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夜驚症の原因って何?赤ちゃんにみられることもあるの?

   

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赤ちゃんは、生後6~8カ月を迎えるころになると、夜泣きを始めることが多いです。これは、脳の発達が著しい乳児期にあらわれるもので、眠りが浅いタイミングでおこることから、部屋の電気をつけたり、ママやパパが抱っこして声掛けすると、治まることが多いです。

その他にも、夜中に突然泣きわめいたり、大声を出したり、暴れることもある夜驚症」という、子ども特有の睡眠障害があります。そこで今回は、夜驚症の原因や症状、赤ちゃんにもみられるのかなどについて、お話しします。

夜驚症とは?どんな症状が出るの?

夜驚症は、正式名称を「睡眠時驚愕症」といいます。グッスリ寝ていたはずの子どもが突然目を覚まし、恐怖やパニックに襲われて、泣いたり叫んだり暴れたりします。中にはベッドからおき上がる子どももいて、心拍数の増加や呼吸が早くなる、大汗をかく、嘔吐するなどの症状を伴うことがあります。

夜驚症がおこるタイミングは、入眠してから3時間以内が多く、ノンレム睡眠という深い睡眠時におこります。そのため、目覚めても脳の一部は覚醒し、一部は眠っている状態なので、ママやパパが声をかけても反応できず、身体を触るのを嫌がる子どももいます。発作自体は数分から20分程度で治まることが多く、その後は再び睡眠に入ります。翌朝、発作のことは覚えていないことが多いです。

夜驚症の原因は何?

夜驚症の原因は様々ですが、筆頭にあがるのは、

子どもが恐怖体験をする

火事や交通事故などの現場を目撃する、大人に大声で怒鳴られる、食器を割る、雷や地震を体験する、大けがをする、溺れそうになる、テレビで怖い映像を見るなど、大人ならなんでもないことでも、子どもには恐怖体験になることが、たくさんあります。

日中に興奮するほど楽しい体験をする

集団生活を始めるなどして心理的なストレスを感じている、兄弟姉妹ができる、引っ越しや転校といった環境の変化、行事前の過度の緊張などが、夜驚症を発症するきっかけになることもあります。

また、ママやパパが子どものころに夜驚症を経験していると、子どもも発症しやすいという説もあります。

夜驚症は赤ちゃんでもなる?対処法は?

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夜驚症がみられるようになるのは、3歳を過ぎてからで、小学校低学年までに発症することが多いです。赤ちゃんの場合は、時期によっては夜驚症ではなく、夜泣きの可能性があります。まったくおこらないと言い切れるわけではないので、症状をよく観察しましょう。

子どもがもし夜驚症を発症しても、明確な治療法は確立されていません。また、脳が覚醒しないまま興奮状態に陥っているので、発作がおきた時にできるのは、子どもが投げたりぶつかったりしそうな危険物をよけること、走ったり階段の上り下りをする時にけがをしないように見守ることです。

発作が治まった翌日に、子どもが何を怖いと思っているのかを確認し、心配ないことをくり返し伝えてあげましょう。子どもの年齢が高く、興奮状態で動き回ることが多い時には、病院で内服薬を処方してもらうのもおすすめです。

赤ちゃんの場合てんかん発作の可能性もある

夜驚症は幼児から小学校低学年に多いので、赤ちゃんにみられることはまれだと考えられます。そして、夜驚症だと思っていたら、睡眠てんかんだったケースも少なくありません。睡眠てんかんとは、てんかん発作の一つで、脳の疾患です。脳内のニューロンと呼ばれる神経細胞が刺激されることで、眠っていた子どもが大声をあげたり、暴れたりすることがあるのです。

夜驚症は入眠後3時間以内におこることがほとんどですが、睡眠てんかんは入眠後1時間以内、あるいは起床する1~2時間前におこることが多いです。確定診断をするためには、脳波検査を受ける必要があるので、心配な時は病院に連れて行きましょう。

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