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家庭でもできる!子どもの口呼吸の治し方とは?鼻呼吸で健康的な成長を目指そう!

   

子どもの口がいつも開いている、寝おきに喉を痛がる、歯並びが悪い。これは、全て「口呼吸」が原因かもしれません。日本の子どもは他国に比べて口呼吸している割合が多いと言われており、子育て家庭にはとても身近な問題です。

今回は、口呼吸とはどんなものなのか、そして口呼吸によっておこりうる問題、ご家庭で簡単にできる矯正方法と専門的なことまで、詳しくお話ししていきます。お子さんの口呼吸を見過ごさず、家族で口呼吸改善に取り組んでみませんか?

口呼吸とは?

口呼吸とは、何らかの理由が関係して無意識のうちに口で呼吸してしまうことです。最近では子どものうち8割ほどが、主に口呼吸をしているとの報告もあります。なぜ子どもが口呼吸してしまうのか、その理由には以下のようなものがあります。

  • 風邪やアレルギー症状で鼻が詰まることが多い
  • あまり硬い物を食べないことで、口周辺の筋力が未熟
  • 昔に比べ離乳時期が早くなっており、鼻呼吸が体に染みついていない
  • 姿勢が悪く、口が開きやすい

このように一見すると呼吸とは関係しなさそうなことも、実は口呼吸を引きおこす原因となるのです。

鼻呼吸が良いとされる理由は?

そもそも、口呼吸より鼻呼吸の方が良いとされるのでしょうか?それは人間にとって、自然な呼吸法が「鼻呼吸」であるためです。

生まれたばかりの赤ちゃんを見てみて下さい。授乳する時、眠っている時、鼻で呼吸していませんか?体に必要な栄養を口からたくさん摂取するために、鼻で呼吸する必要があり、自然と鼻呼吸をしているのです。

鼻呼吸をすることで、外界からの細菌の侵入を防いだり、気道の乾燥を防ぐこともできます。鼻呼吸は細菌から体を守り、効率的に食べ物を食べるための理にかなった呼吸法といえます。

どんな子どもが口呼吸しやすいの?

口呼吸しやすい子どもには、いくつかの特徴があります。以下のような点に当てはまる場合には、口呼吸になりやすい状態のお子さんかもしれません。

  • 鼻が頻繁に詰まっている
  • 柔らかい物を好んで食べる
  • 姿勢が悪い
  • 早食い
  • 片側の歯だけで食べ物を噛む
  • 口が無意識のうちに開いている

また、お子さんが以下の7つのポイントに当てはまる場合には、すでに口呼吸をしている可能性があります。早めに発見し、口呼吸から鼻呼吸へ移行していけるよう対策していきましょう。

  • 唇が乾燥しやすい
  • 寝おきに喉がカサカサ、痛がる
  • 寝ている時にイビキをかいている
  • 歯並びが悪い
  • 食べる際に「クチャクチャ」音がする
  • 発音が不明瞭
  • 口が臭い

口呼吸でおこるトラブルや病気も!

口呼吸をしていると、以下のような体にとって不都合なことがおこりやすくなります。

風邪をひきやすくなる

口呼吸をしていると、細菌やウイルスが直接気道に付着してしまい、風邪をひきやすくなります。また口の中も乾燥気味であることも、細菌やウイルスを活発にしてしまう原因となるのです。

虫歯になりやすい

口呼吸では、口の中が乾燥しやすく、唾液の量も減少しがちです。殺菌効果を持つ唾液が少ないと、どんなに歯磨きをしても虫歯になりやすくなってしまいます。

口臭が気になる

虫歯の原理と同様に口の中が乾燥していると、口臭の元となる口腔内の細菌が活発になります。その結果子どもであっても、口臭が発生するようになるのです。

歯並びが悪くなる

常に口が空いていると、顎や顔面の筋肉、骨格の成長にも影響すると言われています。上手く成長しないと、将来的に歯並びが悪くなることもあります。

睡眠時無呼吸症候群の原因にもなる

口呼吸をつづけると、睡眠障害を引きおこす場合もあります。口が開いたまま寝ていると、舌が気道を塞いでしまい「睡眠時無呼吸症候群」となる可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠の質が落ち、日中の眠気や集中力低下にもつながります。大人の病気と思われがちですが、子どもにもおこりうるため注意が必要です。

