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男の子の赤ちゃんの性器に異変が?もしかして陰嚢水腫かも!?その原因と治療法とは?

   

我が子の身体に異変がおきたら心配するものですが、特に性器のような繊細な部分なら尚更、人にも聞けません。ただの個人差かもしれないしと思い、判別が難しいものです。

そこで、今回は意外と知らない、痛みも感じない陰嚢水腫についてお話しします。そこまで心配するような病気でないことがほとんどで、自然に治ることも多い病気です。

しかし、場合によって性器に異変を感じたら、似たような症状が現れていないか確認し、心当たりがあり心配な場合は医師に相談しましょう。

陰嚢水腫ってどんな病気なの?

陰嚢水腫とは、精巣や血管、精管などを覆っている、漿膜(しょうまく)という袋に液体が溜まった状態です。漿膜よりも頭側に液体が溜まった場合は精索水腫と呼びます。

どちらもあらゆる年齢でおこる病気ではありますが、特に小さい男の子がかかりやすい病気です。男の赤ちゃんのうち、10%がかかるというデータもありますので、そこまで珍しい病気でもありません。

痛みがなく、子供が自分で気付きにくい病気なので、親が気づいてあげる必要があります。また、年単位ではありますが、自然に治ることも多い病気ですので、担当医と相談しながら対処していきましょう。

陰嚢ってどこ?陰嚢水腫の症状とは?

陰嚢は、所謂たまのふくろと呼ばれる場所で、性器の身体側に2つ付いている精巣と、その周囲にある膜のことです。生まれたばかりの赤ちゃんでは高頻度で見る病気ですので、陰嚢水腫の疑いがあるからといってあわてる必要はありません

痛みがなく、陰嚢が大きく膨らんでいたり、左右の大きさが違ったりといった症状が主なものです。陰嚢の腫れが夜に比べて、朝の方が酷くなりやすいという特徴もあります。

交通性と非交通性のものがあり、非交通性のものは自然に治るのですが、交通性のものは手術が必要となる場合があります。

陰嚢水腫かどうか確認するためには、溜まっている液体は透けるため、懐中電灯を裏から当てて透けるかどうかで判別することができます。病院では、超音波検査で液体があるかどうかを確認します。

また、痛みがあったり、透けなかったりする場合はヘルニアや細菌感染なども考えられますので、その場合は直ちに医師の元に相談しに行きましょう

なにが原因で陰嚢水腫になってしまうの?予防方法はある?

一般的に、出産までに男の赤ちゃんの身体の中で、精巣は袋部分である陰嚢に降りて袋に入った状態になり、生まれるための身体の準備を行います。この時に、陰嚢が通った道が、正常ならば綺麗に閉じます。

ですが、お腹の中で何らかのトラブルがおこっていたためにここが閉じるのが遅くなってしまったり、きちんと正常に閉じなかったことが原因で陰嚢部分に液体が溜まってしまったのが陰嚢水腫です。

妊娠中のお腹の中で赤ちゃんの身体を作る際におこった出来事ですので、予防方法はないと言って良いでしょう。ママの妊娠中の何がしかがよろしくなかったという訳でもありませんし、勿論生まれてからの育て方に問題があった訳でもありません。

予防できないに等しいことですので、なってしまったものは仕方がない、と考えることをお勧めします

手術は必要?気になる治療方法とは?後遺症は残らない?

陰嚢水腫には大きく分けて、袋が閉じきっていない交通性のものと、袋が既に閉じきっている非交通性のものがあります。

一般的なものは非交通性で、余程大きく腫れたり自然に治らなかったりといったことがなければ手術の必要はなく、一般的には一年ほどで自然に液体が吸収され、治ると言われています

もう1つ、交通性の陰嚢水腫は手術を行わないこともありますが、基本的に手術が必要なケースが多いようです。また、成人してから陰嚢水腫がおこった場合も手術を行う確率が上がるようです。

基本的に手術は全身麻酔下で行い、外科的な手術で水部を取り除くことが主な治療です。全身麻酔下ではありますが、数時間程度で済み、その日のうちに家に帰ることができます。

自然になくなった場合も手術を行った場合も、後遺症は残らないと言って良いでしょう

心配なときはお医者さんに相談しよう

とにかく気になることがあったら、まずはお医者さんに聞いてみましょう。ほとんどの場合自然に治るとはいっても、交通性だったりして手術が必要である可能性もありますし、ヘルニアなどの他のもっと重い病気の可能性もあります。

あくまで親は素人ですし、ここで紹介した判断材料もあくまで目安程度に思っておきましょう

お医者さんも、心配しすぎる必要のない場合は「ひとまず、経過を見てみましょう」などとアドバイスなどもしてくれますので、心配なことがあったらまずはお医者さんに相談しましょう

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