ハグー!

ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

赤ちゃんの運動機能はどんなふうに発達するの?注意したほうがよいことは?

   

赤ちゃんは産まれたばかりのとき、自分の思う通りに手足を動かすことはできません。脳の発達が進むことで、運動機能も向上していきます。そこで今回は、赤ちゃんの運動機能が発達する過程や、その際の注意点について、お話しします。

合わせて、赤ちゃんの運動機能の向上を促すといわれている、「赤ちゃん体操」についても触れますので、家庭でぜひ実践してみてください。そのときには、赤ちゃんの負担にならないよう、正しい方法で行ってあげてくださいね。

赤ちゃんの運動機能の発達過程とは?

赤ちゃんの運動機能は、「随意運動」「不随意運動(反射)」で成り立っています。乳幼児は大脳が未熟なので、反射中枢による反射がみられます。モロー反射に代表される原始反射は不随意運動に分類され、生後3~6カ月の間に消失します。

ですが、生後10カ月ころからつかまり立ちをするようになると、出現する平衡反射は一生なくなることはありません。

赤ちゃんが随意運動ができるようになるには、「粗大運動」「微細運動」の発達が不可欠です。粗大運動とは、移動や平衡を保つなど全身を使った運動のことをいいます。

首が座る、寝返りができる、お座りができる、ハイハイができる、つかまり立ちができる、伝い歩きができるのは、粗大運動が発達したからで、やがて一人で歩けるようになります。

微細運動とは、手指を使う運動のことで、ものを操作するときに必要になる能力です。

手を口に入れて吸う「ハンドサッキング」、手を注視する「ハンドリガード」、両手でものをつかんだり持ち替える「リーチング」、小さなものをつまむ、スプーンなど道具が使えるようになる、という順序で発達していきます。

赤ちゃんの運動機能の発達で注意すべきことは?

ママが赤ちゃんの運動機能の発達が遅れているかもと思うのは、つかまり立ちやあんよをなかなかしないときのことが多いです。また、お座りからハイハイ、つかまり立ち、あんよの順番通りになるわけでもありません。

そのため、育児書通りに運動機能の発達がみられなくても、神経質になる必要はないのです。ただし、赤ちゃんの運動機能を向上させる働きかけをするように心がけた方がよいでしょう。

赤ちゃんの好きなおもちゃを少し遠くに置いてみたり、散歩に連れて行くなど、視覚を刺激するのです。また、ママやパパがたくさん話しかけて聴覚を刺激する、いろいろなものを触らせて触覚を磨くのもおすすめです。

いろいろな刺激を赤ちゃんに与えることで、思わず身体が動いてしまうという環境をつくるように注意しましょう。

生後2カ月を過ぎたら、赤ちゃん体操を始めよう!

赤ちゃん体操とは、運動機能の発達を促すことを目的に行う運動のことです。生後2カ月を過ぎたら、始めてみましょう。

その方法ですが、ママの親指を赤ちゃんに握ってもらいます。そして、ママがそのほかの指で、赤ちゃんの手と手首を軽く握って支えます。

そのままの状態で、腕を片方ずつ2~3回、前に向けて伸ばしたり曲げたりします。慣れてきたら、両腕同時に行ってみましょう。同様に、ママが赤ちゃんの足と足首を軽く握って、曲げ伸ばしをします。

そして、赤ちゃんを仰向けに寝かせ、背中と床の間にママの両手を入れ、赤ちゃんの頭を床につけたまま、身体だけ軽く浮かせます。これを、赤ちゃんをうつぶせにしても行います。

慣れてきたら、少しずつ時間を延ばしてください。この赤ちゃん体操は、生後4カ月ころまで有効です

不安なときは乳児健診で相談してみよう!

赤ちゃん体操を行うときには、布団やある程度の硬さがあるマットレスのうえで行うのが基本です。そして、月齢に合った赤ちゃん体操をするのが基本です。

並行して、語り掛けなども行っているのに、なかなか赤ちゃんが動こうとしなかったり、同じ月齢でみられる動作ができずに心配なときには、乳児検診のときに保健師さんに相談してみることをおすすめします

赤ちゃんの成長には個人差があるので、赤ちゃん体操などを取り入れながら、見守ってあげる心のゆとりを、ママが持ってあげましょう。

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