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超未熟児(超低出生体重児)って?発達や障害などは?

   

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赤ちゃんは、妊娠して出産までお腹の中で過ごしていますが、何らかの原因で早く産まれてきてしまうことがあります。

日本では妊娠22週が生育限界とされています。そのため、早産とは22週以降に生まれた赤ちゃんのことをいいます。そして1000g以下で生まれた赤ちゃんのこと超低出生体重児と呼んでいます。

体重が小さいだけでなく、体の機能なども未熟なことから、治療を受けて成長していっても、今後の発達や障害も心配です。

今回はそんな超低出生体重児の発達や障害などをご紹介します。

超未熟児(超低出生体重児)ってどういう状態の事を言うの?

超低出生体重児は、妊娠22週以降に生まれた赤ちゃんで体重が1000g以下の赤ちゃんをいいます。例えば、妊娠22週では平均体重は400~500g程度です。そこから週数が増すごとに赤ちゃんの成長をしていき、妊娠26週ごろには平均体重が750~1000g程度になります。

しかし双子三つ子の場合は、子宮の容量に制限があり、赤ちゃん一人一人が小さいですね。この場合、妊娠35週程度になっても、赤ちゃん一人の体重は1000gに満たない場合もあります。もしも出生した時に1000g以下であれば、週数に関係なく超低出生体重児と呼ばれます。

どんなことが原因で超未熟児(超低出生体重児)として産まれてきてしまうの?

原因はいろいろあるのですが、大きな原因としては切迫早産があります。

切迫早産の原因は、子宮の入り口が弱くなる子宮頚管無力症妊娠高血圧症候群常位胎盤早期剥離子宮内感染などがあります。正期産まで赤ちゃんをお腹の中で維持できず、早産になってしまうのです。

早産で入院中であっても、ママや赤ちゃんの状態によっては、緊急帝王切開などで出産を余儀なくされることもあります。

子宮内胎児発育不全も超出生体重児の原因の1つです。

臍帯の血流不全胎盤の機能低下などにより、赤ちゃんに栄養が届かず、子宮内で成長が進まず、赤ちゃんがお腹の中で発育不全をおこしてしまうのです。その結果、週数は進んでも体重は1000g以下という場合があるのです。

多胎妊娠の場合は、週数は進んでも、一人一人の赤ちゃんのサイズは小さくなってしまう傾向が高いです。更に週数が早い段階で生まれてしまうと、赤ちゃんが1000g以下となってしまうのです。

生存率はどれくらいなの?後遺症などが残るリスクは?

週数が早く産まれてきた赤ちゃんほど、生存率や後遺症の残る可能性が高くなります。赤ちゃんは妊娠週数によって身体の機能の出来上がる時期が異なります

34週以前に生まれた赤ちゃんは、まだ肺の機能が出来ておらず、呼吸が不安定です。そのため、人工呼吸器を装着して治療をすることも少なくありません。

出生後すぐに人工呼吸器を装着しますが、生まれてくる前から問題がある場合、低酸素になって脳に障害が出ることもあります。また脳の成長の途中なので、血管ももろく超出生体重児は脳障害もおこりやすいのです。

早く産まれて呼吸器を使用する期間が長くなるほど、慢性肺疾患も持つこともあり、退院時に在宅酸素が適応になることもあります。

また赤ちゃんの網膜は36週ごろまでに完成をします。網膜の発達の途中で赤ちゃんが生まれてしまうと、網膜の血管が異常な発育をすることがあるのです。未熟児は、入院中、網膜の検査を定期的に受けていますが、妊娠28週未満で生まれた赤ちゃんの発症率はほぼ100%といわれます。

異常が発見されたら、レーザー治療などを行って治療します。

どうやって対処していくの?その後の成長は?

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超低出生体重児は当然早く産まれているので、生まれた日から生後日数を数えると発達の遅れが目立ちます。そのため、通常は、修正月齢という言葉を使用して発達を見ていきます。修正月齢とは、出産予定日を基準にした月齢のことです。

超低出生体重児の赤ちゃんは、退院したら定期的に小児科に通う必要もありますし、病院によっては発達外来という専門の外来を受診することもあります。

ここでは医師だけでなく、理学療法士栄養士などがみんなで赤ちゃんの成長を評価する外来です。赤ちゃんが今後、成長するために何か必要かという助言をもらうために必要な受診ですし、もしも異常があった場合、早く対処が出来るというメリットがあります。

目の治療を行った赤ちゃんは、定期的に目の健診を受けるために受診が必要です。また場合によっては成長してから眼鏡が必要になることもあるので、長期的に観察していかなくてはいけません。

また脳に障害があるという場合には、定期的にリハビリに通うなどして、赤ちゃんの成長に合わせて、体の動きを見ていきます。

長い目で暖かく見守っていこう

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超低出生体重児が生まれると、その小ささから、両親は心配でたまらないでしょう。しかし日本の医療は、超低出生体重児の救命率をどんどんあげてきています

今の目標は救命率ではなく、救命かつ障害を残さないという目標なのですね。そのように生を受けた赤ちゃんはみんなに守られています。

超低出生体重児で生まれた赤ちゃんは、ほかの子どもに比べると体は小さいですし、病気にもなりやすいかもしれません。しかし一つ一つのことが大きな喜びになることは確かです。また修正月齢で赤ちゃんの発達を見ていても、小学校に入るまでは差があることも少なくありません。

そのため長い目で温かく見守っていくことが大切です。

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