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軽度発達障害の見分け方や特徴は?放置は二次障害の恐れも

   

子育て中に自分の子どもの発達が遅れているように感じたり、問題行動かと思うようなことがあると、発達障害があるのではないかと心配になるママは多いようです。

育児の相談掲示板のような場所でも、「これって発達障害?」という書き込みをよく見かけます。

私も息子が1歳半健診でひっかかった時には「まだ意味を理解できていない」と言われ心配になりました。その後の様子で息子に発達障害はなさそうですが、軽度な発達障害は見過ごされがちです。

軽度発達障害とはどのような症状がでるのかなど、軽度発達障害について知っておく必要があると思い、調べたことをまとめてみたいと思います。

健常者に間違われる「軽度発達障害」とは?

軽度発達障害は一般的に、注意欠陥/多動性障害ADHD)、学習障害LD)、高機能広汎性発達障害HFPDD)の3つのことを指します。

知的障害がないという意味で「軽度」とつけられていますが、上記のような発達障害の症状によって社会生活に支障が出るため、勉強や人間関係などの面で生きづらくなることがあります。

そして、症状によっては軽度発達障害とはわからないまま、適切な対応がされずに大人になってしまう方もいるようです。

そうなると、本人も自分に障害があるとは思わず、なぜ上手くいかないのか思い悩んでしまったり、周囲にも理解がされないままとなってしまうので、軽度ゆえ健常者と間違えられることはけして良いことではありません。

軽度発達障害にも様々な症状が!障害別で紹介

では軽度発達障害には、どのような症状があるのでしょうか。一つずつ紹介します。

注意欠陥/多動性障害(ADHD)

これは「多動性」「不注意」「衝動性」が特徴の障害です。

特に近年よく耳にするようになりましたが、授業中にじっと座っていられなかったり突然走り出したり落ち着きがない症状が出ます。

しかし3歳までの幼児では、それが普通の発達範囲であるので非常にわかりづらく、3歳以降に診断されることが多いようです。

大人になるにつれ、多動性や衝動性は少なくなってきますが、忘れ物が多かったり時間期限が守れないなどの症状が残ります。

学習障害(LD)

知能の発達に遅れはないにもかかわらず、頑張っても覚えられない学習できないといった症状が出ます。

どの学習もというわけではなく、特に特定の何かができないといった、アンバランスな面があります。

ただ勉強が苦手という話ではなく、文字を書き写すことができない計算ができないなどといった状態で、中枢神経系に何か障害があると推定されています。

高機能広汎性発達障害(HFPDD)

主に自閉スペクトラム自閉性障害アスペルガー症候群レット症候群など)と呼ばれる障害を含みます。

乳児健診でも「目があいますか?」という質問項目がありますが、目があわないという症状も特徴の一つです。

他にも乳幼児ではエコラリアおうむ返し)、ジャーゴン意味のない言葉の羅列)、その場でくるくるとまわる、言葉の遅れ集団行動ができない一つのことに固執するなどの行動を見せます。

そのように聞くと、自分の子どももやっていると心配になりますが、その年齢にあった行動であり一時的なものであれば心配はいらないそうです。

大きくなってからも症状がある場合、感覚が過敏教室にいられないことや、他人のことを理解することが難しくコミュニケーションが取れないなどの問題が出てきます。

軽度とはいえ放置は厳禁!二次障害の恐れがあります!

上記にも書きましたが、軽度とついてもけして軽い症状というわけではありません

主な症状を見てもわかる通り、社会生活を営むことにおいて、これらが出来ないということは、とても暮らしにくいでしょう。

さらにこれらの症状は、「さぼっている」「努力がたりない」「変なやつ」と誤解されてしまう恐れのあるものです。

本人がどのように頑張ろうと、軽度発達障害という障害により、周囲と同じようにできないのですが、そこを理解されない場合は二次障害をおこす可能性が高まります。

二次障害とは、軽度発達障害に対して治療などを何もしなかったために自分や周囲に障害への理解がなく、日常生活で困難にあった際に「自分はダメだ」と落ち込んだり、周囲からいじめなどにあうことで、うつ病などを引きおこすことです。

心理的な二次障害だけでなく、行動面でも問題行動がでやすくなります。自己評価が低く、周囲からの誤解による冷たい態度コミュニケーションが取れないことから、非行に走ったり暴力的攻撃的にもなるのです。

何にでも反抗する反抗挑戦性障害や、法律に触れることを行う行為障害も含まれます。

また、アルコール依存症や、薬物乱用などに至るケースもあります。

これら二次障害を防ぐには、早くから障害としての診断と適切な治療をする必要があるのです。

軽度発達障害の診断方法や治療法は?

子どもの発達で気になる点がある場合は、地域の療育センターで相談や診断、療育について一貫したサービスを受けることができます。

また、障害への気づきは、乳幼児健診も良いタイミングになりますので活用しましょう。

高機能広汎性発達障害は、3歳までの健診で気づきやすい障害です。

この頃の乳幼児は落ち着きがないものなので、読み書きや計算については難しく、ADHDやLDの診断はまだ早いといえます。

また、地域によっては5歳児健診も行い、就学前早期発見診断に努めている所もあります。

診断は主に行動観察聞き取り心理検査などを行い、総合的に判断されます。

軽度発達障害の治療法には以下のようなものがあります。

心理療法

臨床心理士や医師のカウンセリングにより、障害による問題点を探り、問題行動を減らしていくようにする治療法です。

行動療法

少しずつ一般的な言動に慣れさせていくための治療法で、コミュニケーション訓練や、ソーシャルスキルトレーニングなどがあります。

薬物療法

症状を緩和するために薬物を処方して治療をする方法です。ピモジド錠(自閉性障害、精神遅滞による症状の緩和)や、塩酸メチルフェニデート(注意欠陥多動性障害の症状の緩和)などの薬品があります。使用できる年齢に制限のあるものもあるため、処方された量を守ることが大切です。

ペアレントトレーニング

こちらは家族支援に入りますが、親が障害の特徴を理解し、子どもに適切な褒め方や叱り方を学ぶ方法です。日常的に親が子どもの障害にあった対応をすることで、子どもの問題行動を減少させることが目的です。

気になる行動があれば病院や専門窓口に相談を

このように、障害であることがわかれば治療方法や、様々な支援を受けることができます。

そして、子どもが小さいほど、問題行動かと思われたものが、成長過程の一時的なものということも多くあります。

子育て中に不安や心配はつきませんが、地域には相談窓口小児科がいくつもありますので、健診以外でもそういった場所に相談することで楽になります。

軽度発達障害は、周囲の理解が欠かせません。多くの方が軽度発達障害を理解することで、心ない誤解や偏見がなくなればと願っています。

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