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体外受精のための排卵誘発法には、どんなものがあるの?

   

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体外受精には、採卵が不可欠です。女性の通常の生理周期では、月に1個しか卵子は排出されないため、一度にたくさんの卵子を排卵させ、その中から元気なものを選ぶというプロセスが大切になります。

そこで、女性の身体の状態に合わせて、最適な排卵誘発法を取り入れます。そこで今回は、体外受精のために行われる排卵誘発法にはどんなものがあるのかについて、お話しします。

体外受精のための排卵誘発法「ロング法」って何?

体外受精のための排卵誘発法の一つに、「ロング法」があります。ロング法とは、ホルモン剤の投与が長期間にわたるため、投薬量も多くなる方法です。

採卵を予定している生理周期の前から、GnRHアゴニスト製剤の点鼻薬を使い、自然の排卵を抑制させながら卵子を成熟させます。採卵する生理周期に入ったら、点鼻薬は継続しつつ、3~11日前後まで卵胞刺激ホルモン(FSH)を注射で投与して排卵を促し、14日目に採卵を行います。

ロング法のメリットとしては、採卵日のスケジュールがコントロールしやすい成熟した卵胞が自然排卵される可能性が少ない一度に複数の卵胞が均等に発育するというメリットがあります。

ですが、注射の回数が多いので治療費が高額になる排卵前の生理周期中は避妊しなければならないという、デメリットがあります。

体外受精のための排卵誘発法「ショート法」って何?

「ショート法」は、ロング法より薬の使用期間が短い排卵誘発法です。採卵する生理周期の1~3日目からGnRHアゴニスト製剤の点鼻薬を使い始めます。それと並行して、排卵を促す卵胞刺激ホルモン(FSH)の注射も行い、生理周期の12日目前後で採卵します。

ショート法のメリットには、治療期間が短い薬の使用量が少なく済む短期間で卵胞を育てることができることがあげられます。

ですが、ホルモンを一気に大量投与するので、悪影響が出るリスクが高い治療の効果を事前に予測するのが難しいという、デメリットもあります。

ロング法と比べると、排卵スケジュールはコントロールしにくいですが、仕事をもっている女性など長期間の通院が難しい人が、短期集中で行いやすい方法です。

体外受精のための排卵誘発法「アンタゴニスト法」って何?

ロング法やショート法を試しても効果が出ない、卵胞が成熟する前に排卵するという体質の女性の場合は、「アンタゴニスト法」がおすすめです。アンタゴニスト法では、採卵する生理周期の3~10日目の間、hMG/rFSH注射を使い、成熟前に卵子が排出するのを抑制します。

アンタゴニスト法のメリットとしては、採卵日を調整しやすい卵胞が成熟する前に排卵することを抑制できるロング法よりも薬の使用量が少なく済むことがあげられます。

ですが、排卵抑制の程度には個人差があるので、卵胞の状態を確認するために複数回の通院を余儀なくされる薬剤の費用が高額であるという、デメリットもあります。そのため、アンタゴニスト法を選択するにあたっては、よく考える必要があるのです。

この3つは高刺激であることを理解して受けよう

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体外受精のための排卵誘発法と聞くと、排卵誘発剤の服用をイメージする人が多いと思います。人工的に排卵をおこすことに変わりはありませんが、排卵誘発剤の場合は低刺激です。ですが、ロング法やショート法、アンタゴニスト法は、ホルモン剤を注射する分、身体には高刺激になります。採卵数は増えますが、その分、身体にかかる負担も大きくなります

そのため、この3つの排卵誘発法を行うにあたっては、きちんと副作用のリスクも説明してもらい、納得のうえで受けるようにしましょう。

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