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ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

寝方によっては体調不良を引きおこすことも!?妊娠時期によっても違う適切な寝方とは?シムス体位とは?

   

まずは、妊娠おめでとうございます!新しい命を授かることは、とても尊く神秘的なことです。妊娠がわかった時点から、あなたはお腹の中の小さな命をとても愛おしく感じていることだと思います。

妊娠初期はお腹もそれほど大きくならず、普段とあまりかわらない生活を送れる妊婦さんもいますが、妊娠中期以降、お腹が大きく重たくなってくると、床に座っている状態から立ち上がるだけでも一苦労。

もちろん、寝るときの体勢だって工夫しないとどんどんしんどくなっていきます。今日は主に、妊娠中に取ると良いとされている、寝姿勢などについて掘り下げてみます。

妊娠後期に近づくと熟睡できなくなる?

妊娠初期症状としてよくあげられるのが、悪阻(おそ、つわり)です。

私も妊娠初期から悪阻があり、3ヶ月ほどある安定期のうちのたった2週間悪阻がおさまっただけで、それ以外は出産するまでずっと悪阻がありました。

妊娠してから疲れやすくなった妊婦さんが圧倒的に多いのですが、大きくなっていたお腹は最後の一ヶ月ぐらいで、更にどーん!と大きくなり、疲れてはやく横になって休みたいはずなのに、なぜか横になっても休めない…。

はい、それは、大きなお腹のせいなのです。大きなお腹が重たくて、横を向いて寝ても上を向いて寝ても、何してもしんどいのです

おまけに、妊娠後期に近づくにつれ、だんだんと眠りが浅くなります。数時間おきに目が覚めたりしてしまうのですね。

これは胎内の赤ちゃんの睡眠サイクルと同じだと言われており、赤ちゃんは生まれてからも一度に何時間もまとめて眠ることが苦手で、短いスパンで寝たりおきたりを繰り返します。

赤ちゃんが生まれてからは、1時間や2時間おきぐらいに授乳しなければならなくなるため、ママは妊娠中から1~2時間置きの授乳の練習をしているのだと言われています。

妊娠中期に入る頃からシムス体位を行うといい?シムス体位とは?

10シムスの体位

妊娠初期はお腹も目立たず邪魔にもならないため、寝るときもうつ伏せになっても全然平気です。私は中期に入っても、しばらくうつ伏せ寝ができていました。

ですが徐々に妊娠週数が進むにつれて、お腹はかなり大きく重たくなってきます。必然的にうつ伏せ寝はできなくなってきますし、仰向け寝も実はあまりよくないとされています。

では、どんな寝方なら大丈夫なのか?それは、“横向きに寝る”ことです。横向きに寝て、両膝をまげるようにして眠ると一番お腹も腰も楽です。

この時に上になった膝をクッションの上に置いたり、股の間に抱き枕を挟んで寝るとお腹への負担が減り、とても楽な姿勢が取れます。

これを“シムスの体位”と呼び、産婦人科でもこのシムスの体位で寝るようにと指導が入るところが多いと思います。

ここで注意したいのが、なるべく自分の左側を下に寝るということ。体の左側に大動脈、右側に大静脈が通っており、弾力の少ない大静脈を下にして寝てしまうと血液の循環が悪くなり浮腫みの原因になってしまいます。

赤ちゃんにとっても血液の循環は大切なことなので、できるだけ左側を下にして寝るようにしてくださいね。

妊娠後期からの仰向けがNGなのはなぜ?

妊娠後期に入り、お腹が張ることも増え、重いお腹をささえる腰にも負担がかかってきます。それになにより恥骨が痛い!何もしてなくても、寝転がっているだけなのに恥骨が痛いのです。

妊婦さんみんなが通る道ですね。恥骨が痛すぎて、横向きに寝てみたり仰向けに寝てみたり、いろいろ試しても妊娠後期の恥骨痛は取り去ることができません。

寝るときも、横向きのシムスの体位でもまだ苦しくて、途中で仰向けになって寝たりもしましたが、妊娠後期に入ってからの仰向け寝には注意が必要です。

というのも、仰向けに寝ると大きくなった子宮に太い血管が圧迫されてしまい、“仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群”という症状を招くリスクがあるのです。

私も出産間近まで仰向けに寝られることは寝られましたが、途中で気分が悪くなってきてしまいました。あまり長時間仰向けのまま太い血管を圧迫してしまうと、お腹の赤ちゃんにもよくないので、できるだけ仰向け寝は避けましょう

どうしても仰向けで寝たい時の対処法は?

私の場合ですが、どうしても仰向けになって寝たいときは枕をクッションで底上げしまくって、半分上半身をおこしたような形で寝ると少しだけ楽に寝ることができました

どうしても仰向けで寝ていると、途中一瞬息をしていない状態になり苦しくて目がさめるようなことがたくさんあったため、この状態で長時間寝続けると、赤ちゃんの発育にも影響を及ぼしかねなかったかもしれませんね。

上半身をおこすような形というと、これはもう寝ているというよりも座ったままウトウトしているような物ですので、安眠はあまりできません。

ですので、フラットに横になったままの状態で普通に仰向けで寝たいという場合は、こまめに体勢を変えながら(長時間仰向け寝が続かないように)眠るしかありません。

どうせ後期になると安眠はなかなかできないので、目が醒めるたびに体勢を変えるぐらいの気持ちでいましょう

楽な寝方を見つけて、安眠をこころがけよう

とにかく妊娠中は、ママの体には変化がたくさんおこります。ちょっと歩いただけでもお腹が張って痛くなったり、何もしてないのに疲れやすくなってしまいます。体の中で別の人間を育てているのですもの、体力を消耗するのも当たり前ですね。

せめて夜の間だけでも少しでも体を休められるように、自分の楽な姿勢を見つけましょう

特にさきほども説明した、シムスの体位で抱き枕を股の間に挟んで寝るという寝方は、どの妊婦さんにもオススメできる楽な寝姿勢なので、ぜひ試してみてくださいね。元気な赤ちゃんに出会えますように。

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