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乳幼児は要注意!毛虫かぶれ(毛虫皮膚炎)について知っておこう

   

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みなさんは、「毛虫かぶれ毛虫皮膚炎)」という言葉を知っていますか?これは、乳幼児の外出が増える初夏の季節によく見られる症状です。

外遊びが大好きな子どもや、家族でバーベキューをしたり、キャンプに出掛ける多い家庭だと、乳幼児が発症する可能性が高いです。

そこで今回は、毛虫かぶれとはどんな病気か、原因や症状、治療方法、応急処置の方法についても、お話しします。誰もがかかる可能性がありますので、知識として覚えておいてくださいね。

毛虫かぶれ(毛虫皮膚炎)って何?その原因は?

毛虫かぶれ(毛虫皮膚炎)とは、蛾や蝶の幼虫が持つ毒針毛や毒棘に触れることで、湿疹ができる病気です。

実際に蛾や蝶の幼虫に触らなくても、その毛が残っているところを触るだけでも、毛虫かぶれを発症する可能性があります。

毛虫かぶれの原因となる毛虫は、毒針毛を持つ「ドクガ類」と、毒棘を持つ「イラガ類」に大別されます。

ドクガ類は、椿や山茶花などの庭木に集まるドクガチャドクガです。また、カレハガ科のマツカレハクヌギカレハタケカレハなども毒が強いです。これらは、成虫も幼虫も毒を持っています

イラガ類は、カキの木やバラによく発生します。毒の棘を持っており、触ると激痛を感じ、赤く腫れます。これらは、幼虫は毒を持っていますが、成虫は無毒です。

毛虫かぶれ(毛虫皮膚炎)の症状とは?

毛虫かぶれ(毛虫皮膚炎)は、ドクガ類とイラガ類のどちらに接触したかで、症状の出方が違います。

ドクガ類の毛虫かぶれの症状

毒針毛を持つドクガ類に刺された直後は、自覚症状はありません。ですが、刺されてから数時間すると、ピリピリしたかゆみが出始めます。そして、1~2日が経過すると、無数の赤い斑点が出始め、周囲に湿疹が広がります

イラガ類の毛虫かぶれの症状

毒棘を持つイラガ類に刺されると、すぐに強い痛みを感じ、刺さった部分が赤くなります。どちらも強いかゆみを伴う赤い発疹を伴います。

もし、湿疹部分に毒針が残っていると、それを搔いてしまうことで、皮膚の奥に差し込んでしまい、治療が困難になることがあります。

また、アレルギー体質だと、アナフィラキシーショックをおこす乳幼児もいるので、十分に注意が必要です。

毛虫かぶれ(毛虫皮膚炎)の治療方法は?

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もし、毒棘を持つイラガ類に刺された時には、患部を乳幼児に触らせず、ガムテープやセロテープなど、粘着性の高いものを患部に貼ってはがし、皮膚から毒針毛を抜きましょう。その上で、患部を流水でしっかり洗い、腫れている部分を冷やします。

もし、自宅の救急箱に毛虫刺され用のステロイド外用薬があれば、塗っておくのもおすすめです。ですが、応急処置をして毒針毛を取り除いたつもりでも、残っていることもあります。そのため、皮膚科を受診することをおすすめします

皮膚科では、毒針毛をすべて取り除き、症状に応じて、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬が処方されます。毛虫かぶれはかゆみが強いので、ステロイドでしっかり抑え込むのが治療の基本です。

短期間であれば、ステロイドの影響は心配ありませんし、適切に治療をすれば、1週間ほどで治ります。ですが、治療が遅れたり、重症化すると、完治までに2~3ヵ月かかることもあるので、早めに病院に連れて行ってあげましょう。

洗濯物に毛虫がついた時も注意が必要

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乳幼児が毛虫かぶれ(毛虫皮膚炎)になっても、他の家族にうつることはありません。毒針毛に触れなければ、症状を発症することはないのです。

ですが、毒針毛は風で運ばれるので、洗濯物を外に干している間に、付着してしまうことがあります。それが原因となり、毛虫かぶれがおこることもあるのです。

そのため、洗濯物を取り込む前によくたたくガムテープなどで毒針毛を取り除くなどの配慮が必要です。

そして、毛虫かぶれは抗体をつくることができません。そのため、毒針毛や毒棘に触れるたびに、症状が出る可能性があります。外遊びをする時には、毛虫対策も万全にしてあげましょう。

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