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赤ちゃんの死亡事故は窒息が一番多いって本当?原因と予防法は?

   

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厚生労働省が平成24年に発表した「人口動態調査」によると、0歳児の不慮の事故の死因は、「窒息」がトップで全体の84%を占めています。2位の「溺死及び溺水」は8%ですから、いかに赤ちゃんの窒息事故が多いかがわかります。

つまり、健康で生まれた赤ちゃんも、窒息事故にあう確率は低くないということです。窒息による死亡事故を予防するためには、その原因を知り、対策をたてておくことが大事です。

そこで今回は、赤ちゃんに窒息が多い原因や予防法、寝返りを始めたときの対策について、お話しします。

赤ちゃんの窒息事故が多い原因は?

では、なぜ赤ちゃんには窒息事故が多いのでしょうか。その大半が、吐物や異物により窒息するというものです。

月齢の低い赤ちゃんの場合は、母乳やミルク、離乳食を吐いたときに、気管が詰まってしまうことが原因です。

赤ちゃんの月齢が高くなり、自分でものをつかんで口に入れるようになると、小さなものが気管を塞いでしまう事故が増えます

また、ママが赤ちゃんに添い寝をした際、ママの身体で赤ちゃんが窒息する事故もよくみられます。

そして、赤ちゃんが成長して寝返りをうつようになると、仰向けに戻れなかったり、熟睡してしまって、窒息することもあります。また、寝返りをうてない赤ちゃんをうつぶせ寝にすることも、窒息事故につながることが多いので、避けるべきです

赤ちゃんの窒息事故の予防法は?

赤ちゃんを窒息事故から守るために、予防法を実践することが大事です。

まず、授乳後はしっかりげっぷをさせましょう

とはいえ、毎回げっぷが出るとも限らないので、横抱きや縦抱きにしても出なかった場合は、身体の右側が下になるように、背中に丸めたバスタオルなどを置いてななめに寝かしつけ、吐いても気道が詰まらないようにするのがおすすめです。

添い寝や添い乳は赤ちゃんが寝付くまでと決めて、眠ったら離れる、夜に寝かせるときには、うつぶせ寝にしないことも大事です。

また、布団や枕、ぬいぐるみが窒息の原因になることがあります。赤ちゃんによかれと思って使っていたやわらかい布団に、顔が沈んでおき上がれない、口や鼻が塞がれてしまうという、悲しい結果を生むことがあるので、注意が必要です。

赤ちゃんの寝返り対策はどうしたらいい?

そして、赤ちゃんの寝返り対策をしておくことも、窒息事故予防には効果的です。赤ちゃんが寝がえりをうつようになったら、窒息するリスクを下げるために、しっかり予防対策をしましょう。

まず、横になっている赤ちゃんの顔の周りに、物を置かないことです。布団や枕、ぬいぐるみなどのやわらかいものは、特に就寝前には近くに置かないようにしましょう。

次に、寝返り防止グッズを活用することです。夜に寝かせるときに、寝返りのスペースをなくすための寝返り防止クッションを置いたり、吐き戻し防止の枕を使うことで、窒息のリスクを減らすことができます。

また、わざわざグッズを購入するのも…と考えているママには、バスタオルを使った予防法がおすすめです。

バスタオルの中央に赤ちゃんを寝かせ、その両端をくるくると丸めていくのです。寝ている両側にタオルの丸太ができれば、寝返りを防止できます。その際、バスタオルの端は、しっかり巻き込むように配慮しましょう。

グッズも活用し、リスクを軽減しよう!

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乳児期は、赤ちゃんが自分で行動できる範囲が限定されており、大人には何でもないことが原因で、窒息事故がおこる可能性が高いです。

そして、赤ちゃんが寝がえりができるようになることは、成長の証としては喜ばしいですが、窒息事故のリスクが高まることを考えれば、十分に注意が必要です。

そのため、グッズも上手に活用しながら、赤ちゃんの成長を妨げることなく、窒息防止をすることが大切です。大人が窒息事故のリスクを回避する予防法を実践し、赤ちゃんの成長をサポートしてあげましょう。

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