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霰粒腫(さんりゅうしゅ)ってどんな病気?どうやって対処したらいいの?

   

「ものもらい」とは、まぶたが腫れてしまい、なにかできものができたりする状態のことを指します。小さな子供がものもらいになってしまうと、どうにかしてあげたいと思うものです。

しかし最近では、ものもらいと同じような症状を引きおこす「霰粒腫」と診断されている人が多いようです。あまり耳にすることのない病名ですが、霰粒腫とはいったいどんな病気なのでしょうか。

霰粒腫になってしまった場合にはどう対処するべきなのか、どうして霰粒腫はおきてしまうのか、などの気になる疑問にお答えしていきます

霰粒腫ってなに?どうしてなるの?

霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは、目にできるできものの一種です。では、ものもらいと一体何が違うのでしょうか?

ものもらいには一般的に二種類あると言われています。1つは麦粒腫。麦粒腫の特徴はしこりがないことです。また、麦粒腫は細菌の感染が原因で目が腫れてしまい、それによって痛みやかゆみを引きおこします。

一方、もう一種類のものもらいは霰粒腫と呼ばれています。霰粒腫はマイボーム腺と呼ばれる腺の油分がつまり、炎症をおこすことで、肉芽腫というしこりができます

では、マイボーム腺とは何のことでしょう?マイボーム腺とは、まつげの生え際の内側にある油分を分泌する穴のことです。とっても小さくて肉眼ではほとんど見えませんし、普段はあまり存在を意識することもないと思います。

しかし、このマイボーム腺はわたしたちの目を守ってくれるとても大切な存在なのです。というのも、このマイボーム腺には油を分泌する役割があり、涙の成分に油分を与えドライアイを防いでくれているのです。

ですが、このマイボーム腺が様々な理由から(例えば栄養バランスの崩れなど)詰まってしまうと、分泌物がたまりしこりができてしまうのです。

また、まぶたにしこりができるので目に違和感を感じることはありますが、霰粒腫自体にはほとんど痛みはありません。しかし、マイボーム腺が詰まってしまうと細菌に感染してしまい、まぶたが大きく腫れ、痛みが生じてしまうこともあります

どんな治療法があるの?

まず、霰粒腫かな?と思ったらすぐに病院へ行きましょう。気付いた時は早めに眼科を受診することをお勧めします

治療方法ですが、しこりの大きさによっても違ってきます。しこりが小さければ、細菌感染を防ぐための抗生物質の目薬を使いながら経過を見ていくお医者さんもいるでしょう。

ですが、しこりが大きいと自然に完治することはありませんので、切開して摘出する必要があります。その場合、大人であれば局部麻酔で行われることが一般ですが、子供の場合は全身麻酔が必要な場合もあるようです

また、ステロイド薬をしこりに注射することで治療する方法もありますが、それでも治らない場合はやはり手術が必要です。子供の場合は、その年齢によって慎重に検討する必要があります。お医者さんとよく相談して決めることをお勧めします

予防法ってあるの?

霰粒腫にも予防法はいくつかあります。霰粒腫になる原因のマイボーム腺の詰まりを防ぐことができれば、霰粒腫を患う心配はありません。では、どうやって防げばいいのでしょうか?

簡単な予防法は、目を温めることです。目を温めることによりマイボーム腺に詰まった油を溶かすことができます。その方法としては、40~42度に温めたホットタオルを使い、出来れば15分ほど目を温めてあげましょう

その際にまぶたをゆっくり動かしてマッサージしてあげると効果的です。そして、目頭から目尻に向けて優しく拭き取ります。

お子さんの目を温める場合は、ガーゼなど肌に優しい生地のタオルなどを使って優しく拭いてあげましょう。絶対にゴシゴシ強くこすったりしないでください

どんな病気の予防法にも共通して言えることですが、霰粒腫を防ぐためにも“毎日のケア”が大切です。自宅でできる簡単なケアですので、お子さんのためにも是非やって見ましょう。

早めの予防を心がけましょう

あまり聞いたことのない“霰粒腫”。しかし、今知っておけばお子さんや自分に症状が出た際、早めに処置することができますね。

また、予防法を心がけることで、ならなくてもいい病気を避けることもできます。自分はもちろん、お子さんにもいつも元気でいてほしいものですね。

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