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反抗挑戦性障害かも…子供の問題行動をチェック!親の対応

   

反抗期の時期は子供によって違いますが、健全な反抗期とそうでない反抗期があることをご存知でしょうか。それは、「反抗挑戦性障害」と呼ばれています。この障害は聞きなれない人が多いのではないでしょうか。

反抗挑戦性障害は、周囲の人間に対して怒りを表したり、口論をしかけたりと反抗の姿勢を見せる症状です。そこで正常な反抗期とどのような点において異なっているのかということを、対応とともに併せてご紹介していきます。

反抗挑戦性障害の症状や原因とは?素行症やADHDの合併症にも注意!

反抗挑戦性障害とは、10歳以下の学童期の子供に見られる精神障害であり、概ね、怒りを伴った反抗や挑戦的姿勢を継続的に示すことと定義されています。

主に子供の怒りの矛先は、自分自身よりも権威性の見られる人物に向けられており以下のように複数の特異的な性質が継続的に見られます。

  • かんしゃく
  • 口論
  • 故意に相手を苛立たせる
  • 人のせいにする
  • 他人によって容易に苛立つ
  • 立腹しやすい
  • 意地悪であり、執念深い

これらの行動様式は、正常な反抗期の様子とは区別されるほど、継続的に反抗、挑戦、拒絶が見受けられます。現在ではストレス性の原因が濃厚ですが未だ明確には解明されておらず、その診断にも慎重に行われる必要があります。

また、注意欠陥 多動性障害、双極性障害などとは識別されています。

反抗挑戦性障害の症状は?反抗期とどう違うの?

学童期に多いアイデンティティーを形成される過程においての反抗期とは区別されています。そこで、反抗挑戦性障害と診断される特徴をあげてみます。

  • 犯行的、挑発的な態度がところ構わず見られる。
  • 問題行動が同年齢、発達水準の人よりも頻繁に見られる場合に
  • 社会的、学業上、職業上でその行動が問題になる時
  • 破壊行動をとらない
  • 気分障害、精神障害の症状にのみ限定されない

主にこのような識別判断を基準に診断されます。

反抗期との違いを一言で表すと、反抗挑戦性障害は、威的存在への反抗や挑戦の姿勢に永続的、継続的な経過が認められ、病状が著しく苦痛である機能障害をもたらしている場合にのみ診断されています。

一見して学童期特有の反抗期と区別ができにくい反抗挑戦性障害、素人や個人だけの勝手な判断で決めることは控えた方が良さそうです。

反抗挑戦性障害がある子供への接し方や対応は?

反抗挑戦精神障害の有病率は男児が11.2パーセント、女児が9.2パーセントほどですが、診断された場合には以下の療育が推奨されています。

  • 親訓練プログラム
  • 個人精神療法
  • 家族療法
  • 認知行動療法
  • ソーシャルスキルトレーニング
  • ペアレント 療法
  • 薬物療法

主に以上の種々の対応と治療方法を検討することになります。上記の治療目指すところは次のようになります。

  • 反抗的、挑戦的姿勢の低下を目標にすること
  • 社会的、学業上、 職業上での障害を減少させること目標にすること
  • 併発病や行為障害への進行を予防させることを目標にすること
  • 家族のストレスや負担を軽減させることを目標にすること

このような目標に向かって治療に取り組みます。原因が究明されていないぶん、当人のストレスになりうる要因を排除する努力も重要です。

素行症やADHD等の合併症の恐れも

注意 欠陥 多動性 障害はすでに有名な学童期の障害ですが、このADHDの二次障害としても危惧されています。併発病の場合には以下の行動様式がとられます。

  • コミュニケーションが上手くとれずに、家族間でも対立する
  • 母親との関係性が悪化し、喧嘩や憎悪が拡大する

子育てには難易度が高いというADHDですが、併発病により反抗、攻撃性が加わり親子間での対立が懸念されます。

素行症との関係

素行症は対抗挑戦性障害と同様の症状が見受けられます。自分よりも権威的な人を相手にして、対抗心を抱いてしまったりした時におこります。両者は非常によく似た子供の障害として見られるものです。

いずれにしても、対抗挑戦性障害は、当人へのストレスの関与が起因になっているということ、精神障害の症状のなかにも含まれることがあることが分かっています。

周囲の人の理解が必要です

行動様式の一連をみると、他人ならなるべく避けるのではないでしょうか。しかしもし、子供に症状が見られたら上手に接していく必要があります。まずは大人が感情的にならないことが大切な心得です。

家族だけでは解決できない行動があれば、正常か否かの見極めだけでも精神科、心療内科の専門医に相談を仰ぐことが大切です。大切なことは子供の療法の目処を立てることだけではなく、母親も精神的苦痛に追い込まれないようにすることです。

周囲の理解が必要になる障害です。適切な機関に相談する勇気を持ちましょう。

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