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親の車による子供の死亡事故はなぜおこるの?何に注意したらいいの?

   

2017年3月に神奈川県横浜市で、3歳の女の子がママの運転する軽乗用車に駐車場でひかれて亡くなるという事故がおきました。この軽乗用車には、5歳のお兄ちゃんも同乗していたといいます。

残念ながら、身内による自宅敷地内での死亡事故は、一向に減る様子は見られません。その背景には、慣れた場所で運転することに対する過信があるように思います。

そこで今回は、親の車によって子供の死亡事故がおこる理由や未然に防ぐための注意点について、一緒に考えてみましょう。

親の車で子供が死亡する事故にはどんなものがあるの?

まず、親の車にひかれて子供が犠牲になった事故の例を、いくつか紹介しておきましょう。

2013年8月に埼玉県で、ショッピングモールの駐車場で先に車から降りた5歳の男の子が、親の車にはねられて重傷を負っています。

同年同月、神奈川県では親が目を離した隙に、河川敷の隣りの駐車スペースに入りこんだ3歳児が、バックした親の車にひかれて死亡しています。

同年11月には佐賀県で、保育園に我が子を送ろうとした母親が、自宅敷地内で死角に入っていた2歳男児をひき、亡くなるという事故がおこっています。

こうした親の車による交通事故により、多くの子供の命が失われていますが、事故件数が減る気配はありません。自分は大丈夫という親の過信が、その理由の一つといえるのではないでしょうか。

子育て中に車を利用するメリットとデメリットは?

とはいえ、居住している地域によっては、マイカーがないと生活に支障をきたすケースがあります。そして、子育て中に車を利用するメリットも多いのです。

公共交通機関の便が悪い、保育園の送迎や買い物に行くときに便利、子どもの数が多くなったときに重宝するなど、その理由がさまざまです。特に子供が2人以上いる家庭では、自転車より車の方が便利で安全と考える傾向が強いようです。

家族の行動範囲が広がりますし、どんな天気でも移動に困らない、子供の体調が悪いときでも移動しやすいというメリットがあります。

一方で、自損事故にあう確率があがること、維持経費が必要なこと、ペーパドライバーのママが運転する機会が増えることなど、デメリットも十分に考慮しなければなりません。

悲しい事故を防ぐために親ができることは?

では、親の車で子供が交通事故にあうという悲しい事故を未然に防ぐために、何に気をつけたらよいのでしょうか。

まず、駐車場内でおこる子供の交通事故の原因を、しっかり把握することです。そのほとんどが、ブレーキとアクセルの踏み間違いといった運転動作の誤りか、子供を見落とすなど認識が不足していることでおこっています。

特に幼児が親の車で事故にあうときには、死角に入り込んだことでひかれてしまうケースが多いです。そこで、駐車場では子供を先に下ろしたり、一人で歩かせない、常に子供の居場所を目視して、視界に入らないときには車を動かさないことを徹底してください。

自宅の駐車場で車を動かすときには、慣れている場所ゆえに過信してしまうことが多いものです。十分に注意しましょう。

事故をおこさないためにも細心の注意を払おう!

そしてもう一つ、幼児が親の車にひかれる事故がおこる際、親が子供は交通安全に対する知識を持っていると過信しているケースも少なくありません。幼児に交通安全を言い聞かせている自覚があると、できて当然と考えてしまうのです。

ですが、幼児は自分の興味・関心を抑えることができず、親の想定外の行動をすることも少なくありません。事故のリスクを下げるためには、子供を過信してはいけないのです。

我が子は車が止まってから、自分が安全を確認して下ろすことを徹底し、事故を未然に防ぎましょう。

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