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白なまず(尋常性白斑)は完治するの?原因や症状とは

   

尋常性白斑は別名「白なまず」とも呼ばれ、皮膚の色が抜けて白くなる病気です。この尋常性白斑を発症する人の割合は1~2%で、日本では約120万~240万人の人が発症していると言われてます。

その原因は、はっきりとわかっていませんが、原因と思われるものはいくつかあります。尋常性白斑は一度症状が出ると、完治するのは難しいと言われていますが、早期治療により回復する場合もあるので、症状と原因を理解して、早目の治療を心がけましょう。

白なまず(尋常性白斑)とは?原因は?

尋常性白斑の原因ははっきりとわかっていませんが、いくつかの説があります。

1つ目は自己免疫疾患によるものです。本来身体を守るはずの免疫が、自身の細胞を攻撃するために生じます。攻撃されたメラノサイトが消失し、皮膚に白斑ができます。

2つ目は神経系による原因です。皮膚の白斑が神経の通りに沿って出る場合があり、これは皮膚への刺激やストレスにより、末梢神経から分泌される神経伝達物質が、メラノサイトを攻撃するために生じます。

3つ目は遺伝によるものです。親に白斑の症状が出た場合、20~30%はその白斑が生じやすい体質が子供などに遺伝する可能性があります。

場合によっては、ストレスなどで自律神経のバランスが崩れることが白斑を生じるきっかけにもなります。以上のような原因が白斑を発症するきっかけとなる可能性が高いようです。

白なまずの症状は?全身にあらわれるの?

尋常性白斑は後天的に発症する皮膚疾患であり、その症状は大きく分けて3つあります。

限局型

一部の限られた部分に白斑が生じます。大きさは数センチ程度で、大きいものは10センチ以上になります。

汎発型

尋常性白斑の症状で最も多いのが汎発型です。身体のあちこちに白斑が生じます。もともとは限局型であったものが、その影響を受けて全身に広がっていきます。

神経分節型

神経の通り道に沿って、白斑が生じます。その部分に白髪を伴う場合もあります。皮膚への刺激から、神経伝達物質がメラノサイトを攻撃して消失し、皮膚が白くなります。

これらの白斑の症状には、痛みやかゆみはなく、人から人へ伝染する心配はありません。しかし、白斑となった部分は、紫外線などの刺激を直に受けやすいので注意しましょう。

重症化すると爪が変形したりすることもあります。また合併症などを併発するケースも多いので注意しましょう。合併症としては糖尿病や、甲状腺疾患、膠原病などがあります。

白なまずは完治する?どんな治療をするの?

尋常性白斑は基本的に自然治癒はしないと言われています。治療法としては、軟膏などの外用薬の塗布があります。ステロイド軟膏やビタミンD3外用薬、タクロリムス軟膏などが処方されます。

軟膏の使用は症状が出てから、早期使用することで効果が期待できます。

その他には、紫外線照射療法など光線治療があります。これは16歳以下には行わないので注意しましょう。重症化している場合や、進行性の尋常性白斑の場合はステロイド剤の内服を行います。

1年間尋常性白斑に対する治療を継続してもほとんど効果がない場合は、外科的治療を選択する場合もあります。皮膚移植や、皮膚の脱色療法などを用います。しかしこれだけの治療をしても、まったく効果が出ない場合もあります。

それだけ尋常性白斑は治療が難しい皮膚疾患であると言えます。いずれにしても、治療の方針を病院の医師とよく相談して行いましょう。早期治療が効果的であると言われているので、早目の相談をおすすめします。

ママも注意!美白化粧品で発症することも!

以前、ある美白化粧品によって皮膚に白斑が生じるという事例がありました。記憶にある人も多いのではないでしょうか。その白斑が生じた原因は、ロドデノールという物質でした。

美白化粧品の多くは、メラニン色素の生成を抑える働きを持つ物質が配合されています。このロドデノールはそのメラニンを抑える働きが強すぎて、使用した皮膚に白斑が生じたとされています。これらの白斑は、使用を中止すれば60%の人は自然と治ると言われましたが、心配な場合は皮膚科で早めに相談をしましょう。

美白化粧品によく配合されているのがハイドロキノンという物質です。ハイドロキノンはメラニンの生成を抑え、メラノサイトを減少させる働きがあります。皮膚科などでシミの治療薬としても処方されます。

過剰な量を使用すると白抜けの副作用もあるので、日本では化粧品には5%までの配合と決まっています。日本で販売されている化粧品は安心ですが、海外の化粧品はよく確認して使用しましょう。

早期発見、治療が大切です

尋常性白斑は一度発症すると治りにくい皮膚疾患です。しかし早期に発見し、適切な治療を行えば、回復は期待できます。

はじめは部分的な小さい白斑ですが、放っておくと全身に広がり、白斑の大きさも大きくなっていきます。また尋常性白斑はストレスがきっかけで生じるともいわれています。

全身に広がればその白斑が目立つことがストレスとなり、さらに症状を悪化させる可能性もあります。おかしいと思ったら速やかに病院で相談しましょう。

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