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食後に赤ちゃんの様子が急変!…それはもしかしてアナフィラキシーショックかも!アレルギーとアナフィラキシーショックについて知っておこう

   

赤ちゃんが5、6ヵ月ごろになると離乳食が始まりますよね!そこで、誰もが気になるのが「わが子にアレルギーがあったらどうしよう」ということではないでしょうか。

実際、離乳食を進める際にもはじめての食材は小さじ1杯から、と指導があったりしますよね。しかし、実際にアレルギーがあった場合、アナフィラキシーショックをおこすことがあります。

アナフィラキシーショックは、命にかかわる危険のある非常に怖いショック症状ですが、ふとした油断や「大丈夫だろう」という判断がおこりやすいのです。そこで、アナフィラキシーショックの症状やおきてしまったときの措置など、事前に学んでおくことで大切な赤ちゃんの命を守りましょう!

アナフィラキシーショックはどうしておこる!?

そもそもアレルギーはどのような仕組みでおこるのでしょうか。実は、アレルギーというのは体の免疫機能が関係しています。

体内に入ってきた異物に対して体が抗体を作る、というのが普通の免疫反応なのですが、害のないものまで異物とみなして特別な抗体を作り出して過剰に反応してしまうのがアレルギー反応なのです。そして、この特別な抗体を作り出しやすいのがアレルギー体質といわれます。

そして、そのアレルギー反応が激しくおこるのがアナフィラキシーショックなのです。もともとアレルギー症状は、皮膚や消化器、呼吸器などに異常が出るのですが、アナフィラキシーショックの場合は短時間のうちに複数の臓器の症状が全身に出て、呼吸困難、意識障害、血圧低下などを引きおこす恐れがあるのです。

特にアナフィラキシーショックは、食べ物の場合食後30分ほどで心停止になることも。そのため、すばやい判断と行動が不可欠なのです。

赤ちゃんの場合、たいていは離乳食による食物アレルギーでおこりますが、ごくまれに母乳からのアレルゲン摂取や、粉ミルクアレルギーということもあります。そのため、初めてのものをあげるときや、母乳のママがいつもと違う食材を口にしたときなどはいつも以上に赤ちゃんの様子を観察しておくようにしましょう。

また、アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの場合、食物アレルギーを併発する可能性が高く、必然的にアナフィラキシーショックの危険性もあがります。離乳食の開始時期などは、医師に相談するといいでしょう。

アナフィラキシーショックの具体的な症状とは

もし、以下のような症状が複数見られた場合は、アナフィラキシーショックの可能性があります。

皮膚・粘膜

じんましん、青白くなる、冷や汗をかく、目や口周りの腫れ、口内のかゆみなど

神経

けいれん、意識がなくなる、ぐったりするなど

呼吸

くしゃみ、呼吸困難、咳き込む(ぜーぜーする)、のどが詰まる感じなど

消化器

嘔吐、下痢、失禁、腹痛など

循環器

脈が速くなる、遅くなる

特に赤ちゃんの場合は、食べたものをいきなり吐いて、その後ぐったりした…といった症状や、一気に蕁麻疹が広がって、呼吸が苦しそうになった、などの症状がよく見られるようです。とはいえ、個人によってどのような症状が出るかはわかりません。「いつもと違う」と気づくことが大切なのです。

アナフィラキシーショックになったらどうしたらいいの?

もし、赤ちゃんの様子が明らかにおかしい(ぐったりしている、呼びかけに反応しない、激しく嘔吐した)などの場合、救急車を呼びましょう。

その際、もし原因になりそうな食べ物がわかれば病院や救急隊員に伝えられるようにしておき、救急車を呼ぶ際にも「アナフィラキシーショックの疑いがあるのですぐ来てください!」と伝えてください。前述のとおり、食後30分で心停止になってしまう恐れもあるからです。

また、アナフィラキシーショックの怖いところは一度症状がおさまったあとに再発することがあるというものです。そのため、もしかしたら救急車を呼んでいる間に症状が落ち着くかもしれませんが、そのまま病院に向かってもらってください。

病院にいる間に2度目のアナフィラキシーショックがおき、赤ちゃんの命が危なくなった、ということもあるのです。もし、病院ではなく自宅にいたら…と思うとぞっとしますよね。

赤ちゃんのアナフィラキシーショックを自分で治してあげることは残念ながらできません。しかしそのぶん、冷静な判断力と決断力が不可欠になってきます。

アナフィラキシーショックそのものの予防法はありませんが、アレルゲンの摂取がなければショックがおこることもありません。そのため、離乳食はくれぐれも慎重に進めるようにしてください。

そして、「何かおかしい」「いつもと違う」という両親の勘が何より赤ちゃんの命を救うことも。「まあ、大丈夫」と思わずに、ためらわず医療機関を頼る勇気を持ってくださいね!

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