口呼吸を矯正しよう!オススメの方法と注意点

口呼吸から鼻呼吸への矯正していくためには、ご家庭での取り組みが重要です。お子さんの口呼吸に気付いたら、以下の方法を試してみましょう。

耳鼻科を受診

お子さんの鼻がよく詰まっている場合には、まず耳鼻科で鼻詰まりを治療しましょう。子どもは風邪をひくと、すぐに鼻が詰まる傾向にあります。鼻詰まりが気になったら、早めに耳鼻科を受診するようにしましょう。

またアレルギーや花粉症、蓄膿症など慢性的に鼻詰まりがおこる病気もあるため、適切な診察と治療を受けられる「かかりつけ耳鼻科」を見つけておくと安心ですね。

よく噛むものを食べて筋力トレーニング

口を閉めるための筋肉を養うため、「よく噛む食べ物」を意識的に食べさせましょう。よく噛む食べ物には、硬めのおせんべい、スルメイカ、生の野菜スティック、ガム、グミ、餅などがあります。

おやつの時間を活用し、子どもが自然と噛む回数を増やせるようにしてあげてくださいね。なお、噛むときには両方の奥歯を使って噛むように教えてあげましょう。

鼻呼吸の練習

口を閉じ、鼻呼吸を10分間行う練習です。お子さんが口を開いてしまわないように、医療用テープなどで軽く固定しておくとよいでしょう。楽しい雰囲気で、パパやママも一緒に練習してみて下さいね。

「あいうべ」体操

「あー」、「いー」、「うー」を大きく口を動かしながら言い、最後に「べー」と最大限に舌を下に向かって突き出します。

これをワンセットにして、1回10セット、1日3回を目標に取り組んでみましょう。この体操は口周囲と舌の筋肉を鍛えるもので、初めのうちはとても疲れます。無理をさせずに、お子さんのペースで楽しくできるよう工夫してみて下さい。

風船やシャボン玉も活用しよう

風船を膨らませたり、シャボン玉を吹いたりすると、口の周りの筋肉が刺激され、口を閉じるための筋肉が発達します。遊びの中に口周囲の筋肉を使うものを加えることもお勧めです。

なお、どの方法にも共通しますが、「継続すること」と「子どもが楽しく自発的にできること」がとても大切です。カレンダーや表を作り、達成したか一目で分かるようにすると、お子さんの意欲が高まります。

また「なぜしなければならないのか」という理由を分かりやすく伝えてあげることも重要です。親子で協力して、口呼吸の矯正に取り組んでみて下さいね。

口呼吸矯正用のグッズもあります!

口呼吸を矯正するためのグッズも多く販売されています。

  • 睡眠中、口が開かないようにするためのテープ
  • 口を閉じさせるマウスピース
  • 頭から顎までを固定するサポーター
  • 鼻腔広げる効果のあるテープ
  • 鼻を広げるノーズリフトなど

様々なものが市販されているため、お子さんに合ったものを見つけてみても良いでしょう。また月齢にあったおしゃぶりも、口呼吸を防止するために活用できます。ただし慣れるまでは鼻呼吸が苦しく感じ、嫌がる可能性もあります。

上記の矯正方法を実践しつつ、必要に応じてグッズを活用してみてはいかがでしょうか。

医療機関で専門家に相談してみよう!病院選びのポイントは?

どう始めたらいいか分からない。自宅で取り組んだけど、上手く矯正できない。このような場合には、医療機関で相談してみるのも手です。

子どもの口呼吸矯正について専門的に扱うのは、耳鼻科と歯科です。一度、かかりつけの耳鼻科や歯科に相談してみると良いでしょう。

新しく探す場合には、どの病院も口呼吸について詳しいとは限らないので事前に電話やHPで確認しておきましょう。またどちらの科を受診する場合にも、子どもを嫌がらせずに通うためには、スタッフが「子どもの扱いに慣れているか」がポイントになります。

小児歯科医がいる、子どもの患者が多い、ママ友の口コミが良いなどを参考にして病院探しをしてみて下さい。

口呼吸を治して、よいお口環境を目指そう!

「ただ口で呼吸しているだけ」と軽視されがちですが、口呼吸には様々な問題が隠れています。風邪をひきやすい、歯並びが悪い、口が臭いなど、どれも長期的にお子さんへ影響してしまうものばかりです。

さらには睡眠時無呼吸症候群といった病気の発端ともなりかねません。口呼吸に気付いたら、早い段階で矯正できるようにしましょう

食べ物を変える、体操をするなど、ご家庭でも簡単にできる方法が多いので、親子で楽しく遊びながら取り組んでみてはいかがでしょうか。

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