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咳止めシロップはコデインを含むことも!使用上の注意点や、正しい使用方法とは?

   

2017年6月22日に厚生労働省は、咳止めシロップなど「コデイン」を含む医薬品を12歳未満の子どもが使用すると呼吸困難の副作用を起こすリスクが高くなるため、服用を禁止しました。

休日や夜間などに子どもが咳をしている場合、すぐに病院へ連れて行けないこともあります。そういった際に市販の咳止めシロップを頼ってしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし咳止めシロップには冒頭でご紹介したように、コデインの成分による副作用や中毒症状のリスクがあるのをご存知でしょうか。

そこで今回は、市販の咳止めシロップの効果や、咳止めシロップに含まれるコデインの副作用や危険性、また中毒症の実態など使用上の注意点について詳しくご紹介していきましょう。

子供の咳が起こる原因はなに?

そもそも咳がでるのは口から肺につながる気道に、ホコリやウイルス等の異物が侵入した時に、異物を排除しようと反射的に起こる防衛機能のひとつです。

では子供が咳をする原因には、どんなことが考えられるのでしょうか。主にウイルスや細菌に感染して起こる、呼吸器感染症気管支喘息などがあります。

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そのほかにも、副鼻腔炎などによって咳の症状が現れる場合もあります。

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また咳にもそれぞれ特徴があり、コンコンという乾いた咳がでる乾性咳嗽や、ゴホンゴホンという痰の絡んだような咳の湿性咳嗽があります。

稀にケンケンといった、犬が吠えるように聞こえる犬吠様咳嗽(けんばいようがいそう)という咳もあります。これは喉の奥が炎症して腫れることで、呼吸困難の症状が出る場合もあるので注意しましょう。

咳止めをシロップを使用するタイミングは?

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子供の咳が止まらないと咳を抑えてあげたいと思いますが、咳を伴う病気の種類によっては安易に止めてしまうのは危険な場合があります。

たとえば喘息の場合には薬によって咳を止めてしまうことで痰を排出できなってしまいます。さらに気道を狭くしてしまい、かえって苦しくなってしまうことがあるのです。ウイルスの排除を邪魔しないように、咳だけで他に異変がない時には使用を控えましょう

どうしても咳止めシロップを使用する場合は夜間や休日など、すぐ病院へ連れて行けない事態に対する処置として、一時的な利用に留めておくことが大切です。

それでも咳が止まらず苦しそうなときは、他に重大な病気が隠れていないか確認するためにも夜間診療を受診することを検討してみましょう。

咳止めシロップのみで治そうとするのではなく、あくまでも一時的な処理として利用しましょう。また咳止めシロップで症状が収まった後も病院で診察を受けることをおすすめします。

どんな効果があらわれるの?

咳止めシロップは錠剤のような飲みにくさや苦味などもなく、フルーツのような甘さで飲みやすく作られています。液体タイプのお薬なので、気管支を通って粘膜に直接浸透し、炎症部分へ直接作用する即効性があるといわれています。

乾いた咳が出るときは気道が炎症を起こすことで、その炎症が脳の咳中枢を刺激するために起こります。咳止めシロップには脳内の咳中枢に働きかけて、鎮めることで咳を抑える作用があります。

咳止めシロップに含まれている成分

では実際にどのような成分が入っているのか、詳しくみていきましょう。

空咳に効果的な成分

リン酸コデイン、デキストロメトルファンは空咳に効果があります。

咳を鎮める成分

メチルエフェドリンは交感神経を刺激して、咳を鎮める鎮咳成分です。

アレルギー性の席を抑える成分

マレイン酸クロルフェニラミンは鼻づまりや鼻水、くしゃみなどのアレルギー性の咳を抑える坑ヒスタミン成分です。

痰を出しやすくする成分

グアイフェネシンやブロムへキシン塩酸塩は痰を溶かして出しやすくする去痰薬などの成分です。

副作用や中毒症状とは?

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咳止めシロップの副作用には、どのようなものがあげられるのかみていきましょう。

坑ヒスタミンのマレイン酸クロルフェミラン

まずアレルギー性の咳を抑える成分である、坑ヒスタミンのマレイン酸クロルフェミランには喉の渇きや眠気が出ることがあります。

メチルエフェドリン

鎮咳効果のある成分のメチルエフェドリンですが、交感神経を刺激しますので、まれに心臓がドキドキしたり血圧上がることがあります。

リン酸コデイン

そして咳中枢に働きかけて咳を抑える成分のリン酸コデインは、便秘や眠気の他に気道の分泌物が抑えられて、喘息発作を起こすこともありますので注意が必要です。また鎮痛作用の効果もあるため、「麻薬性鎮咳成分」に分類されており、これはモルヒネなどに類似するオピオイド(麻薬)系になります。

また詳しくは次の章で紹介しますが、リン酸コデインの中に含まているコデインという成分は子どもが服用すると呼吸困難などの副作用を起こす恐れがあります。

以上の点が咳止めシロップによる中毒症が噂される背景となっているようです。しかし麻薬として使われるのは含まれる成分量が非常に多い場合に限ったことで、市販の咳止めシロップには少量しか含まれておりません。用法や用量に沿って使用する分にはそれほど神経質にならなくてよいでしょう。

咳止めシロップに含まれているコデイン成分には注意が必要!

また冒頭でもご紹介したように、厚生労働省から12歳未満の児童に対してコデインを含む薬の使用を禁止することが発表されました。アメリカでは2017年の4月、コデインを含む医薬品で呼吸困難といった副作用の恐れが発覚し、12歳未満の子どもに使用することを禁止しています。

厚生労働省の専門家会議ではコデインの成分で副作用が起こる可能性は低いとされていましたが、「子どもの場合は呼吸困難などの重篤な副作用の恐れがある」と判断し、12歳未満の児童に対する使用を禁止しました。

またコデインは咳止めの薬の成分としても広く使用され、おおよその数で市販薬は600種類処方薬は65種類もの薬に含まれています。

こうした結果、厚生労働省では医療現場や製薬会社にも12歳未満の使用上の注意について呼びかけ、2019年から正式に使用が禁止になるようです。

2年後の2019年で正式に使用が禁止になるため、現段階では製薬会社や病院などでコデインを含む医薬品が出回る可能性があります。ですからパパやママは子どもに市販薬や処方薬を与える前に、コデインの成分が使用されていないか確認するように心がけましょう。

加湿を行って事前予防に心がけましょう

咳止めシロップはあくまでも一時的な処置として使用をすることが大切です。

しかし厚生労働省でも発表されたように咳止めシロップに含まれるコデインは12歳未満の子どもに使用をするのは危険と言えます。ですから幼いお子さんがいる方は、なるべく使用を控えるようにしましょう。

子どもの咳がひどい場合には、ハチミツをお湯で溶かして飲ませたり、夜間の咳には上体を少し起こすようにして寝かせてあげると呼吸が少し楽になって咳が和らぎますよ。しかし1歳未満の子どもにハチミツを食べさせるのは危険ですので、その点も踏まえて対処法を行っていきましょう。

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症状がひどい場合には、万が一のことを考えて夜間の診察を行っている病院などを受診しましょう。

家庭で出来る配慮としては、濡れたタオルを下げたり加湿器を使用し、室内の湿度を40~60%に保つことで、喉への刺激を減らして鎮めてあげるようにしましょう。

まずは日頃から体調管理や十分な加湿をして、ウイルスなどへの予防を心がけることが大切ですね。

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