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赤ちゃんにも多くみられる、胃食道逆流症の原因と対処法とは?

   

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生まれたばかりの赤ちゃんは、胃の形状が未発達なので、よくミルクや母乳を吐いてしまうものです。ですが、赤ちゃんがよく吐く原因が、「胃食道逆流症」の場合は、きちんと治療を受ける必要があります。

そこで今回は、乳児によくみられる胃食道逆流症の原因と症状、治療法について、お話しします。適切に治療しないと、別の病気を誘発してしまうこともあるので、赤ちゃんの症状を見極めて、早めに小児科に連れて行くことをおすすめします。

胃食道逆流症って何?その原因は?

胃食道逆流症とは、胃に入った食べ物や胃酸が、食道や時には口の中に戻ってくる症状のことをいい、子どもがかかりやすい病気の一つです。

人間の胃は、食べ物が逆流しないようになっているものです。ですが、生後3ヵ月ころまでの赤ちゃんの胃は、ふたをしていないとっくりのような形状なので、授乳後に少し動くだけでも、逆流しやすいのです。そのため、授乳中の乳児の姿勢がよくない授乳量が多すぎるなどの理由で、胃食道逆流症を発症しやすくなります。

また、乳幼児がカフェインニコチン副流煙にさらされることで、食物不耐性食物アレルギー消化管異常をおこすことが原因で、胃食道逆流症になることもあります。小児の場合は、炭酸飲料の飲みすぎも原因の一つです。

胃食道逆流症になるとみられる症状は?

赤ちゃんが胃食道逆流症を発症した時にみられる症状は、過度の嘔吐吐出です。乳児に多い逆流については、胃の逆流防止機能が完成する、1歳半ころに治まることが多いです。ですが、1歳半を過ぎても治まらない時には、胃食道逆流症と診断されることが多いです。

その他にみられる症状としては、胃の不快感神経過敏哺乳障害不自然な姿勢などがあげられます。また、胃酸が食道まで逆流すると、強い酸性であることから、食道が炎症をおこすこともあります。

そして、お腹の張り胸やけ胃もたれのどの違和感あるいはヒリヒリ感があらわれることもあります。中には、副鼻腔炎出血を伴う食道炎が発症することもあるので、注意が必要です。

胃食道逆流症の治療法とは?

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乳幼児が胃食道逆流症を発症した場合の治療法は、年齢によって異なります。授乳期の赤ちゃんが発症した場合には、まずミルクの飲ませ方を改善します。横抱きするのではなく、上半身をおこして授乳することで、胃食道逆流症の症状が改善されます。

また、頻繁にゲップをさせるのも、一つの方法です。それでも、母乳やミルクが逆流してくるようであれば、ライスシリアルなどを混ぜてとろみをつけたミルクを与えます。授乳後はすぐに寝かせず、30分ほど上半身をおこしておくのも効果的です。

1歳半以降の幼児の場合は、頭を高くして寝かせることで、逆流を予防します。就寝時間の2~3時間前までに食事を終わらせること、寝かせる時には頭を15cmほど高くすること、カフェインや炭酸飲料の摂取を控えることも大切です。

それでも症状が改善されない場合は、胃酸を抑えたり、中和する、あるいは消化管の動きを整える薬が処方されることもあります。

病気を併発することがあるので、きちんと治療を受けよう

乳幼児が胃食道逆流症を発症する原因は様々ですが、胃酸によって食道粘膜が炎症をおこすと、「逆流性食道炎」をおこしてしまう可能性があります。また、胃食道逆流症が「気管支炎」や「肺炎」をおこす原因になることも多いのです。

生活習慣の改善や薬でも胃食道逆流症の症状が緩和されない場合には、手術を検討しなければなりません。そうした事態に陥らないためにも、胃食道逆流症が疑われたら、すぐに小児科に連れて行き、検査を受けましょう。

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