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子どもが歯にケガを!対処法を教えて!

   

子供の成長は親にとってとても嬉しい事ですね。しかし寝たきりの新生児期の頃とは違い、子供はどんどん動けるようになり成長が嬉しい反面、ケガをする場面も増えて目が離せなくなります。

今回は私が歯医者に勤めていた時によく目にした、子供が歯にケガをした場合の対処法をお話ししたいと思います。

生えかけの乳歯は大人の永久歯よりもろくなっているため、少し強く当てただけでも欠けたり、折れたりしてしまうことがあります。そんな時に正しい対処法を知っていれば焦らずに対応することができ、重症化させることを減らせるかもしれません。

歯のケガが増える時期はいつ頃?

歯のケガが増える時期で一番多い月齢は、歩き始めてまだバランスが取れない1歳前後です。寝返りやハイハイ、お座りの時期よりも高いところに登れるようになっているので、転んだ拍子に口にかかるダメージが大きいのです。

また、まだうまく受け身を取ることができないので、手をつけないまま顔からぶつけてしまう事が多くあります。その場合、歯が折れてしまったり欠けてしまう事故につながります。

この時期はどんなにママが目を光らせていてもケガをしてしまう時期なので、万が一の時のために正しい対処法を頭に入れておくことが一番重要になってくると思います。

歯のケガにはどんなものがあるの?

子供の歯のケガにはどういったものがあるのかご紹介していきます。

歯がグラグラしている

これは歯を押すと、グラグラしているが元の位置にとどまっているという状態をさします。いわゆる歯の脱臼です。

軽度な状態であれば、固いものを噛まないようにして安静に過ごしていると1週間ほどでぐらつきは無くなります。もし、食事をする時に痛くて噛めないなど重症な場合は添え木のようなもので3~4週間ほど固定することもあります。

歯が欠けた、割れた

ぶつけた拍子に歯の一部が欠けてしまう、もしくは歯に亀裂が入って割れている状態です。歯医者では、状況によって欠けた歯の一部を歯科専用のプラスチックで歯に見立てたり、亀裂が入っている部分に接着剤を流し込んで補修したりします。

歯が抜けた

歯をぶつけて取れてしまう状態です。場合によっては元の状態に戻せることもあります。抜けた後の対応や事故後の経過時間によってできる処置が変わってきます。

もしもの時の対処法は?

もしもの時の対処法としては、まずは歯がどのような状態か見極めることが必要になります。

ぶつけた後は血が出ている場合もあると思いますので、きれいなガーゼかなにかで圧迫止血をして、歯が欠けただけなのか、抜けているのか、しっかりと状態を見極めましょう

その上でもし歯が抜けてしまっている場合は時間との勝負になります。歯の状態によっては再度抜け落ちた歯を再植させることができるからです。まずは速やかに抜け落ちた歯を牛乳につけましょう。歯の粘膜を生存させるためには水ではなく牛乳が必要になります。

また、もしも学校で歯が抜け落ちるような場面がある場合は、保健室に市販の歯の保存液が常備されている場合もありますので、一度保健の先生に聞いてみて下さい。

その後、歯医者に行く場合も事前に電話で今の状況を的確に伝えましょう。ただ「歯にケガをした」と伝えるだけでは、緊急性があるケガなのか相手に伝わりません。「10時ごろに歯をぶつけて抜けてしまった。抜けた歯は牛乳に入れて保管している」といった様に時間と抜けた旨を伝え、急いで歯医者に向かいましょう。

ケガを予防する方法はないの?

そもそもケガをしないのが一番ですよね。私も、何度かケガをしてしまったお子さんの保護者の方に「予防策はないのか」と質問されたことがあります。

今回はいくつかできる予防策をお伝えします。

  • 子供が部屋などに1人でいる時、高いところに登れないようにしておく
  • いきなり走り出したりするときは一言「転んでケガしちゃうからゆっくりね」と声がけする
  • 段差がある場所では声がけをしできるだけ手をつないで歩く
  • 公園の遊具など高い場所に登るときはできるだけ親も一緒に上る
  • 普段から「転んだときはこうやって手をつくんだよ」と受け身の方法を教えて練習させておく

当たり前のように感じることかもしれませんが、普段からもしもの時に備えて声がけをしたり、転んでしまった時の対処法を子供に教えておくと、大きいケガを防ぐことができるかもしれません。是非試してみて下さい。

何かあったらすぐに歯科医院へ!

歯医者に来るママは、みなさん「私がもう少しちゃんと子供を見ていれば」と自分自身を責めている方が多いです。ですが、子供は成長する上で親の想像を超える動きをするものです。どんなに普段から親が気を付けて注意をしたり側についていてあげても、ケガをする時はしてしまうのです。

ですから親が子供にしてあげられることは、万が一ケガをしてしまった時の応急処置を頭の中に入れておくことです。それにより歯を再生できたり、治療の幅が広がってくるので、結果的にお子さんのお口の中の健康を守ることができます。

ケガをしてしまった時は自己判断で焦って対処するのではなく、正しい知識を頭に入れ、出来る限りの応急処置をしてすぐに歯医者へ向かいましょう。

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