子供の一人遊びって実はメリットがたくさんある!?子供の一人遊びの進め方とは?
子どもの一人遊びにはいろいろな考え方があるようですが、おすすめできることがたくさんあります。
周りを気にせずに集中して物事に取り組めるようになり、一つの事をやり遂げる自信を身に付けられることや達成感を感じることなど、そばから子どもたちを見守ってあげることで十分に実を結びます。
一人遊びを始める時期や時間などは子どもの個性や集中力によって違います。ほったらかしにしてしまうのではなく、手を出して助けてしまうのではなく、親はそばからあたたかい眼差しで子どもの一人遊びを尊重し進めてあげましょう。
目次
子供の一人遊びってそもそもなに?
子供により個人差はありますが、生後2~3か月になるとア~。ウ~と、声を出して指をくわえて一人でおしゃべりしているような様子を一人遊びの始まりといわれており、その後成長とともに遊びの内容が変わっていきます。
7か月頃から9か月頃にはぬいぐるみや音のなる玩具を持って揺らして音を楽しんだり、幼児期になり積み木を並べたり、パズルをはめていったりと知育玩具で遊んだり、いろんな一人遊びがあります。
もちろん小学生になってもその行為はあり、学校の中でもクラスのお友達と遊ぶのではなく一人で縄跳びを飛んだり鉄棒をしたり一つのことに集中して遊んでいるようすをいいます。
こどもに一人遊びを始めさせる時期はいつ?
いろんな考え方がありますが、時期にはそうこだわらなくてもよいようです。まだまだ言葉もわからない2~3か月の赤ちゃんがする指しゃぶりも一人遊びと考えると生まれて間のない頃から始まる一人遊びも止めさせる必要もないです。
少しずつ成長しハイハイが始まりお座りができ歩きはじめると、行動範囲も広がり遊びの種類もひろまります。周囲に子供にとって危険な品が無いように確認しておくことは必ず行ってください。
そして周りの状況がわかり始めた頃には一人遊びを夢中になって始める反面、周りに親や大人がいないと不安になる子供もいるので近くから見守ってあげて安心感を与えることは重要です。
一度不安な思いをしてしまうと子供の恐怖心はなかなか抜けません。家庭の中だけで過ごしている時期から保育園や幼稚園、小学校などに進学しても一人遊びは続きます。この時も時期を気にせず一人遊びを見守ってあげてください。
一人遊びをさせるメリットとは?
一人遊びをするメリットはいくつかあります。まず一人でぶつぶつ言葉を発していることも解決策を探し言葉に表しているといわれます。また、特にいわれるメリットは集中力を高めることです。
一人で集中してパズルをはめていくことや塗り絵に色を加えていくことなど、他からの邪魔が入らず自分のペースで進められることは時間を忘れて一つの事に集中するとても深い要因となります。
また、積み木やブロックなどは、毎回遊ぶごとに積み上げていく様子や完成度が変わる為、達成感と思考力を高めます。
友達と遊んでいると使いたいピースを使いたいタイミングで使用できない喪失感を感じてしまうこともありますが、一人遊びではその状況がない為完成できた喜びとまた次への挑戦と、夢が膨らみ脳の活性化にもつながります。
同じ玩具でも遊ぶたびに状況は変わるので、一つの玩具に固執しているように見えても心配する必要はありません。
一人遊びはどんなことをさせるといい?大体の時間は決まってる?
集中しているときには特に時間を決めることは気にしなくていいようですが、公園などの遊具で遊んでいて次に順番を待つお友達がいる時などには様子をみて、交替するように声をかけることは重要です。
集中して遊んでいる中でも、周りの様子を気にかけたり、呼び掛けに応じる時には問題はありませんが、こちらに目を合わせなかったり、明らかにいつもと様子が違う時には早めに声をかけてあげましょう。
また、夜などの暗い時間帯に一人放っておくことはダメです。不安にさせてしまうからです。そして、タイミング的には出掛ける前の準備が必要ですぐに手を止めさせなくてはいけない時などにはかえって集中力を乱してしまいますのでやめましょう。
家庭でのタイミングもありますが、食事前や就寝前などかえって脳を活性化させない方が良い時間帯はさけましょう。
決して目を離さないように気をつけよう
一人遊びは子供をほっておくということではありませんので、常に近くにいて様子を見てあげましょう。ブロックやパズルを完成させて喜んでいる時には、褒めてあげたり一緒に喜んであげることは大切です。
完全に一人の空間にしてしまうのではなく、誰かが同じ空間にいることが分かっていれば安心して遊ぶことができます。
一人遊びは、放置して離れておくこととは違います。まだまだ未熟な幼児などを置いて出かけてしまったり、屋外や公園などで目を離すことは危険を伴うので止めましょう。
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