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乳児に多くみられる喉頭軟化症の原因や症状、治療法を教えて!

   

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赤ちゃんが風邪をひいたことをきっかけに、苦しそうにゼーゼーと息をすることがあります。慌てて赤ちゃんを病院に連れて行ったときに「喉頭軟化症」といわれて、驚くママも少なくありません。

実は喉頭軟化症は、乳児には珍しくない病気です

そこで今回は、喉頭軟化症とはどんな病気なのか、その症状や原因、治療法について、お話しします。

知識を持っていることで、早期発見ができますし、ホームケアを心がけることもできるはずです。

喉頭軟化症って何?どんな症状が出るの?

喉頭軟化症とは、新生児に多くみられる、呼吸や喉の疾患のことです。新生児の喉頭は、柔らかい軟骨で構成されており、成長するうちに硬い軟骨に変化します。

ですが、柔らかい軟骨がなかなか硬くならないと、息を吸うときに喉頭の上部が気管の方に引き込まれてしまうのです。その結果、空気の通り道を狭めてしまい、呼吸が苦しくなるのです。

喉頭軟化症は、生後2週間から1カ月あたりの赤ちゃんからみられるようになり、生後6カ月ころにピークを迎えるそうです。

喉頭軟化症の症状としては、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という喘鳴がおこります。症状が悪化すると、呼吸困難がおこったり、チアノーゼが見られることもあります。もし、赤ちゃんに喘鳴がみられたら、すぐに病院に連れていきましょう。

喉頭軟化症がおこる原因は?

喉頭軟化症の原因は、喉頭の軟骨が柔らかいままであることです。喉頭には複数の軟骨があり、ママが妊娠4カ月目を迎えるころには、それが硬くなるものです。ですが、喉頭上部の軟骨だけは、ほかの部分の軟骨と比べると硬くなるのが遅いのです。そのため、ママが妊娠8カ月になるころまで、時間がかかるとされています。

喉頭軟化症を発症する赤ちゃんは、出産後も喉頭上部の軟骨が柔らかい状態のままなので、喉頭軟化症を発症しやすいのです。喉頭上部の軟骨が柔らかいのは、先天的なものです。そのため、予防法はありません。

また、喉頭軟化症の赤ちゃんの中には、胃食道逆流症を合併している赤ちゃんも少なくないそうです。また、ほかの病気が原因で、喉頭軟化症がおこることもあります。

喉頭軟化症の治療法とは?

喉頭軟化症は、赤ちゃんが成長し、喉頭上部の骨が硬くなっていくことで、自然治癒することが多いです。そのため、満1歳になるまでは、月に1回程度の定期検診を受けながら、成長の遅れがないかを体重の増減でチェックしながら、経過観察を行います。

とはいえ、呼吸困難やチアノーゼがおこっている、あるいはほかの合併症を併発している場合には、医療処置を行うことがあります。喉頭軟化症だけを発症している場合は、喉頭レーザー術喉頭蓋吊り上げ術などの手術を行うことがあります。また、気管挿管気管切開を行い、気道を確保することもあります。

そして、感染症を予防する意味で、ワクチンの積極摂取をすすめるお医者さまもいるようです。

自宅での過ごし方も配慮してあげよう

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もし、我が子の喘鳴が苦しそうに思えたら、気道を確保する方法を試してあげましょう。寝て過ごすことが多い月齢のときは、背中にタオルなどを敷き、喉を伸ばすことで息の通り道をつくってあげましょう。

呼吸が苦しいときには、母乳やミルクを飲むのも辛いものです。そんなときには、スプーンで少量ずつ飲ませてあげると、症状が緩和されます。

そして、喉頭軟化症の赤ちゃんは、風邪などの呼吸器感染症が重症化しやすいです。家族全員が手洗いとうがいを徹底すること室温と湿度の管理に配慮することで、予防を心がけてあげましょう。そして、風邪をひいたときには、重症化しないうちに病院へ連れていきましょう。

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