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若い女性にも発症例が多い!卵巣奇形腫について知っておこう

   

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卵巣は、「沈黙の臓器」といわれるほど、炎症がおきても自覚症状に乏しい器官です。そのため、卵巣に異常がおこっていることに気づかず、悪化させるケースが少なくありません。

そこで今回は、若い女性でも発症する可能性がある「卵巣奇形腫」について、お話しします。卵巣腫瘍の中でも、卵巣奇形腫は発生頻度の高いものです。

卵巣奇形腫の兆候がみられた時点で、すぐに適切に対処できるように、知識としてしっかり持っておくことが、自分の身体を守ることにつながるはずです。

卵巣奇形腫って何?どんな人がかかるの?

卵巣は、子宮の左右にある2つの器官で、その大きさは約2~3cm程度です。その小さな臓器が、排卵と女性ホルモンの分泌という、大事な役割を担っています。

卵巣に腫瘍ができた場合、それは良性と悪性、境界悪性の3つに分類されます。卵巣奇形腫は、良性腫瘍に分類されます。

良性とはいっても、腫瘍が大きくなると、茎捻転がおこりやすくなります。これは、卵巣と子宮をつないでいるひも状の器官が、腫瘍の重みでねじれてしまう状態をいいます。

また、卵巣奇形腫の中には、髪の毛や歯、骨などを含むものも多くみられます。10代後半から30代までの女性に多く、基本的には片側の卵巣にのみ発症します。ですが中には、両方の卵巣に発症するケースもあるので、注意が必要です。

卵巣奇形腫になる原因は?どんな症状が出るの?

卵巣奇形腫がおこる原因は、人間が生まれる元である胚細胞によるものと考えられています。

妊娠が成立するためには、卵子と精子が受精して受精卵となり、子宮内膜に着床する必要があります。ですが、卵子の中に受精しないまま細胞分裂してしまうものがあり、これが腫瘍になることがあるといいます。

こうした変化がおこる理由は、現代の医学では解明されていません。ですが、ストレスや自律神経の乱れが関わっていると考えられています。

では、卵巣奇形腫を発症したときにおこる症状についても、お話ししておきましょう。
卵巣奇形腫が大きくなると、下腹部に痛みを感じるようになります。また、前述した茎捻転がおこると、激痛を感じます。場合によっては、緊急手術が必要になることもあります。

また、卵巣奇形腫が他の臓器を圧迫することで、頻尿や便秘、腰痛があらわれることがあります。腹部のサイズが増える女性もいます。

卵巣奇形腫の検査方法と治療方法は?

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卵巣奇形腫が疑われたときには、CT検査やMRI検査が行われます。また、血液検査を行い、腫瘍マーカーをチェックすることもあります。卵巣は目視できませんので、こうした検査によって、卵巣奇形腫かどうかを診断します。

そして、卵巣奇形腫と診断された場合、腫瘍の大きさによって、治療のために手術を行うかどうかを検討します卵巣奇形腫が大きくなると、茎捻転がおこる確率があがること、良性か悪性かの判断は、腫瘍を摘出して病理検査を行わないと確定できないことが、その理由です。

未婚の若い女性の場合は、卵巣奇形腫の手術で腫瘍部分のみを切除することが基本です。開腹手術ではなく、腹腔鏡下手術も可能なので、術式については、お医者さまと相談しましょう。

卵巣奇形腫と併発する病気もあるので注意が必要

卵巣奇形腫に限らず、卵巣腫瘍はその状態によって、卵巣ごと摘出しなければならないことがあります。ですが、卵巣はもともと2つあり、どちらかが残っていれば、妊娠・出産は可能です。

とはいえ、卵巣奇形腫を発症した際、「自己免疫性脳炎」や「卵巣奇形腫の悪性転化」を併発するケースがみられます。

早期発見し、早期治療をするのが基本ですので、下腹部痛やウエストがきつくなってパンツやスカートがはきにくいと感じるなど、これまでと違う症状がみられたら、一度検査を受けることをおすすめします。

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