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離乳食にはちみつを使用してはダメ!赤ちゃんにはちみつをあげてはいけない理由とは?

   

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つい最近、赤ちゃんの離乳食にはちみつを利用してしまったために死亡事故がおきてしまうという、悲しいニュースが世間を騒がせました。

この事件の背景には、男児の母親が蜂蜜を離乳食のジュースに混ぜて一日に2回ほど飲ませていたことが原因となり乳幼児ポツリヌス症を発症したとされています。また、乳児ポツリヌス症での死亡事故について、東京都の統計での確認によると1986年以降で死亡例は初めてだそうです。

天然の甘味料である蜂蜜は一見してみると、身体によいイメージがありますよね。ですが、生後1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを与えてはいけないと、厚生労働省からも通達されています。

では、健康食品の一つであるはちみつを、なぜ赤ちゃんに与えてはいけないのでしょうか?もし間違って与えてしまうと、どんな症状がおこるのでしょうか?生後1歳未満の赤ちゃんにはちみつをあげてはいけない理由や、間違って食べてしまった時の対処法について、お話しします。

赤ちゃんにはちみつを与えてはいけないのはなぜ?

はちみつは、採取したものを加熱殺菌せずに商品化しています。そのため、ボツリヌス菌が含まれている可能性があります。

はちみつに含まれているボツリヌス菌は微量で、大人が食べても問題はありません。ですが、生後1歳未満の赤ちゃんは消化器官が未発達なので、体内にボツリヌス菌が侵入してしまうと、それを食い止めることができません。そのため、免疫力が弱い赤ちゃんがはちみつを摂取してしまうと、乳児ボツリヌス症を発症するリスクが高いのです。

また、ボツリヌス菌は耐久性が高く、ちょっとした加熱では死滅しません。ボツリヌス菌の毒素を死滅させるには、10分以上、100℃で加熱し続けなければならないのです。それでも、毒素はなくなっても、芽胞は死滅しないのです。

はちみつを与えて発症する病気の症状は?

生後1歳未満の赤ちゃんにはちみつを与えると、乳児ボツリヌス症を発症する可能性があります。ボツリヌス菌が赤ちゃんの体内に侵入し、乳児ボツリヌス症になっても、すぐに症状が出るわけではありません。3日から1ヵ月程度の潜伏期間を経て、いろいろな症状が表れ始めます。

まず、突然の便秘です。赤ちゃんの腸内でボツリヌス菌が繁殖することで、便秘になるのです。また、ボツリヌス菌によって消化器官がダメージを受けて、食事や水分が摂れなくなることで脱水症状がおきたり、毒素による神経麻痺がおこると、力がなくなってグッタリしたり、首の座りが悪くなるという症状が出ます。

放っておくと、死に至る危険があるので、こうした症状が出た時には、すぐに病院に連れて行きましょう。

泣き声が小さい?顔が無表情?もしかして乳児ボツリヌス症?原因と症状、気になる治療法とは?

間違って赤ちゃんがはちみつを食べた時はどうすべき?

日本で販売されているはちみつのうち、ボツリヌス菌が含まれている可能性があるものは、約6%程度といわれています。

それを考えると、間違って赤ちゃんがはちみつを食べてしまっても、それほど慌てる必要はないと思われがちです。しかし今回のように、まれに死亡事故を引きおこす場合もあります。

ですので、万が一のことを考えて、乳児ボツリヌス症のリスクを下げるために、まず水やミルクを飲ませましょう

そして、赤ちゃんが生後6ヵ月未満なら、すぐに小児科に連れて行くことをおすすめします。生後6ヵ月以上の赤ちゃんであれば、はちみつを食べてから1ヵ月、体調に変化がないかを観察します。少しでもいつもと違う様子があれば、小児科を受診し、お医者さまの指示を仰ぎましょう。

蜂蜜だけじゃない?赤ちゃんに与えてはいけない食材とは?

また、蜂蜜以外にも赤ちゃんに与えてしまうと乳児ポツリヌス症をおこしてしまう危険性の高い食材は以下ものがあげられます。

  • 黒糖(黒砂糖)
  • コーンシロップ
  • 瓶詰、缶詰(保存食品など)
  • 容器包装詰めの食品(レトルト食品などの加熱処理されていないもの)

これらの食材もふまえたうえで、最悪のケースに至らないためにも把握しておきましょう。

そのほかにも乳幼児に与えると危険な食品として、非加熱の野菜ジュースソーセージなども死に至る危険性があります。

海外では赤ちゃんに野菜ジュースを与え続けたことが原因でおこってしまった「ブルー・ベビー事件」がニュースとして取り上げられました。硝酸塩が引きおこす症状によって乳幼児の体が真っ青に変色し、息絶えてしまうという恐ろしい病気です。

この病気の原因となったのが硝酸塩と呼ばれる塩でした。主に野菜や、身近なものだとソーセージやハムにも含まれています。

赤ちゃんに硝酸塩を与えてしまうと、赤血球ヘモグロビンと結合して血行障害をおこし、酸欠死させてしまうのです。

乳幼児は、まだ大人のように体が完全に発達していない状態のため、食事の際には細心の注意はらいながら与えてあげることが大切です。離乳食などを作る際には与えても大丈夫な食材なのか、しっかりと確認してから美味しいご飯を作ってあげましょう。

周囲の大人も含めたみんなで赤ちゃんを守ろう

赤ちゃんにとって危険な食材を把握しておかなければいけないのは、ママやパパなどの家族だではありません。祖父母や親戚、または友人に赤ちゃんを預ける際にも、食事に関しての注意点を事前に伝えておく必要があります。

赤ちゃんの面倒を見てくれている人が、前述でも述べた蜂蜜などの食材を誤って与えてしまうケースなども考えられます。

危険な食材に関しての知識は、パパやママだけが把握するのではなく、赤ちゃんに関わるすべての人が把握しておくべき大事なことです。

みんなで赤ちゃんの健康を守るためにも、周りの大人がしっかりと赤ちゃんの危険な食に関する情報を周知しておきましょう

生後1歳を過ぎるまでは、はちみつは与えないで!

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生後1歳未満の赤ちゃんにはちみつを与えたからといって、100%、乳児ボツリヌス症を発症するとは限りません。ですが、我が子を危険から守るためには、赤ちゃんの消化器官がきちんと機能するようになる、生後1歳を超えるまでは、はちみつは食べさせない方が無難です。

家で離乳食をつくる時だけでなく、外食の際のメニューや市販の食品にはちみつが使われていないかどうかも、しっかりチェックする必要があります。赤ちゃんに食べさせるものは、必ず原材料を確認し、はちみつが入っていないものを与えるようにしましょう。

また、冒頭でも述べた通り、誤った知識を身に付けたうえで危険性のある食べ物を与えてしまい死に至ってしまうケースもあります。

今回のニュースで発覚したことは、クックパッドなどインターネットで掲載しているレシピサイトにて、赤ちゃんの離乳食レシピの材料の一つとして「蜂蜜」が使用されてていたことです。

このような誤った知識を鵜呑みにしてしまい、今回のような悲しい事件がおこらないように、ネットの情報を活用する際には注意が必要です。確かな情報をしっかりと把握したうえで、赤ちゃんの健康をサポートしていきましょう。

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