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実は膿が原因だった?赤ちゃんの外耳炎の原因や対処法について教えて

   

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赤ちゃんの耳の病気で思いつくのがまず、中耳炎という方が多いのではないでしょうか。しかし外耳炎も実はよくおこりうる病気なのです。

赤ちゃんの耳を見たら膿が出ている耳をよく触っている触れると痛がっているということがあったら、外耳炎の疑いがあります

では外耳炎はどうしてなってしまうのか、どんな症状が出るのか、どう治療していったらいいかなど、詳しく説明していきます。また赤ちゃんの耳のホームケアについてもお話ししますので、しっかりと外耳炎について理解して予防に役立てくださいね。

赤ちゃんが外耳炎になってしまう原因ってなに?

耳掃除のしすぎ

実はこれが一番の原因なのです。赤ちゃんの皮膚は大人に比べて薄く傷がつきやすいため、耳掃除をしすぎると耳の入り口から鼓膜までの外耳道が傷つき、そこに細菌が入って外耳炎に発展してしまうのです。

お風呂の水、シャンプーが入る

赤ちゃんの頭を洗う際に水が耳に入ってしまうことも、原因の一つになります。お風呂の水やシャンプーなどが入ることにより、湿気をともない水の中にある細菌が繁殖しやすくなります。これがもとになり外耳炎に発展することもあります。

赤ちゃんが引っ掻いてしまう

もともとあった耳または耳のあたりの湿疹を赤ちゃん自身が引っ掻いてしまい、耳に傷がつき細菌が繁殖して外耳炎に発展ということあります。

上記が主な原因となりますが、まれにカビ(真菌)によるもの中耳炎によって引きおこすこともあります。

どんな症状が出るの?膿が出るだけではないの?

耳が痒い、痛い

軽い症状のときなどはまず痒み、耳を引っ張ったりすると痛みが出ることもあります。進行していくと激しい痛みや痒みを伴うことがあります

白色や黄色の膿が出る

耳の中で化膿すると、耳からがでてきます。外耳炎が進行している可能性があります。

耳の穴が臭う

菌の繁殖、外耳炎が進行したためが出て、それが臭っている可能性があります。

耳が熱をもつ

外耳道が炎症をおこし、腫れがひどくなっている可能性があります。

耳の痒みや痛みは初期のころに現れ、進行していくと痛みや痒みはさらに強くなり、黄色や白色の膿が出るようになると化膿している可能性があります。中耳炎と違って熱はあまり出ませんが、さらに進行していくと腫れが出てきて耳が熱をもつようになっていく場合もあります。

最終的に悪化して難聴をきたす恐れがありますので、赤ちゃんが耳を頻繁に触れる痛がるようであれば注意が必要です。

受診するタイミングはいつ?小児科?それとも耳鼻科?

赤ちゃんが頻繁に耳を触ったり引っ張るようなことがあれば、注意をしましょう。軽い外耳炎であれば自然治癒していくでしょうが、膿が出る痒みや痛みが治まらない耳が臭うなどの症状、また赤ちゃんの機嫌が悪い耳を触ったりすることが多くなるなど赤ちゃんの状態を見て、早めに病院を受診しましょう。

かかりつけの小児科で一度相談してもいいのですが、できれば小児科ではなく耳の専門家である耳鼻科を受診し、適切な対処をしてもらうことが必要です。

特に膿が出ているなどの症状がある場合、膿が耳をふさいでしまい難聴になってしまうことにもなりかねませんので、耳鼻科で耳の中をしっかり診てもらい、早めに治療をすることが大切です。

耳鼻科では耳の掃除もしてくれますので、自然治癒で様子をみるような軽い状態でも一度受診することをおすすめします。

自然治癒でも治らない場合はどうやって治療するの?

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自然治癒する場合、1~2日程度で症状がおさまっていきますが、3日以上かかる場合、耳鼻科で診てもらい、まずは耳の中にある耳垢や分泌物を取り除き消毒・洗浄を行います。その後症状に合わせて、医師が軟膏内服薬を処方し治療をしていくことになります。

一般的な治療

処方される薬として主に抗生剤の点耳薬副腎皮質ステロイド薬の軟膏があります。熱や痛みがある場合は解熱鎮痛剤、痒みがある場合はかゆみ止め、炎症がひどい場合は抗生剤の飲み薬が処方されます。また病院へ頻回に通い、洗浄消毒が必要な場合もあります。

膿が溜まっている場合

膿がある場合は切開して出すこともあります。膿を出した後は患部に抗生剤を塗布し、痛みがあるようであれば薬が処方されます。

真菌性の場合

まれに真菌カビ)による外耳炎があります。この場合、副腎皮質ステロイドなどの軟膏は症状を悪化させる可能性があるため、抗真菌剤の軟膏が処方されます。一般的な細菌による外耳炎は5~7日間ほどで症状が和らいでいきますが、真菌性の場合は治療が1ヶ月以上かかる場合もありますので、必ず耳鼻科で判断してもらう必要があります。

しっかりホームケアをして予防してあげよう

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赤ちゃんは新陳代謝が大人より活発なため耳垢がたまりやすいですが、赤ちゃんの皮膚は薄く傷つきやすいため耳の掃除には注意が必要です。

耳穴に溜まった耳垢は自然と耳の入口へ押し出されるようになっていますので、毎日耳掃除をする必要はありません。毎日してしまうとかえって耳垢をつまらせてしまい、外耳炎をおこす原因になってしまいます。入口付近に自然と出てきた耳垢やくぼみにある汚れなどをお風呂上りに綿棒やガーゼなどで拭いてあげてください綿棒を耳穴に差し込まないように注意しましょう。

どうしても耳垢が気になる場合は、耳鼻科で耳垢をとっていただくと良いでしょう。頻繁に通院する必要はありませんが、医師とも相談し定期的に耳を診ていただくことで耳を清潔に保ち、また予防にも繋がります。

赤ちゃんの耳を清潔に保ってあげたいと思ってしている耳掃除が、かえって外耳炎になってしまうこともあります。日頃のケアに注意しながら、赤ちゃんの耳を守るためにも耳鼻科へ通うなどして予防してあげましょう。

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