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ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

赤ちゃんが泣かない、笑わない、目を合わせない?もしかして「精神遅滞(知的障害)」かも!

   

初めての子育て。一生懸命赤ちゃんに向き合っているからこそ、不安は大きいものです。我が子の発達は大丈夫だろうか、と不安になることってありますよね。少し不安なことがあればいろいろ調べてしまい、更に拍車をかけるように悪い病名が出てきたときに悪循環に陥ってしまうのはありがちなケースです。

赤ちゃんが泣かない、笑わない、目が合わないような気がして気になった時に、どのようなケースが考えられるのか正しい知識を持ちたいですね。

その症状が、知的障害によるものなのか、そうでないのか、診断するのは医師ですが、知識として知的障害について知っておきたいものです。

精神遅滞(知的障害)ってどんな病気?その原因とは?

精神遅滞と知的障害はほぼ同義語ですが、医学用語上では精神遅滞、一般的には知的障害と呼ぶことが多いです。

発達期(おおむね18歳未満)において、知的の遅滞(おくれ)が生じること、その遅滞が明らかであること、遅滞によって適応行動が困難であることを要件とすることが多いです。

その原因は実に様々ですが、先天的なものが多く、染色体異常が原因によるもの、自閉症スペクトラムの症状によるもの、原因不明のものなどあります。また、原因不明は約8割と言われています。

生活年齢(実年齢)に対して、精神年齢(発達年齢)が遅れているのが特徴です。例えば4歳で平均的に出来ることが出来ない。その程度が大幅に遅れているなどです。

精神遅滞の主な症状や見分ける方法とは?

精神遅滞(知的障害)を見分ける方法は、医師の診断や、心理判定士などの発達検査や知能検査によって判断されます。しかし、安易に発達が遅れているからと、精神遅滞(知的障害)だと判断するのはよくありません。

また、泣かない、目が合わない、笑わないからと言って、病気だと判断するのは早すぎます。まずはママ(養育者)が、目を合わせ、触れ合って、声を掛けて、お子さんに話かけることが大切です。

精神遅滞(知的障害)が原因でなかった場合は、働きかけを続けていくことによって、赤ちゃんが変わってきます。赤ちゃんが泣かない、声を出さないからと言って、ママが声を出すのをやめてしまっては逆効果です。赤ちゃんに応答する環境を、意識的に作っていくことで、赤ちゃんの反応も変わってくるでしょう。

それでも、5、6か月になっても目が合わない、全く笑わない等、気になる症状があるようなら、医師に相談しましょう。

精神遅滞は症状の重さによって症状が現れる年齢が異なるの?

精神遅滞(知的障害)の程度によって、症状が現れる年齢が異なるわけではありませんが、発達の度合いが緩やかな(ゆっくりな)ほど、症状が目立つのが早いです。

周囲の発達との開きが大きくなっていくからです。そのため、少しの遅れの場合は発見が遅くなることがあるのは事実です。

知的障害の程度は以下のように分類されています。

知能指数

50~70 軽度知的障害
35~50 中度知的障害
20~35 重度知的障害
20以下 最重度知的障害

健常の人の知能指数の中央値は100です。70~100の人は精神遅滞(知的障害)とは診断されませんが、いわゆるグレーゾーンと呼ばれる人も含まれています。

症状が目に見えて現れてくる時期は、人によって様々です。何か月になったからはっきりわかると断定できるものではありません。しかしおおむね3歳くらいには、精神遅滞(知的障害)かどうかを判定できる場合が多いです。

検査方法や治療方法はどうしてる?合併症を引きおこす問題は?

発達検査には様々なものがありますが、赤ちゃん~幼児期によく行う検査はどのようなものでしょうか。

遠城寺式乳幼児分析的発達検査(対象年齢:0歳から4歳7か月)

検査項目は、移動運動、手の運動、基本的習慣、対人関係、発語、言語理解の6領域。それぞれの項目の発達の状況を分析的に評価し、総合して何歳相当の発達年齢かを判定する。

新版K式発達検査(対象年齢0歳から成人)

子どもの発達の水準や偏りを、3領域から評価する。「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」乳幼児向けの検査用具には、積み木、ミニカー、イラストなどが使われており、乳幼児には遊んでいる感覚で検査を受けることが出来る。

WISK-3知能検査(対象年齢5歳~16歳11か月)

言語性検査(知識・類似・算数・単語・理解・数唱)と動作性検査(絵画完成・符号・絵画配列・積木模様・組み合わせ・記号探し・迷路)を行い、IQ(知能指数)を判定する。対象年齢が5歳からのため、ある程度の年齢にならないとできない。

様々な検査がありますが、医療機関で検査を受ける時には、適切なものを医師が選び行うことが多いようです。また、合併症ですが、精神遅滞(知的障害)が何かの病気の合併症の一部となっていることは多いです。

しかし原因不明が8割というように、一概には判断できないというのが実際のところです。

子どもの言動をよく確認してみよう

発達がゆっくりなように感じると、病気ではないかとすぐに考えてしまうのものです。しかし、安易に精神遅滞(知的障害)や発達障害を疑うことはよくありません。

まずは、赤ちゃんやお子さんへの働きかけや声掛けを笑顔で行ってみましょう。たくさん抱っこするなどスキンシップを取って、お子さんとの愛着を作っていくことはとても大切ですし、今ある不安も消えるかもしれません。

しかし、それでも気になる時には、精神遅滞(知的障害)を含め、何か気になるところが潜んでいる可能性もありますので、相談や医師の診察を受けてみるのが良いでしょう。

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