上記の通り一般的な学校ではないので、きちんと通っていても高等学校の卒業資格は取れません。よって卒業資格を取得するには、高等学校卒業認定試験の合格が必要となってきます。

費用についてはフリースクールによって異なりますが、一般的には月会費1~5万程度のところが多いようです。それに加えて入学金、交通費、各種イベント(農作業体験や旅行など)には参加費が必要になるため、私立の学校程度の出費があることは覚悟しておきましょう

フリースクールによって、不登校をポジティブなきっかけに

不登校児童の増加は社会問題であり、様々な手を打っているにも関わらず、平成27年小中学生うち不登校児童の割合は1.26%と過去最多となりました。

ニュースでも度々取り上げられ、不登校はもはや珍しい言葉ではありません。これからの時代、フリースクールはより身近な存在となってくるでしょう。

それと並行して、不登校が脱落ではなく、我が子により適した教育機関を検討するきっかけだと明るく思える社会になると良いと思います。

フリースクールは学校生活を必要とする人誰にでも入学のチャンスはあり、いつも優しく間口を開いてくれています。

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