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赤ちゃんにいちごみたいな出来ものが…苺状血管腫って?原因や治療法を教えて!

   

生まれたばかりの赤ちゃんには、時に母斑と言ってあざが出来る場合があります。赤ちゃんにあざがあるとママは心配になってしまいますよね。

特にちゃんと消えるのか、あとは残らないのかなどはとても気になるところだと思います。母斑の中でも苺のような外観にふくれる赤いあざを「苺状血管腫」と呼んでいます。

今回はこの苺状血管腫について、どのような原因ででき、どんな症状が出るのか、治療するにはどうしたらいいのかなどを紹介したいと思います。

苺状血管腫ってなに?どんな病気なの?

生来性の皮膚の色や形の異常を母斑と呼びます。母斑には赤色のものや青色のものがありますが、苺状血管腫は血管腫、いわゆる赤あざの一種です

乳児の約1%にみられ、血管腫のうち、約半数はこの苺状血管腫であると言われています。苺状血管腫は生後数週~3ヵ月の間に体に赤い斑点が現れ、やがて急激に大きく盛り上がり、表面が苺のつぶのようになる赤くなります。

その外観が「苺の実」のように見えることから、苺状血管腫と呼ばれています。通常6か月過ぎから赤みが少しずつ消えはじめ、苺状血管腫のうち約7割が6~7歳ごろまでには自然となくなると言われています。しかし時には皺が残ったり、大きなものは完全に消えない場合もあります。

なにが原因でできてしまうの?

通常、皮膚にできる血管やメラニン色素の割合は決まっていますが、偶然ある部分に集まってしまうことで母斑となると言われています。苺状血管腫などの赤い母斑は、血管が関係しています。

ほとんどの場合遺伝性もなく、たまたま皮膚での血管の量が通常と違ってしまったことによって偶然おこるものであり、それ以外の原因は特に言われていません。

赤ちゃんにあざが出来ると、「何か自分に問題があったのでは」と責任を感じるママもいるようですが、特に妊娠中の過ごし方などとは関連がないため、気にしすぎないようにしましょう。

苺状血管腫には、皮膚表面の毛細血管にでき、皮膚に目立つ赤いあざが出来る局面型苺状血管腫、皮下の毛細血管にでき、赤いあざが出来ない皮下型苺状血管腫、皮膚表面と皮下の両方の毛細血管にでき、あざが目立ちやすく治りにくい腫瘤型苺状血管腫があります。

どんな症状が出るの?痛みとかはないの?

苺状血管腫は赤いあざが全身どこにでも出来る可能性がありますが、とりわけ顔にできやすいと言われており、赤ちゃんの外観から心配になるママも多いようです。

苺状血管腫ができる場所によっては目立ってしまいますが、赤ちゃんにとっては基本的には特に痛みやかゆみといった症状はないため、基本的には経過観察を行います。

しかし苺状血管腫の場合、急速に大きく盛り上がってくるため、時にはかなりの大きさになる場合もあります。苺状血管腫が出来た部位によっては、血管腫により器官が圧迫されることで機能障害をおこす場合もあるため、注意が必要になります。

特に目の近くに出来た場合は視力障害に、耳の近くに出来た場合は難聴に、口近くに出来た場合は開口障害につながる場合もあります。また気道近くに出来た場合は呼吸困難が出ることもあります。

どうやって治療するの?痕は残るの?

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苺状血管腫の治療法としては、経過観察が基本方針となります。苺状血管腫は学童期までに自然に消えることが多いため、血管腫の大きさに注意しながら様子をみます。

ただし、巨大なものや、皮下に大きな腫瘤を認めるもの、出血を繰り返すものや、骨に圧迫症状が出るもの、また上で述べたような目や口、耳付近にでき、機能障害をおこす場合は早期の治療が必要となります。

また苺状血管腫が顔にでき、美容的にも気になるという場合は治療を行うケースもあります。治療を行う場合は、ステロイドの投与あるいは放射線療法が行われます。

発症初期からのレーザー照射も有効であると言われています。レーザー照射は赤ちゃんの症状に合わせて1~3か月に1回のペースで行われることが多いです。赤ちゃんの発症時期や状態によっては、あとが残ってしまう場合もあります。

成長とともに自然と消えていくこともある

赤ちゃんの顔にできやすい苺状血管腫。赤ちゃんに実際にできると、ママはとても不安になると思います。

しかし苺状血管腫は成長と共に自然と消えていく場合もあります。あまり過度に心配しすぎず、様子をみてあげましょう。ただし苺状血管腫は機能障害が出る場合もあります。

皮膚疾患は素人では判断するのが難しい場合も多いため、赤ちゃんに赤いあざが出来ている場合は、念のため一度皮膚科の先生にみてもらうようにしましょう。

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