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ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

危険なあやし方で揺さぶられっ子症候群に?症状や後遺症を教えて!

   

待望の赤ちゃんとの生活が始まり幸せいっぱい!…のはずが、赤ちゃんが泣き止まなくて困ってしまうことがよくあります。

ママは抱っこしてあやして泣き止ませようとしますが、赤ちゃんはなかなか泣き止まないで赤い顔で反り返ってしまいます。そんな時、ママも必死になってしまうものです。

私も長男をつい強く揺すってしまったことがありますが、その際に病院で聞いた「揺さぶられっ子症候群」の話がよぎりました。

赤ちゃんが揺すぶられっ子症候群となり、母親が暴行容疑で逮捕されるなんてニュースも耳にしますが、あやしただけでそんなことになってしまうのでしょうか。今回は、揺すぶられっ子症候群とは何か、どうあやせば安全なのかをまとめてみました。

揺さぶられっ子症候群とは?どの程度の揺れなら大丈夫?

揺すぶられっ子症候群、最初に聞いた時は「なんとも緊張感のない名前だなぁ」と思ってしまいました。でも、調べれば調べるほど、その怖さと自分でも我が子にやってしまうのではないかという恐れを感じます。

揺すぶられっ子症候群は、赤ちゃんを激しく揺すったことで赤ちゃんの脳がダメージを受けて脳内出血をおこし、そのために歩くことができないなど、重篤な障害が残ってしまうものです。

2002年からは母子健康手帳にも注意が書かれるようになりました。人形を使った実験では、1秒間に3~4回往復するくらいの激しい揺れで、出血をおこすことがわかっています。

他にも、このようなことで揺すぶられっ子症候群になる危険があります。

  • 体を20分間揺する。
  • 「高い高い」と空中に投げてキャッチすることを繰り返す。
  • ゆりかごに入れて、激しく何度も揺する。

逆に言えば、きちんと首を支えて適度にゆっくり揺するだけであれば、心配はいりません

揺さぶられっ子症候群はどんな症状が出るの?

赤ちゃんを泣き止ませようと必死に揺すったり、喜ばせようと高い高いで放り投げたりして、もしも揺すぶられっ子症候群になってしまったとしたら、赤ちゃんはどうなるのでしょうか。

揺すった後に、赤ちゃんがぐったりとしたり顔色が悪くなる、痙攣がおきる、呼吸がおかしいなどの症状が出た場合は、脳内出血がおきている可能性があります

また、半日以上も母乳やミルクを飲まずに眠り続けてしまう場合も、脳がダメージを受けて昏睡状態になっていることがあります。

まだ話すこともできない赤ちゃんは、泣くことでしか訴えることができません。泣き止ませようとして、さらに泣いてしまい、もっと激しく揺することがないように、少しでも赤ちゃんに異変を感じたらすぐに病院を受診したほうが良いです

少しでも早く医師の診察を受け、適切な処置を受ければ障害が残らないこともあります。判断が遅くなるほど出血が広がり、様々な後遺症が出てしまいますので気をつけましょう。

脳のダメージなので重い後遺症が現れることも

脳は、人間が生きるために必要な動きのすべての指令室です。体を動かすことも、考えることも、記憶することも脳が働いてできることです。ですから、その脳がダメージを受けると様々な障害がおきる可能性があります。

重篤な場合は死亡するケースもありますし、手足の不自由や寝たきりなどの身体障害として表れたり、視神経や眼球が傷つくこともあるため、目が見えないなど視力にも影響が出ます。

また、身体障害だけでなく、言語をつかさどる部分に障害が残り、意味のある言葉を話すことができないなどの言語障害や、知的障害もおきている事例があります。

身体だけ、言語だけというわけではなく、それら複数の後遺症が残り、一生介護が必要になってしまった子ども達も多くいます。可愛い我が子を、自分の手でそのようにしてしまったとしたら、親は悔やんでも悔やみきれないでしょう。

揺さぶられっ子症候群を防ぐために、普段から気をつけるべきことは?

人形を使った実験の動画などを見るとわかりますが、揺すぶられっ子症候群をおこす揺すり方は、かなりの激しさです。ですから、必要以上に恐れなくてもいいと思いました。

出産前後に病院や母親学級でも指導があるかと思いますが、赤ちゃんの首は座っていないのでグラグラします。その首をしっかりと腕で支えてあげ、頭だけが揺れないように、抱っこした人がゆったりと体ごと揺れるようにしていれば安全です。

また、もしも育児中にイライラして、なんで泣き止まないのと必死になってしまいそうであれば、その場を離れて一息つくのも良い方法です。

赤ちゃんは安全なベッドやお布団に寝かせておけば、暫く泣いていても大丈夫ですので、他の部屋に行って深呼吸をしたりお茶を飲んだりして気持ちを落ち着かせてみてください。

赤ちゃんは泣くのが仕事と言いますが、理由なく泣くことも多いのです。そんな時は「泣きたいんだな」と思って、泣かせておいてあげようとすると、ママも落ち着いて抱っこできますし、赤ちゃんも安心します。

正しいあやし方で揺さぶられっ子症候群を防ぎましょう!

赤ちゃんに対して頑張るあまりに、揺すぶられっ子症候群になってしまったら悲しいですね。ママだけでなく、パパにもきちんと揺すぶられっ子症候群の恐ろしさを知ってもらい、きちんとした抱っことあやし方をしてもらいましょう

そして、わかってはいても育児が辛く苦しいと感じた時は、1人で頑張りすぎているのかもしれません。

パパや両親はもちろんのこと、地域の保育所やファミリーサポートシステムなども利用して、思いつめないようにして気分転換を心がけてみてください。

ママが精神的にも元気で余裕をもって赤ちゃんに接するほど、揺すぶられっ子症候群の危険は減ると思います

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