赤ちゃんに歩く練習をさせるには?ただし無理をさせるのはNG
赤ちゃんには赤ちゃんのペースがあります。注意点を確認しましょう!
どれくらいでよちよちと歩き始めるかというのは非常に個人差が大きいです。足腰がしっかりしていないうちからよろよろ歩く子もいれば、なかなか歩かない子もいます。
パパやママからすれば早く歩いてかわいい姿を見せてほしいと考えてしまいますが、無理な歩く練習は赤ちゃんの足や腰に負担をかけるのでやめましょう。無理な練習をさせると歩くのを嫌がるだけでなく、O脚や蟹股になってしまうこともあるのです。
赤ちゃんが歩きたいという意志を見せた時に手伝ってあげるといいですね。1歳までには歩いてほしいと考えている人が多いようなので、0歳10ヵ月頃になったら赤ちゃんの機嫌を伺いながら少しずつ歩く練習をしましょう。
日によって練習を嫌がる子もいます。また、1歳になった時点で歩ける赤ちゃんは全体の半数ほどであるということも理解しておいたほうがいいです。
赤ちゃんの性格に合った練習をする
まずはつたい歩きからスタートしましょう。しっかり立つことが難しい赤ちゃんの場合、歩く練習をさせるのはまだ早いです。つたい歩きをしているうちに急にひとり歩きができるようになったという赤ちゃんも珍しくありません。
つたい歩きの流れからひとり歩きをするということは、赤ちゃんが自分の意志で一歩を踏み出しているということです。これがうまくいくと、赤ちゃんにとって大きな自信になります。
例えうまくいかなかったとしても、歩けるという可能性を自分で実感できるのです。ただ、誤って転んだ時に痛い思いをすると怖がってひとり歩きをやめてしまう子もいるので、すぐに助けられる距離で見守ってあげましょう。
他に、赤ちゃんの手を取って歩く練習をさせる方法もあります。この方法は赤ちゃんが転んでしまった時に助けやすいので、つたい歩きからのひとり歩きではすぐに転んでしまうという場合の練習としてもおすすめです。
向かい合った状態でかがみ、ママやパパはゆっくり後ろに下がりながら赤ちゃんのペースに合わせて練習をしましょう。この時、赤ちゃんの手を握ってしまうのではなく、赤ちゃんがママやパパの手を自由に取れるようにしましょう。つかむよりも手を軽く重ねた状態のほうがバランスを取りやすい赤ちゃんもいます。
好奇心が旺盛な赤ちゃんは一人で積極的につたい歩きからのひとり歩きに挑戦しますが、怖がりな赤ちゃんはママが手を取ってあげないとなかなか練習をしません。早く歩いてほしいと思っているのであれば、手を取って練習をしてあげましょう。
もし転んでしまった場合はしっかり様子を見てあげることが大切です。どこかを痛めてしまった可能性もあるので、痛がっているようであれば病院に連れて行きましょう。特に外で転んでしまった場合は転んだ拍子になにか刺さってしまう可能性もあるので、気を付けなければなりません。
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